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10年前/今/10年後の自分が何を考えているか、という話

どうやら最後の更新を見ると1ヶ月くらい寝てたみたいです。はよざいます。

寝ている間に、巷では大変なことになってますね。みなさまご自愛くださいませ。

さて、何を書こうかと考えていると、社会人になってちょうど今年は10年目になるな、と気づいたので、そのことについて書いてみます。

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10年前の自分

2011年に大学を卒業したての頃は、就職せず、漠然と「仕事づくり」「まちづくり」「社会的起業」「周りの人の夢を形にする」などに興味があり、やってみなはれの精神で、古民家を改修した雑貨屋さん、教育系NPOの立ち上げインターン、社会起業家養成塾の運営などを始めとして、知識0・経験0・スキル0の状態から色々な学びや経験をさせていただきました。

また、生まれてこの方ずっと岡山っ子ですが、3.11を東京で経験したこともあり、「自分もいつ死ぬか分からない。だから何かしなきゃ。」という想いが強くなったことを覚えています。

そして「何をしたらいいかわからない」「安定していればいい」という同年代の若者に対して問題意識もあり、落ち着いてしまう前に、挑戦するのが当たり前の社会になればいいな、後輩たちにもそういう考え方を伝えたいな、というようなことを考えていた気がします。

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今の自分

10年ほど経った今、
・世代を越えた対等な場づくり
・複業
・まちづくりの仕事
など、やってみたかったことは少しずつですが形になってきた実感もあり、当時からのご縁が今でも続いているのはありがたいことです。一人では何もできません。

つらつらとDoのことに偏って書いてしまいましたが、Beのこともちょっとだけ。

20代の頃、「どういう人間になりたいか」と考えた時に、
・国と地方をつなぐ人財
・日本人として価値を発揮する人財
という目標を掲げていました。

今読み返すと具体性のないキャッチフレーズだったなあ、という印象ですが、きちんと言葉にして潜在意識にすり込んでおくことも大事なことかなあ、と。

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10年後の自分

話はちょっとずれますが、2.11は建国記念日だったということで、「祝日じゃん、ラッキー!」という方も多かったと思います。

そもそも建国記念日とは。「建国の詔」ってご存知でしょうか。僕は大人になるまで知りませんでした。

「心豊かに、生活が安定して、正しき道を養うことが出来る國造り」を理念として、神武天皇が2600年有余前に詔を宣誓して日本を建国したと伝えられています。

良いことを言われていると思うので、そのビジョンを実現するために何をしたらいいのか、いい国つくろうなんちゃら幕府みたいなノリで自分なりに考えてみました。

よく「10,000時間の法則」という言葉を耳にしますが、僕はあまり器用ではないので、1つの物事を身に付けたり形にするのに10年くらいかけた方がいいと思ってるんですね。

なので、これから10年くらいかけて取り組んでいきたいことなど含めて認めておきます。10年後の自分が「ほらね」とニコニコできますように。


3.11の後、ジョン・タイラーさんの予言が話題になり、「2020年岡山首都化(岡京)」というワードを見つけて、とてもワクワクしました。

大風呂敷だと思われますか?もしくは単なる2chのいたずら書きでしょうか?

実は、『幻の首都遷都計画 生きた昭和史として甦る(石原常雄)』(岡山県立図書館 蔵)という郷土史への寄稿があり、第二次世界大戦中の昭和18年(1943年)、日本政府が「首都遷都計画案」(首都機能分散計画とは別物)として、現岡山県瀬戸内市長船町のあたりに首都を遷都しようとした史実が残っています。

2020年現在、岡山が首都になる気配はまだありませんが、これを初めて読んだ時、思い付いた「岡山首都化」の3条件がこちら。

①年齢・性別・立場など関係なく出る杭を伸ばし磨く風土づくり
②岡山を中心とした自立的経済圏の確立
③人を守り、育て、活かす岡山憲法の制定

この町にずっと住み続けたい、と誇りに思える町が、みんなにとって本当に良い町なんじゃないかなと思うので、暮らしをベースにした「生活首都」としての岡山を10年後に見てみたい。

住みやすい ↔ 通いやすい
何でも揃って便利 ↔ 何があっても安心(心のゆとり)
それぞれの中庸。

まずは暮らしに安心できないと、夢もぐらついてしまう、心が折れてしまう人が多いと思うので。

「岡山から日本を元気にしよう、世界に打って出よう」

そういう想いを持った人が当たり前のように挑戦し活躍できる町をつくる。

こんな感じの目的意識を持った上で、まちづくりとか創業支援とか新しい教育とか安心できる場づくりとか、改めて10年間くらいかけてじっくりこつこつ取り組むのが、自分にできること・お役に立てることなんじゃなかろうか。


そうそう、心のゆとりで思い出しました。

原作は読んだのですが、こちらは映画も観てみたい作品『日日是好日』。

お茶のことは詳しくありませんが、メッセージはしかと受け取りました。

「全ての物事に意味がある。長い目で、今を生きろ。」と。

ではでは。

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