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保護猫を広めるための本を作りたい、その想いを応援してくれた人がいました

先日、ツイッターにてある報告とアンケートのお願いをするため、こんな漫画を投稿しました。

はじめての猫_001

はじめての猫_002

はじめての猫_003

はじめての猫_004


要約すると、

「保護猫を広められる本を作りたい」
「それには私の体験談以外のたくさんのリアルな声が必要」
「中身のある本にしたいからこそ、みなさんの話を聞かせてほしい」

こんなお願いを、ツイッターでフォローしてくれている人たちに向けて呼びかけました。

投稿してみて数分。
いつもより多いRTやいいね・リプの通知に、まず驚きました。
猫と暮らしていないフォロワーも「応援したい!」という引用メッセージを添えて、RTやいいねという形で拡散してくれたのです。
ありがたいなぁ、なんていい人が多いんだ…そう思っていたのも束の間。

予想を超える反応・拡散

投稿して1時間。
なんとRTは1000件を超えました。1時間で1000。1000。(驚きすぎて3度言う)
驚いている間にもどんどん増えていく数字を、放心状態でただボーッと眺めていました。
最終的にRT数1.5万超、リプ数550超、いいね数2万超という恐ろしい数を叩き出し、私自身震えておりました。

それだけたくさんの人たちが、「保護猫を広める本が必要だ」と背中をおしてくれたのです。これ以上の感激と感謝はありません。
ご協力していただいた皆様、どうもありがとうございます。

そして集まったリプの熱いこと熱いこと…!
お時間がある方はぜひ読んでほしいです。
ほっこりするリプから、涙なしには読めないリプ、共感の嵐がふくリプ。そして時には可愛い猫ちゃんの写真も添えて。
一つ一つが愛情と信念が込められていて、あらためて「こんなにたくさんの猫たちが幸せになっているという事実にも目を向けたい」と思いました。

一冊の本の向こうに

先の漫画にも描いた通り、最初は「猫の日常漫画コミックエッセイ」として打診をうけてスタートしたこの企画。
しかし「保護猫を広める為の漫画にしたい」という私の想いがあり、どうにかその方向性に変えていきたい。それにむけて、賛同してくださった担当さんと二人で試行錯誤していました。

とはいえ、1冊の本は一人・二人で作れるものではありません。
著者である私以外に、担当さんを含む編集部の方々・デザイナーさん・校正、校閲してくださる方・監修してくださる先生方・印刷所の方々。
それを届けてくださる書店・書店員のみなさま。
そして最も重要なのは、その本を「必要」としている読者の方がいるかどうか。

たかが本の一冊。と思われる方もいるかもしれませんが、一冊の本の向こうにはたくさんの人の努力と労力・生活がかかっています。
そう考えると、私個人の「保護猫を広める本を作りたい」という気持ちだけで本の舵を取るのは難しいものがありました。

アンケートで見えた「必要性」

しかし今回のアンケートで、山のようにいただいた「そういう本が必要だと思っていた!」と言う声。
今まで見えていなかった「この本を必要とする人」がこんなにもたくさんいたことに、担当さんと一緒に驚きました。

それまでは本の方向性について確たる自信があったわけでもないし、説得できる材料もなかった私たちですが、このアンケートで迷いは消えました。
たくさんの人たちに協力してもらった分、より「良い一冊を作ろう!」という気持ちに燃えています。

本の内容をちょっとだけ…

まだ途中段階なので変更もあるかもしれないですが、ざっと本の構成を紹介していこうと思います。

・保護猫を家に迎えるまでの漫画(+コラム)
・みんなのケーススタディ漫画
・保護猫施設への取材レポ漫画(+ねこQ&A)
・お家にお迎え漫画(+コラム)

という構成で今の所すすんでいます。(しつこくなりますが変更になる可能性もあります)
それぞれ、どんな内容になるかちょっとずつだけ説明させてください。

・保護猫を家に迎えるまでの話

まず初めにこの本のきっかけになったとも言える、保護猫ちゃんを家に迎えるまでの話を収録します。
無知な私が保護猫のことを知り、調べたり足を運んだりしながら愛猫しらすと運命の出会いをした話です。
ツイッターでは漫画で淡々と私目線の体験談漫画として公開しましたが、書籍では随所にコラムを加え、保護猫に関するより専門的な知識・情報を追加して「漫画を読みながら保護猫の知識を深める」内容にしていこうと思っています。

コラムには部分的にアンケートのリプを抜粋して使わせていただく予定なので、楽しみにしていてください。

・みんなのケーススタディ漫画

これはまさに今回のアンケートなしではできなかった内容。
「保護猫の漫画をつくりたい」といっても、私自身の体験なんてまだまだ少なく、情報不足。だからこそ様々な例を聞かせてもらい、内容の濃い本をつくれるようにとアンケートをお願いしました。

アンケートで聞かせてもらったエピソードを抜粋し、その体験を私が漫画にして例として紹介させてもらいます。
病気猫や、多頭保護、病気猫など、様々なケースを紹介し、「かわいい、だけで保護できるわけじゃない」という現実を実体験でご紹介していきたいと思います。
みなさんが投稿してくださったリプの体験談の中から数例をドキュメンタリー漫画にさせてもらうので、私も今から楽しみな部分です。
(漫画にさせていただきたいアカウント様には今後事前にお願いの連絡を差し上げるのでご理解お願い致します)

・保護猫施設への取材レポ漫画

これもありがたいことなのですが、保護施設様にも賛同していただき何件かの保護猫施設様への取材が決まっております。
(団体名様の名前に関してはまだここでは言えないので、お伝えできるタイミングまでお待ちください…!)

取材アポが取れて来週から随時取材が始まるので、私自身とてもドキドキしています・・。そこで知り得た情報や体験、現地の空気感などをお伝えできたらと思うのでご期待ください。

章の最後には、保護猫を引き取る上でのQ&Aも載せさせていただきます。
ここでもアンケートのリプを抜粋して使わせていただきます。

・お家にお迎え漫画

最後に、私が猫をお家にお迎えした際の準備や困ったこと・生活が変わったこと・大変だったことなどをまとめて漫画にしていこうと思います。
猫と暮らしたことがない人にとって「猫との暮らし」は未開の地。
そういった人に猫との暮らしをリアルに感じてもらえるよう、しらすとの毎日で気づいた事を漫画にしていこうと思います。
コラムを交えて簡単な「猫のお迎えマニュアル」みたいな雰囲気で作れたらいいなと思っています。

現在全力でつくっています!

長々と語ってしまいましたが、現在絶賛原稿作業中です。

他の仕事とも平行作業ではありますが、ここから年末年始までは書籍作業に追われてドッタバタと集中作業しております。
無事校了できても発売前作業もたくさんあるので、発売日まではネット上では息していないかもしれません…。

そんな圧迫したスケジュールのため、毎週木曜定期的に書いていた猫漫画はしばらくお休みさせてもらうことになります。楽しみにしてくれていた方、すいません。(不定期で投稿するので、描かないわけではないです)
その分、良い本を作ることに全振りします!

今話せることはここまでなのですが、ここからどんどん情報をだせるタイミングでツイッターやnoteで情報解禁していこうと思います。

発売までは漫画に全集中して、自分自身も・応援して協力してくださった方にも納得してもらえるような一冊を作ろうと思っています。

温かく見守っていただけると幸いです。
読んでいただきありがとうございます。

オキエイコ

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