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フリーランスの編集者からSmartHRのインハウスエディターになりました

みなさんこんにちは、今日の入社エントリーの時間です。
よってらっしゃい見てらっしゃい、拙者、せっちん丸と申します。

こないだまでフリーランスの編集者/ライター/コンテンツマーケターとして働いていたのですが、2019年の12月から、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供する株式会社SmartHRに入社しました。イェイ。

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めっちゃ逆光やないか〜い(「S」のポーズ)

…ということで、今回のnoteでは、入社してからのアレコレや、どうしてフリーランスからSmartHRに入社することになったかなどをお話できたらと思います。バッチコイ!

長いけど、最後まで読んでね!最後まで読んでくれた方には黒飴などをあげます👐●💨

↑入社4日前、台湾にて、触ると死ぬカタツムリと一緒に撮った写真です。

👌SmartHRとは?

さて、まずはSmartHRについてダバダバーっと説明します。

みなさんは「労務」というお仕事をご存知でしょうか。

「労務」は、社会保険の手続き、給与計算、年末調整、交通費計算、入社・退職手続きなどなど。会社を経営する上では欠かせない、ヒトに関わる仕事をする職業です。

営業の方がゴリゴリ営業に専念できるのも、デザイナーの方がバリバリデザインに集中できるのも、労務のみなさんのがんばりがあるからです。

少子高齢化が進む日本では、労働人口がどんどん減っているにも関わらず、労働生産性が海外と比較してめちゃくちゃ低いという現状があります。

だからこそ、働き方改革や〜!ってことで国も民間も必死でやっているにも関わらず、多くの会社で、社内の働き方をよくするための旗振り役である労務担当の人がパツパツになってしまっている現状があります。

それはなぜか?

🌋ペーパーワークがモリモリだからです🌋

令和の時代もはじまり、いろいろと労務領域も新しいことをやっていこう!という流れはあるものの、まだまだ紙だらけなのが現状です。

そんな紙だらけの労務の仕事を、Webでサクッとやっちまおうぜ!ついでにデータも蓄積して色んなサービスで使えるようにしようぜ!ってことで誕生したのが、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」です。

お客様の中には、ソフトを活用したことで、労務の業務量が80%減になった紙の使用量が1/3になったなど、嬉しい声が日々あがっているみたいです。

ここで空いた工数を使って労務の方は業務フローの見直しができたり、
新しい人事制度を考えたりと、よりクリエイティブな仕事に時間を費やすことができるようになります。
そして、従業員のみなさんがいきいきと働くための環境づくりに注力できるというわけです。

サービス紹介が長くなりましたが、続きはWebで!(これもWebやないか〜い)

✍どうしてSmartHRに入社したのか?

入社理由を語るにあたって、これまでの経歴にも触れておきます。

👦岐阜県下呂市で生まれ育つ

🏡兵庫県の大学へ行く
NGOの活動でフィリピンで家を5軒建てたりする。

👐マッサージ屋さんを運営してる会社に新卒入社。
2店舗の店長と自社のマーケティング担当やる。

💻Webマーケティング支援会社に転職
企業向けにSEO/コンテンツマーケのコンサル・アナリストとしてWeb集客の支援をおこなう。

📓フリーランスの編集者/ライター/コンテンツマーケター
BtoB/BtoCのオウンドメディアの編集、マーケティングのお手伝いをしてました。ライターとしては新R25さんRettyグルメニュースさんなどにお世話になりました。

🎉SmartHRのインハウスエディター(オウンドメディアの編集や導入事例、各種コンテンツいろいろやるマン)

こんな感じの職歴です。まぁまぁ謎です。

フリーランス時代の悩み

前職で働いているときに、会社の提供するサービスと自分のやりたいことにギャップを感じて、退職することを決意。
転職するかも悩みましたが、当時行きたい!と思う会社がなかったのと、フリーランスで働いてみる方がなんとなく面白そうだ!と考えて、わりとだいぶ勢いで独立しました。
ありがたいことに知り合い経由で仕事もいただき、中には想像以上の成果につながるプロジェクトもありました。

家で働けるし、ある程度は働きたい人と働けるし、日中はカレー屋とか銭湯行けるし、本当にありがたいことに前より収入は上がったし、一見するとそれなりに軌道に乗っているようにも思えたのですが、いつも心のどこかに「今はこれでいいけど、この先を考えると本当にこれでいいのか?」という引っかかりがありました。
(誤解のないようにいうと、フリーランスになった選択は絶対に間違っていなかったし、総じて刺激的な時間でした。)

フリーランス時代のお悩み一覧

・キャリアの先が見えにくい(法人化?フリー?それとも会社員?)
・稼げる仕事をやるためには、スキルの切り売りになりがち
・相談できる人がいない
・さみしい
・案件の有無による収入の変動がある
・自分以外の替えが効かないことへの不安感
・漠然とした孤独感がある(さみしい)
・税金がデケェ
・社会的信用が低い(家とかクレカとか作りにくい)
・さみしい
・さみしい(さみしい)

などなど。
程度は人によって違うと思いますが、フリーランスで働いている人はなんとなくこんな感じの悩みを持ってるんじゃないかなと。
特に、スキルアップ面と、孤独感(さみしさ)。これが僕にとっては大きかった。(フリーランスにもいろいろな形態がありますし、単純に働くにあたっての僕の適正の話です)

妻の上司、高木新平さんが書かれてたフリーランスについての記事はすごく当時の自分には響きました。

所詮自分も、代替可能な存在になっていた。目の前の安い自由さと手取りに釣られ、20代の貴重な成長期をなんとなく過ごしてしまった。気がつけば、不自由な組織のなかで泥臭く経験を重ねた奴が機会を獲得するようになり、一方で僕は人生の選択肢が狭くなっていた。

誰も教えてくれなかった「フリーランスは厳しい」ではなく「甘い」という真実。

もうすぐ30代。2019年には結婚もした。
このままでも決して悪くはないけど、「悪くない」の先に未来はない。つまんない自分になる。欲を出せ。
もっと大きく。もっと、ひとりではできない挑戦はないだろうか。

そんなことを思っていたとき、インターネットの大先輩、澤山モッツァレラさんがSmartHRのインハウスエディターである ふじじゅんさんを紹介してくれました。

いつの間にか月3で遊ぶようになったふじじゅんさん。沼津旅行にも行きました。
そしてある日、「今、SmartHRでインハウスエディター募集してるんだけど、You、Joinしちゃいなよ🍢」と言われ、何回かお話を聞きにいって、インサイドセールスの446さんやカスタマーサクセスのつるっしーさんともおしゃべりし、選考に進むことを決意。

うれしいことに内定をいただき、今ではふじじゅんさんとたくみさんと、マーケティングチームのメディアユニットのメンバーとして、隣の席で楽しく働いています。

↓最近なぜか毛布を頭にかぶって仕事をしているふじじゅんさん。
いわく「毛布をかぶると視界が狭くなることで集中力が上がるんや」。

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↓おだやかにアツい男、たくみさん。左奥で女性ファッション誌の表紙みたいなポーズをするワシ。

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👌SmartHRに入社したいと思った理由

ここらで、入社したいと思ったポイントもまとめておきます。
ビジネスモデルがイケてるとか、2019年の61.5億の資金調達によっていろんなチャレンジがしやすいとか、いくつか理由はあるけど、僕は主に以下のような志望理由でした。

1.社会的にすごく価値のあるサービスだと思ったから

SmartHRは、すごくいいサービスです。

↑のSmartHRユーザー おさるさんのnoteでは「SmartHRとは地獄に沈む人事労務担当者の救世主」なんてすごいキャッチコピーで紹介していただいていますが、今の日本の「働き方」を変えていくポテンシャルを持った事業なのではないかと思っています。

僕には労務の経験はありませんが、重なるエクセル作業や謎のペーパーワークによって過去に苦しんだ時期がありました。

また、こういった作業の積み重ね、非合理によって心身ともに疲れてしまう、大事な友達を何人か見てきました。これがすごく悔しかった。

「どうせ働くなら、誰かにとって、社会にとって、価値のある仕事をしよう」。

故郷の母が大事にしている考え方です。
だからこそ、「社会の非合理を、ハックする」というステートメントのもと、社会課題を解決し、当たり前の安心を生み出していくSmartHRのサービスに魅力を感じました。

2.インハウスエディターのポジションに魅力を感じたから

2社目のときも、フリーランス時代も、支援側として企業の情報発信・集客をお手伝いしてきました。

支援者、外の人間として関わる上で、「内部情報のキャッチアップ」と「情報発信する上での各ステークホルダーとの交渉」、そして「新しいことを始めるハードルの高さ」の3点は特に難しい課題だと思います。

僕自身も、点の記事編集や、いちオウンドメディアの企画をやるだけではダメだ。全体感を知って、会社・事業の「在り方」から逆算して「届け方」を編集できるようにならないと、市場から淘汰されてしまうのではないか という焦りがありました。

だからこそ、価値を信じられるサービスの会社で、どっしりと腰を据え、より広義での編集の仕事をしていきたいと考えました。

そんなときに、ふじじゅんさんに出会い、企業としてのコンテンツ発信が活発(後述)なSmartHRのことを知り、声をかけていただきました。

3.オープンフラットで、「面白がる」社風

SmartHRには、社内のあらゆる情報をオープンに公開する文化があります。
経営会議の内容から会社の残高まで、個人の評価などに関連する情報以外は基本的に社員なら誰でも見ることができます。

最新データではないですが、Slackでは96%のやり取りがパブリックな場でおこなわれているとか。

また、社外に対してもnoteやTwitterなどを通じて積極的に情報を発信している人がとても多いのも特徴です。社内の情報をオープンにお届けする「オープン社内報」なんかもやってます。

【2019年12月度】社員のメディア掲載・登壇・発信まとめ

↑は12月度の社員の発信をまとめたオープン社内報なのですが、数えてみたら一ヶ月で合計60コンテンツ近くアツい発信をされてて、伊達じゃねぇ!ってなりました。

オープンであるには、相応のリスクも取る必要があると思います。
会社全体でリスクを取って、積極的に現場の学びや想いを発信するカルチャーがあるのは、かっこいいなぁと外から見て魅力に感じてました。

また、常にSlackのどこかしらで大喜利がおこなわれてたり、ネットミームや小ネタをすぐにステッカーにしてしまう遊び心あふれる文化も好きです。

こういう遊び心のカルチャー、ワイワイした文化は、前提としてキッチリと仕事をしていないとただの馴れ合いになってしまいます。

「Fun」ではなく「Interesting」。
それぞれが自立したプロとしてハードなミッションに挑む中で、面白がることを忘れないのはすごいことだなぁと思います。
↓社長の宮田さんのブログを読んでなおさらそう感じました。

🎥SmartHRに入社してからの2ヶ月間にあった出来事

真面目な話が続きました。
せっかくなので、公開できる範囲の楽しかった思い出もどうぞ。

🌈入社初日に虹が出た

入社初日、まるで入社を祝福してくれるように空に虹がかかりました🌈
虹はフランス語で、ラルクアンシエル。(だから何?)

↑広報のたけべさんはいつもユニークなくしゃみで場をなごませてくれてます。

🌈😃入社初日に虹が出たことをきっかけに社長から虹が出た

虹が出た入社日の翌日、なぜか社長の宮田さんのTwitterアイコンが虹を口から吐いてるやつになりました。愛され社長。

🌈😃💫入社初日に虹が出たことをきっかけに社長から虹が出たアイコンがステッカーになった

虹が出てからわずか1週間でイラストからステッカー化まで。
「早いほうがカッコイイ」という会社の大事にする価値観を体現していますね。デザイナーのなむさん、おそるべし。

🚲チャリで来た

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プロフィール写真の撮影会があったのですが、なぜか「チャリで来た」を撮ることに。インターネット老人会会員が多い社風のようです。
ちなみに、オフィスへのチャリ通勤は現状禁止です。

日々、ワイワイやっております。

💪これからやっていきたいこと

「コンテンツを通じてSmartHRの事業を大きくする」が僕のミッションです。
だからこそ、手法にとらわれずに新しいことにはどんどんチャレンジしていきたいなぁと。
というか、しなきゃいけないなと。燃やせ、スタートアップ魂。

具体的には

・世の中の労務の方の背中を押すようなコンテンツの編集
・縁の下の力持ちである世の中の労務の方の輝きを届けるための編集
・労務を身近にし、社会の労務意識を底上げするような編集
・社内における個人の情報発信をさらに加速させるための編集
・コミュニティなどのリアルな場の編集
・オンラインとオフラインを繋ぐための編集
・本・雑誌等のリアルな媒体に関わる編集
・動画に関連した編集

このあたりはぜひとも挑戦してみたいなぁなんて思ったり。
※あくまでも個人のWILLで、会社の方針ではありません。

いずれにせよ、コンテンツおじさんとしてがんばっていこうと思っています。

僕を介した言葉によって、ひとりでも前に進むことができる人が増えるように、大きく、丁寧に、やっていくぞ。

🎉SmartHRではインハウスエディターを募集してます!

We Are Hiring!!!!(一回言ってみたかった)

ということで、SmartHRではインハウスエディターを募集してます!

大編集軍団として、ぜひとも一緒に働きましょう!気になる方はとりあえずTwitterにDMください!まずは気軽におしゃべりしましょう。

他にも、伝説のデジタルマーケターとか、サクセスコンテンツの編集者とか、採用広報とかいろいろ募集してるので、まずは↓の資料をご覧いただき、興味があればぜひご応募を〜!

🙇会いたい人・つながりたい人

もうだいぶ長い文章になっちゃったので、こういうパートも設けます。

みなさん、会ってください!!

・企業の人事労務担当者さん

人事さん!労務さん!どんなコンテンツがあると現場の仕事の役に立つのかみたいな話をぜひとも聞かせてください!

・社労士さん / 弁護士さん

労務の現場、もっとこうなってほしい!というお話をぜひとも聞かせてください!

・BtoB SaaSの会社で働いてる方

どんな商品をどんなメッセージ、コンテンツで届けようとしているのかお話しましょう!

・編集者さん

世は大編集時代!「届け方」の話をちびちび飲みながら語らいましょう!

などなど。
いろんな方にぜひともお話を聞きたいです。

ビールやカレーや二郎をご一緒しましょう!6curryにもいきましょう!

🐼おわりに

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それでは、長くなりましたが、これからSmartHRのせっちん丸をよろしくお願いいたします!
文末ではありますが、いつも背中を押してくれる妻と家族、愛する友人たち、声をかけてくださったふじじゅんさん、いつも一緒に働いてくれるSmartHRのみなさんに深く感謝をします。

「あいつがいたから楽しかった」って言ってもらえるような思い出を、ひとつでも多く作れるよう、人生最大のチャレンジをしていこうと思います。

最後まで読んでくれた方!えらい!黒飴あげるね〜〜!👐●💨

黒飴、いります??


サポートをいただけましたら、そのお金で気持ち泡多めのビールとか飲みにいきませんか……!