もしアンパンマンが現代の人間を助けようとしたら…

うまく心が温まらない
温もりすらほしくない

なにがほしいのか自分でもわからない

多分
つながりかな
つながりの証しかな

これかこれかと思ってきたけど、大概裏切られた

疲れたし、もう欲しがるのもやめよう

でも、欲しい物は確かにあるんだよな
底の方で自分はうめいてる

そんな人間にアンパンマン、なにをあげる?



欲しいと言われたものをあげ続ける
ただそれだけでいいのか
いやそれだけじゃだめだ

パンをあげてもまたパンを求められる
貧乏な人に金をあげてもまた求められ
病気の人に薬をあげてもまた求められる
つながりの証や、安心や確証を欲しい人に
物理的に横にいてもまた求められる

欲しいと言われたものをあげるだけじゃダメなんだ

みんなに渡して等しく
必要なものになる何かを渡さなきゃ

それを探求せねば

わかってくれるよう話さなきゃ

わかってくれるよう時間を使わなきゃ

わかってくれるよう、まずは金と薬を

温めていけるよう、薪を探してこなきゃ

…アンパンマンは自分の顔がなくなっていたのに気付きました

っていうか気付きも出来ず無くしてました

残りの小麦粉は底をついてる
ジャムおじさんは泣いている
でもアンパンマンの生き方は変えてやれない

ラストでアンパンマンは自分を救えるのか

アンパンマンは自分すら救う術を知らなかったのか

で、
みんな結局悩んでる
苦しんでるって話

みんな同じように苦しんでるんだからみんなで元気になりたいぜ

そういう道が絶対ある

だから一緒に探そうよ

※2010年自分が大学四年の時にこんなことを考えてたんだなーと振り返りました。
重いですねw
でも、鋭敏で大事なことを感じてたんだなと懐かしく思います

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