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支援事例「アプリからテニスガット張り替え注文」

令和 5 年 5 月 21 日 沖縄タイムス経済面掲載

CM や記者会見で周知

 ■ 企業名 株式会社ミュー
 ■ 業 種 サービス業
 ■ 所在地 浦添市
 ■ 資本金 なし
 ■ 創 業 1995年
 ■ 従業員 15人

【相談内容】
 テニスやバトミントンの切れたラケットのガットの張替をスマホのアプリから注文して、コンビニを使い発送受取りやご自宅へお届けする全国初のサービスを始めた。初めての試みなのでどう周知させれば良いか。

【回答】 
 県内のテニス愛好者で「テニスカレッジ・ミュー」を知らない人はいないと思える。4歳から入会でき、小中高とレベルをあげプロになった学生もいる。社会人から始めた人も多く会員数は県内一である。支えるコーチ陣も宮城光男代表を始めレベルが高く充実している。さらに日焼けを避けられる屋内で空調完備の安謝アーバンアリーナ(AUA)を開設するなど、スポーツする側に潜在するニーズへしっかり対応している。
 今回のスマホのアプリでガット張替えをオーダーするストリングデリバリーサービス合同会社と連携することにも感心させられたが、同時に心配にもなった。県の「稼ぐ企業連携支援事業」に採択され広告宣伝費は予算化されていたが、サービス内容が細かいので、どう伝えていくかが課題である。

ガット張り替え LINE 専用アプリ「ストデリ」

 メーカー選択や張りの強さ、受け取り日、場所の指定、決済を全てアプリだけで行う。ラケットはコンビニに持参、配送業者がAUA内のショップに届け、仕上がったラケットは指定の場所に届ける。この仕組みを解説するネット動画は作られていたが、テレビ局にCMとして搬入できていなかった。
 それらの課題をクリアできる制作会社を紹介して15秒CMを制作、CM閑散期の2月が放送本数を多くできる最適期と提案した。CMだけでなく、広報で記者会見も提案。全国初のサービスは多くの人が利便性を享受でき、県の支援事業にも沿っていたのが提案理由である。沖縄県庁記者クラブでの会見には、事前に記者からの想定質問を伝え対応した。
 会見後のテレビ放送や新聞掲載には県内テニス関係者からの問い合わせが増え、CM放送後は体験入学者が増えた。WEB広告の反応はガット張りの問い合わせが増えた。
 相談者は今回の広報と広告の経験から次回から自社でできると言うので、引き続きサポートしていきたい。
 問い合わせはストリングデリバリーサービス合同会社、電話080(3951)4545
(県よろず支援拠点コーディネーター・嘉数純)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12512138.html


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