見出し画像

○○さんの大ファンです。

食欲の秋!食卓を彩る陶磁器を購入するベストシーズンの到来です。 この時期になると、焼き物屋さんがセカセカとし、秋の陶器市の準備に追われます。

今日は陶芸作家目線で見た、陶器市でお得に購入できるコツを伝授いたします。

1.良いものは早くなくなる。
2.やたらと値切らない。
3.○○さんの作った器のファンなんです。
4.顔と名前を覚えてもらう。


1.「良いものは早くなくなる」
陶器市はだいたい2日間〜1週間くらいある地域もあります。なんだ、そんなにやってるなら、最終日まで待てば安くなるじゃん。なんて思っている貴方。朗報です。「良いものは初日からなくなる」陶器市に来られるお客様の中には、お店屋さんや、業者の方も買い付けにやってきたりします。作家さんや窯屋さんも、初日が勝負ですので、新作や、焼きたての器は初日に並びます。陶器市に詳しいお客さんなら、朝一番にお目当ての作家さんのテントめがけて来られるので、本当に良いものは、最終日には残っていません。自分にピッタリくる器は、沢山陳列されている、初日に並んでいるはずです。

2.「やたらと、値切らない」
作家さんや窯屋さんの中には、遠方から出店してる方もいます。そうすると、経費が器の売り上げにかかってくるので、よその店で同じ様な器が半額だった。なんて言ってこられても、出店してる人によって、品代はそれぞれに理由があります。
作家さんや窯屋さんと仲良くなってから、状況を把握した上で値段交渉をすると、まけてもらえるかもしれません。

3.「○○さんの作った器のファンなんです」
作り手はいつも、使われている自分の器が気になります。去年、快く購入されたお客さんが今年も来てくださいました!というのを良く耳にします。作り手は自分の器を大切に使ってもらえてるのが一番の幸せですね。
「○○さんの器の大ファンなんです」
は一番の褒め言葉だと思います。

4.「顔と名前を覚えてもらう」
初めて目にする作り手さんにも、お客さんから器の感想などを話してもらえると、作り手はそのお客さんを覚えているものです。
どんなことでも積極的に話して作り手さん達と
交流を深めましょう。
そうすると、顔と名前を覚えてもらえるので、きっとおまけしてもらえるかもしれません笑。