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透明階段

透明階段

偶にもう全部手放したくなるのね。私の名前も過去も私が染み付いてしまっている何もかもを全部手放して、透明な階段を思いっきり駆け上がりたくなるのね。一段落登るごとに、自分の鱗がキラキラと反射しながら零れ落ちていく様子を想像するの。それで、最後の一片は、昼間の流れ星って珍しいなって、授業中に空を見ている女の子に思ってもらって消えたいのね。 でも、改めて見渡すと手放さなきゃいけないものが多すぎて面倒になるのね。引っ越しって面倒じゃないですか、それと同じです。キラキラ消えることすら許さ

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義母のネイル

義母のネイル

著者:六甲茂子(ロコモコ) 80代の義母はポルトガル系アメリカ人です。もう殆ど歩くことが出来ず、このご時世もあって外に出ることは滅多にないのですが、それでも家では必ずカツラ(いくつも持っている)をかぶり、メイクは欠かしません。そのせいか実年齢よりも若く見られることも多く、まんざらでもないようです。因みに西川ヘレンさんにそっくりです。 特に両手の爪は長く伸ばしており、いかにも年配アメリカ人女性が好みそうな真っ赤やショッキングピンクなどの派手な色を塗っています。 ただこれに

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「夏の匂いがわからない」彼にわたしは、救われた。

「夏の匂いがわからない」彼にわたしは、救われた。

わたしの恋人は、夏の匂いがわからない。 夏の匂いだけじゃなくて、金木犀の香りが空気に溶けはじめたら「秋がきたなあ」と感じることとか、春になったら明るい色の服を身に纏いたくなる気持ちとか、そういった季節にまつわるものすべて、「わからない」のだと言う。 「菜波は俺が、夏の匂いがわからない人でもいいの?」 以前、彼にそう聞かれたことがある。 「それでも、いいよ。」 そのときのわたしは、たしかそう答えたような気がする。 だけど今同じことを聞かれたら、 「それでも、いいよ

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10/24-「幸せになった」

10/24-「幸せになった」

「幸せになった」最近本当にこんなふうに思うようになりました。 私は、この世の中をつくり・はたらく世代が「幸せだ」と感じ、愛から働く瞬間が増えたらいいのにと心の底から思っています。 全てに愛はあるよ、と究極的にはそうなのだろうけれど、やはりとてもそうとは思えないやりとりが沢山なされる世の中に大きな違和感を感じ、「まずは私がいつも愛から生きられるように」と新卒で独立の道を選びました。 仕事がうまく進まない夜は、いったい新卒のキャリア選択はこれで良かったのかしらと不安になるけ

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296.サステナブルについて考えてみた話。

296.サステナブルについて考えてみた話。

皆さん、今日も1日お疲れ様です。 本日は、土曜日ですね。 疲れた体を、土日で癒やして下さいね。 さて、早速本題に移りたいと思います。 本日のテーマは、「サステナブル」についてお話ししていきたいと思います。 今回の内容は、今朝stand.fmにて収録しました。 その内容を簡単に文字起こししたいと思います。 まず、今回の話は結論がありません。 僕の考え、価値観をお伝えします。 タイトルは、「サステナブルについて考えてみた話。」 最近、サステナブル、SDGSという言

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DOT.

DOT.

その一瞬が、その一言が、これからの何もかもを変えてしまう。 そんな冗談めいたことが本当にあるなんてこと、信じていなかった。 あの日、あの場所で、全てが悪戯に、偶然みたいな素ぶりしてさ。 僕はいつもどおりに自分のわがままだけで飛び出しただけなのに。 あなたはずっと笑っていたね。澄んだ瞳の向こうに夢見る強さ感じてた。 永遠なんて言葉は嘘だって知っていたのに、見えない事実が寂しくて。 大声で笑い合えた大切な時間も、生絲みたいな儚さで切れて消えた。 明日は必ず来るなんて素朴な蒼

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私は期限を先延ばさない
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私は期限を先延ばさない

期限を先延ばしにしても良いモノが生まれる訳ではない9月に読んだ本『「後回し」にしない技術』に書かれていた一節です。 この「締め切り」に関する章を読んだ瞬間に、私は思わず「確かに!」と声を出したくなる程はっと気付かされました。 何かに対して期限を付けて挑んだ時、私はよく「もっと時間があればよかったのに」なんて考えてしまいます。 でも、実は知っているんです。 その期限を仮に1週間延ばしたとしても同じ事を来週も言っている と。 私は昔から本当に切羽詰まらないとやるべき事を

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神保町.02
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神保町.02

今日の2軒目。 共立女子大学近くの上品な感じがする ロイヤルホストを真っ直ぐ進んだ先の 交差点近くにあるコーヒースタンド。 〔Glitch Coffee and Roasters〕 今は19:00までやってる。 お洒落な雰囲気のカフェ。 イケイケな感じの男性2人が働いてて、入るとちょっと緊張するけど、お店の中はちょうどいい音楽の音量で落ち着く。カウンターと2人テーブルがあるから1人でも2人でも大丈夫そう。 暗くなってくると、外のライトアップと相まって照明がいい雰囲気を作り

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大抵のことはそこそこ頑張ればなんとかなると思ってた

大抵のことはそこそこ頑張ればなんとかなると思ってた

今年に入ってから、 ふと思いたって通院をはじめた。 周りからの暗に送られてくる圧と、 『早い方がいいにこしたことない』 というのは、わかっちゃいるけど 決められない。 そんな自分との葛藤があった。 まだ、“その時”じゃないと いろいろ心の中で言い訳してきた自分だが、 いよいよ、 “いまだ!” というトキノコエが発動した。 近くの専門病院を比較して、 予約を入れる。 ほどなくして、予約日になり、 カウンセリングののち通院を開始した。 月に2、3回血液検査

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オススメ小説家「水野敬也さん」
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オススメ小説家「水野敬也さん」

初めまして、しばこーと申します。 小説家の水野敬也さんを知っていますか? このnoteではドハマりしている 水野敬也さんの小説と魅力を紹介します。 ぜひ最後まで読んで 気になる方は手に取ってみてください。 夢をかなえるゾウ 一番有名な作品は”夢をかなえるゾウ”でしょう。 お前なあ、このままやと2000%成功でけへんで。 ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ"。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン

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