「積読(つんどく)」の効果を考えてみよう、という話
積読(つんどく)とは
アマゾンでポチってたら、いつの間にか積読が365冊ほどたまってしまったので、1日1冊読んでも1年かかることが発覚しました。
やばたにえん。つらたにえん。って今も使われてるんでしょうか。
ざっと見たところ、割合はこんな感じ。
・社会系(社会・政治・経済・まちづくり):20%
・企業系(経営・会計・マーケ・法律・お金)20%
・文学系(歴史・小説・エッセイ・詩)20%
・未来系(宇宙・AI・エネルギー)10%
・その他(働き方・語学・自伝・eスポーツなど)30%
本棚に入らないものは積んどく。
これはもう「積読ってさ、積んでおくことに意味があるからさ、別に読みたい時に読めばいいんだってさ」と言い張るしかありません。
なので、調べました。
一説によると、「積読」は解消の必要なし、という方もいるみたいです。
買っても机の上などに積んでいるだけで読んでいない本・新聞・雑誌等のこと。積ん読とも表記。 読書家なら必ず持っているもの。
"本は腐らないから"
"出会いは一期一会だから"
"今読まなくても、ぜったい読むから"
などと自分に言い訳する頃には、数百冊単位の積読を抱えている場合が多い。(引用元:はてなキーワード|積読)
はい、ビンゴ。
実際、欲しくてアマゾンでポチったけど、届くまでに他のテーマに興味が移ってしまい、配達の人が届けてくれた時には「あ、ども」くらいのテンションで受け取ることも。
* * *
積読の効果
では、積読にはどんな効果があるんでしょうか。
買った本が積まれた状況は、自分が知りたいことや欲求の鏡だといえます。それが目に入るところにあって、日常的にざっと眺めるだけでも、相当な知的刺激になります。(引用元:嶋浩一郎(2013),『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』, 祥伝社新書.)
だそうです。
「自分が知りたいことや欲求の鏡」というのは理解できますが、「日常的にざっと眺めるだけでも、相当な知的刺激」になっているのかどうか。
たしかに目次をざっと眺めるだけでも、「見える!見えるぞぉ!」ってなる本、ありますよね。
* * *
積読していて良かったこと
今回は、「積読してて良かった!積読最高!」という結論に持っていかないといけないので、僕が積読していて良かったことを書きます。
①読書してるわぁ、という気になる
「今、圧倒的に背表紙観てるわぁ」
「この本って確かこんな目次だったよなぁ」
「映画化された小説のあのシーン、原作だとこんな表現だったかなぁ」
などなど積読本を眺めていると、読書してるわぁ、という気になります。
実際はしてないんですけどね。VR読書です。
②好きなものに囲まれて安心する
多くの人は、お家で音楽をかけたり、アロマを焚いたり、韓国ドラマを観たりして気分を変えていると思うのですが、僕は本があることでそのような刺激を受けているような気がします。
リラックスというよりも、頭を動かすスイッチのような。
そういえば昔、誰かが「いつも鞄に本を入れておかないと落ち着かない」と言ってたのを思い出しました。そんな感じ?
物欲があまりないので、家にほとんど物は無くて、服より本の方がずっと多いです。
ベッドや枕も本だとか、本じゃないとか。
③頭の整理ができる
これが一番良いところで、冒頭に積読のジャンル分けをしましたが、自分の興味・関心がどんなところに向いているのか、というのを定期的に観察してみると面白いです。
当然割合は変わっていくので、「今年は仕事や家事のハウツー本が多いな」とか「今年は資格とりたいから専門書が多いな」とか自分の趣味・嗜好を積読で見直してみてはどうでしょうか。
何か新しい発見があるかもしれません。
まとめ
「積読ってさ、積んでおくことに意味があるからさ、別に読みたい時に読めばいいんだってさ」というのが自分でも納得できればOK。
これからもゆるゆる積読から読書をしていきたいと思います。
どうやら未来を生きている読書家の方もいらっしゃるようなので、皆さんも安心して積読ライフを楽しみましょう。
読みたいnoteのリンク集をつくるとか、積みnoteとかいいかもしれませんね。
ではでは。
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