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研・技術研究所

始めましての方もそうでない方もこんにちは。

大原研二と申します。

ワタクシ役者をやっているわけですが、このコロナ禍で人と直接やり取りをする機会が強制的に抑えられたことで、以前にも増してコミュニケーションとは難しいものだなあと感じておりました。

自粛警察、SNS上での誹謗中傷、政治家や報道への不信、ウイルスという目に見えないけど確実に存在するというものの影響は、以前よりも多分にあるのだろうと思います。

役者と言う職業柄、ほとんどの職場で初めましての方々とはっきりと目に見えない初めて作るものに向かって、自分ではない誰かを演じるということをしていると、こういった目に見えない漠然とした不安とは常に闘っているようなところがあるものです。

特に僕が主な活動の場としている演劇で、そういう不安と闘いながら、たくさんの人たちと一つの形を作り出していくための武器としているものは、想像力とコミュニケーションだと常々感じております。

普段はお芝居をするために研鑽しているこのスキルですが、コロナ禍の影響で日々目に入ってくる心痛む事件、事件と呼ぶには小さい数々の衝突、そういったものを見ていると、僕らのやっていることの中にはお芝居をする人以外にも有用なスキルがあるんじゃないかと思わずにいられないところがありまして、まあそんなに大層なものではないですし、それこそ目に見えて分かるものではないので「はぁ?」てなもんだと思いますけど、お芝居を専門的にやってきた側としてはちょっと確信めいたものはあるのです。

演劇の現場の他の職場よりもかなり特殊なところは、「失敗が許される」ことではないかと思います。

まだ目にしたことをないものを作ろうとしている以上、誰もどこまで良いものになるか分からないので、トライ&エラーを繰り返してその度にじゃあこうしようああしようということをすることが生産的であることを経験的に知っているから。効率で言ったら違うかもだけど、効率優先だとここまでと決めたものしかできないのでね。そら設計図通りなので安心感はあるでしょうが、あまりやらない。

あ、確かに失敗を許さないパワハラまがいの現場も存在するのは否定はしませんけど、そっちの方がレアなので。

「失敗が許される」これはかなり今の日本社会の中では面白いところじゃないかと思っていて、「失敗が許される」ってことは「失敗を認めていい」ってことで、良い役者さんほどすぐ失敗を認めて、どうしてそうなったのか検証し、より良い修正ができて現場に良い影響を与えてくれます。そのスピード感は不信ではなく信頼を与えてくれるからだと思います。

この辺のスキルなんかは安倍さんに教えてあげたいくらいです。

話がそれました。そういう現場では実は良い失敗をするスキルがたくさん詰まっています。僕はあくまで役者と言う立場からで、そのスキルもまだまだ研鑽の最中ではありますが、同じ役者の方々はもちろん、そうではないけど解決したいお悩みをお持ちの方々とそのスキルについて考え、研ぎ澄まし、利用するための場所を作ってみようと思っています。

『研・技術研究所』と名付けて、具体的な内容はまた別に書いていこうと思いますが、いろんな方々のご支援ご協力をお願いしつつ、内容もその都度考えていけたらいいなと思っております。

とりあえずはご報告まで。

どうぞよろしくお願いいたします。


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俳優。DULL-COLORED POP所属(www.dcpop.org)・一般社団法人TOHOKU Roots Project理事。 主に舞台・小劇場にて活動。 映像出演には『アウトレイジ』など。 【HP】www.oharakenji.com【twitter】 @oken2dry
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