衆議院議員選挙2021 岡山3区

岡山3区ってどこ？

岡山市東区（旧瀬戸町の区域）
津山市
備前市
赤磐市
真庭市（旧北房町を除く区域）
美作市
和気町
新庄村
鏡野町
勝央町、奈義町
西粟倉村
久米南町、美咲町

3区は4人が立候補。そしてエリアもめちゃくちゃ広い。
どんな政策を訴えるか楽しみだ。

１　尾崎ひろ子

岡山1区のnoteにも書いたが、日本共産党の立候補者は名前とプロフィール以外はおそらくみんな同じ。日本共産党は、解散前の衆議院議員は13人いてそのうち12人は比例代表で当選。つまり、日本共産党と書いてもらうための戦略。そして、悲しいかな尾崎ひろ子さんは比例代表に出ていないので、当選することはない。悲しい。

2　あべ俊子

自民党のあべ俊子さんは現職5期目。
自民党のたくさんある政策をスッキリ簡略化。わかりやすい。
外務副大臣、農林水産副大臣を経験。だからこの3本柱！
「子ども・若者が希望の持てる社会保障」はどんなことを考えているのか気になる。コロナ対策を選挙公報に載せないほどやりたいことがあるのだろうと感じた。

3　森本栄

立憲民主党の森本栄さん。
73歳の森本さんの選挙公報はちょっとわかりづらい。
ただ、自分の政策（思い）は4つきっちり書いてある。
どれも社会の仕組み（大きな歯車を変える）を変革する思いが強い。
地方に必要なことはもっと寄り添うことなのだなぁと改めて感じた。

4　平沼正二郎

無所属の新人・平沼正二郎さん。
平沼と名前にピンときた人もいるでしょう。
経済産業大臣などをした平沼赳夫さんの息子。

党の政策がない分、自分の思いをぶつけられる選挙公報となっている。
「選挙制度改革」は気になる。ITなどを活用した投票や議員数の削減なども書かれている。選挙制度は多くの現職議員が変えたくないと思っている部分だと思う。ここにメスを入れようというのは面白い。

党の方針はないところだが、憲法9条に関しては改正を進める立場をとっている。

「伝統・文化」についても言及。コロナ禍、観光や外食産業が痛手を食った。エンターテイメント産業、伝統文化も同様に苦しい中にあるが、ここに目を向ける人は少ない。芸術・アートの文脈も選挙公報で見かけることはない。

「IT国家戦略」についても言及している。台湾のオードリー・タンさんがメディアに登場することが増えた。これは日本のITに対する遅れや否定的な見解の人の権力を露呈したように思える。必ず誰かがやらなければ、いけないところだと思う。

感想

4人も立候補していて、しかもバラバラの主張・個性がある。
県北・県東エリアの3区は少し農林水産業推しな部分もあるが、3人が党の政策より私の政策と前へ出る感じが見ていて面白い選挙公報だった。