Ｎｏ．８６５　ステキに出会う！

何年前の事だったか、息子が先輩から教えてもらった結婚披露宴でのテーブルスピーチに感激したというお話です。私もその話を聞いて、思わず唸ってしまいました。

「おめでとうございます！
好きな者同士の晴れやかな結婚式はいつ出席してもいいものです。迷いなく、純粋に信じ合い、頼り合い、愛し合う姿は美しい。
　そこで、長年連れ添った先輩の経験を少し話させて下さい。
家庭を作り親になるには、これまでのように『スキ』だけで夫婦や家庭が作られ守られている訳には行きません。
テキトーではなく、『手を入れ、手をかける』ことが大切です。そうやって、今までの『スキ』から『ステキ』に変化して行きます。
どうか、素敵な夫婦に、素敵な家族に、素敵な家庭にして下さい。」

６０代後半だった私が、ステキに出会ったスピーチでした。
ん～、トレビアン！
その、最初に言った人物のことが、とてもゆかしく思われます。

※画像は、クリエイター・村木藤志郎さんの、タイトル「撮影5日目　クライマックスの披露宴シーン　映画「第3のセルベッサ」制作日記2021年5月8日」の１葉をかたじけなくしました。新婦の前のめりになってスピーチに聞き入るような姿が印象的です。お礼申し上げます。