沖縄移住の悩み:婚活。一生独身か?

婚活するか、それが問題だ

沖縄移住で悩ましいのは、結婚の問題だ。ウチナンチュは大学進学もせず、高卒で働くケースも多い。結婚は内地と比べて早い。そして子だくさんだ。貧困率の高さから離婚率も高いという。特に長男と結婚すると大変らしい。移住してから直接聞いたことはないが、確かに沖縄男児は仕事ができない。そのくせ態度だけは偉そうだ。飲み会では、沖縄女性陣からこの愚痴を延々と聞かされることになる。「俺はこの生き方でいいと思ってる」とドヤ顔した翌日には、大失敗して人生詰みかかってた。それでもダメっぷりが愛おしいとダメンズの魅力を熱弁される飲み会もあった。沖縄女性は世話好きと聞いたことがあるが、ここで聞かされたエピソードからは納得するしかない。

沖縄は既婚だらけ

移住者は伴侶がいるケースが多い気がするのだが、どうだろうか。夫婦で仕事を辞めるなどして移住するケースでは、伴侶と一緒、家族連れであれば家族単位での行動が基本となる。祝日も家族で過ごすだろうし、彼らの聖域を邪魔する気はない。
家族連れでも飲み会好きで、むしろ嫁を避けるために飲みに繰り出す同僚もいる。「嫁はどうにかして酒を飲まさない口実を作ろうとしている、だが酒がないと死ぬ」という同僚は何度もプロポーズを断られたというから、溺愛しているには違いないんだけど、怒られながら今日も飲む。夜中に呼び出してくるのは迷惑なんだけど、酒は楽しいから一緒に飲む。飲みの場は楽しいが、こちらは独身のままなのは変わらない。

かくして、今日も独身だ。沖縄県内のコミュ二ティは既にできており、大半は既婚だ。結果、独身で移住したが最後、独身のまま孤独な生活を強いられることとなる。ワーホリ、短期バイトといった期間限定の移住ならよい。だがいつまで住むかわからず、仕事も長くなりそうな場合はどうしたらよいのか。詰んでいる。

初婚であれば、離婚して子供を育てつつ収入源を探す方々の再婚相手として狙われるのも困る。もちろん、双方の合意と愛があればよい。だがこのケースにも注意した方がいいらしい。挙げ句の果てには、親族が居候してくるパターンもあるらしい。怖いな。

独身に厳しい島

かくして、困り果ててしまった。移住者同士で仲良くするケースもあるようだが、主張が強い人も多く仲良くなれないケースもあるようだ。中南部には移住者がコミュニティを作っている場所もあるという。例えば、中部にはシリコンバレー的なIT関係のコミュニティがあったりするそうだ。適度な距離感と言いつつも、行動しないと輪は広がらないし、大変だよね、と思う。

とりあえずの結論:孤独なまま走るしか

「沖縄移住したい伴侶を見つけてから移住する」といった器用な真似ができる人もいるんだろうか。きっと、移住はそんなタイミングでは決まらない。仕事が決まって移住が決まったパターンでは、ふとしたタイミングで縁ができて沖縄へ移住するケースが大半ではなかろうか。
タイミングには諦めて、新生活への期待を胸に踊らせながらも、本州との違いとカルチャーショックに驚いたり挫折したときには孤独を寂しく思う。困ったものだ。ほんま、沖縄移住で友達に囲まれて充実してる皆さん、どうしてんの、というのが永遠の課題。若い頃旅行で来たときも、友達できなくて苦労したような。
仕事仲間はいるんだけど、みんなプライベートでは呼んでくれないし、それぞれの家庭や事情があるんだろう。ここらへんもシャイだったりして、一方的に遠慮されているケースがある。この場合は、タイミングが合うと一気に仲良くなる。ただ、いつまでも若い頃のノリで気軽にいけないのも事実。困り果てた。
そんなわけで、独身には時間だけがあるのである。若い頃、仕事の後一緒にドライブ連れてかれてデートスポットのショッピングモールを夜景見ながら散歩して、その後も飲んで夜通し熱く語ったの、あれはたぶんアプローチだったんだと妄想するたびに後悔する。シャイだな(でも怒ると怖い。しかし基本は情熱的で親切)。昔からタイミングを逃す能力には定評がある。こんな性格だから今も独身なんだろう(ため息)。

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