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初心忘れるべからず

経験を重ねてくると、これまでの自分のやり方が固定化されて、新しいものに挑戦することが難しくなりませんか?

来週から大学院では、課題研究のための2週間の実習が始まります。これまで4ヶ月間、学んできたことを実際に現場で試してみるのです。自分が立てた課題研究の検証のために行います。

これまで何十回と指導案を書き上げてきました。教師としての経験値が上がると、だんだんとストレートど直球の授業よりも、さらに、という欲が出てくるようになり、変化球を求めるようになります。自分の力量を試したくなるのです。

教授が私の指導案を見て、ど直球の感想。

「この授業についてこれない子はどうするの?」

そうだった。今回のクラスは、飛び込みで行う授業。今、私は、実際に目の前で授業を受ける子どもたちのことを、何1つ知らないのだ…

変化球ばかりにこだわって、直球ストレートには目もくれなかった。でも子どもにとっては、直球の方が、見極めがしやすいのかもしれない…どの子もそれぞれのヒットを打てるようにするためには、ど直球で、王道で、勝負することが大切かもでしれない…

そんな当たり前のことを忘れていた。初心忘れるべからず。だれのための授業なのか、そんな当たり前のことをもう一度問いなおさなくては…

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