「ぼく達」から「みんな」のマエボンへ
これはちょっと前。これは8月の終わりの出来事です。
残り5分。全てのページは届くのか。
「マエボン」最終入稿日の8月31日。
この日は一時入稿・校正を済ませた完成版を各メンバーが24時までに最終アップする約束でした。
編集チームは21時からzoom内で作業をしながら、すでに保存されているページのデータをチェックするなど、出来ることを一つずつ確認していきます。
月末の金曜日ということもあり、仕事や学校でなかなか作業に取りかかれないメンバーも。しかし、一人ひとりが仕事終わりの職場や帰り道にスマホから確認をしていきました。
予定よりもデータが集まらないまま時計の針は22時を回ります。しかし徐々にSNS上には書き込みが増えていきます。編集チームのzoomには最後の相談や確認をする書き込み通知の着信音が次々と鳴っていました。
編集・確認チーム以外にもメンバーは自分に出来る形で制作をサポートします。
メンバーの一人、横山さんは各デザイナーがスムーズに作業を進められるよう入稿のための解説動画を作成していました。
他にも保存されたデータを自ら確認し集約するなど、編集チームの負担が減るように事前に動いていました。ナイスチームプレイ!
締切日ならではのトラブルも!
デザイン確認の合間にふと雑誌の値段を計算すると、予定よりも1円が違うことが判明。急いで上岡さんがJANコードやバーコードを作り直し、差し替えるということもありました。
またページのテンプレートを勘違いし、慌てて作り直そうとしてしまうメンバーも。結局それは勘違いに終わったものの、直前だからこそのトラブルがたくさん起こりました。
まさに夏休みの宿題を急いで終わらせるような慌ただしさ。
しかし、笑いながらもそれをカバーし合う前田デザイン室らしいやりとりがそこにはありました。
ついに来た、約束の時
締切に向かって、急いで仕上げるデザイナーたち。
編集チームへのSNS通知は一時的に静かになりました。
それだけ、各デザイナーが最後の追い込みをかけ集中していたのだと思います。
そして、ついに迎えた締切の24時。
ついにマエボン完成に向かって更なる一歩を踏み出した瞬間!
と、思いきや。
子どもの宿題とは違い、最後の最後までクオリティを追求していく。
ただ楽しむだけでなく、より良いものを!
まさに前田デザイン室が掲げる「おもろ!たのし!いいな!」を体現する姿が見えました。
前田さんは笑いながらこう言いました。
「みんな、最後のあがきや」
7期生募集開始!!
また最終入稿締切と同時に、この日は前田デザイン室7期生の募集も開始!
今回は久しぶりの20名追加という大幅増員。
マエボン編集チームとは別にFacebookでは新入生の緊張を少しでもほぐせるよう、新たに運営メンバーの一員になったけーらんさんがスレッドを準備してお出迎え。
そして24時。この瞬間を狙って、入会手続きを準備していた方もいた様子!!
新メンバーがスムーズに入会出来るのも、毎回のことながら運営の三浦さんが入会対応をしてくださるおかげです。
マエボン編集中も次々と入会通知やメッセージが前田さんの元には届きます。
自己紹介スレッドにも早速書き込みが見られ、経験問わず新しいメンバーが続々とコミュニティの一員になっていきました!
前回よりも早いペースで入会メッセージが届くため、前田さんはそちらも気になる様子。しかし、この時ばかりはマエボンが最優先!
浜田編集長、編集チーム一丸となって全データを一つずつ確認していきました。
「ぼく達」から「みんな」の雑誌へ
マエボン完成に向け、ついに全ページが揃った2018年9月1日。
そして、
100人という大枠を超える新たなメンバーが仲間になった2018年9月1日。
間違いなく前田デザイン室にとって、
新たな1ページが追加された1日になっているはずです。
今ままで自分達で楽しみながら制作してきた「ぼく達のマエボン」は、
ここからは、手に取ってくれた人たちに向けた「みんなのマエボン」へ。
マエボン完成まで残りわずか。
たくさんの方のおかげでここまで進めることができました。
広告枠を購入いただきマエボンの制作を応援してくださった中村圭さん、大谷キミトさんには、感謝の気持ちだけでなく、一緒に楽しんでくださっている事を本当に嬉しく思います!
制作メンバーだけでなく、サロンメンバー全員が少しずつ自分にできることを発揮して出来上がっていく前田デザイン室初の雑誌、「前ボン」。
新メンバーの皆さんはもちろん、マエボンに携わる全ての人が“HAPPY LOOP”で笑顔になれますように!
◾️大久保忠尚
いただいたサポートは取材や今後の作品のために使いたいと思います。あと、フラペチーノが飲みたいです。