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#89 自分、適応障害になりまして。

この記事は、

✓最近、体調不良が続いている
✓精神的に追い詰められている気がする
✓これまでできていたことができなくなった

と感じている方にとって、参考になったら嬉しいと思います。


自分、適応障害になりまして

この記事のタイトル通りなのですが、私、適応障害になりました。

きっかけは仕事。メンタルクリニックを受診、8月末から休職をしています。

適応障害の詳細は医療系の媒体で正しく理解いただくとして、自己解釈では「特定されたストレスが原因で心が病んで、生活に支障が出ている状態」です。私の原因は仕事だったのですが、人によっては学校、コミュニティ、習い事、勉強分野...など、対象は人によって違います。

5年ほど前にもごはんがのどを通らなくなり、夜寝る時間帯に目が冴えて寝れないことがあったのですが、今は遥かに上回る症状。職場ストレスが半端なかったのは事実ですが、今まで似たような状況に出くわしても乗り越えられていたと自負していたこともあって、「まさか、自分が適応障害になるなんて」と思うほどに想定外の事態だったりもします。

とはいえ、職場がヤバいというのを見て見ぬフリをしていたからこそストレスが積み重なって、限界値に達したと考えれば、適応障害になるのは必然だったのかもしれません。


適応障害になった原因

上記で述べたとおり、適応障害は原因が明確になるので、私のストレス原因を上げておきます。これを読んで、ご自身にも心当たりがある方は、早急に原因の解決をおすすめします。


業務量の過多

仕事量が多すぎて、常に仕事に追われているように感じてストレスになります。

私の場合、今年の4月に復職、時短勤務でしたが、業務量は産前とあまり変わりませんでした。どんなに効率を考えてスピードを上げても就業時間内には終わらず、終わらなかった業務が日々蓄積。手が回らなくなっていきました。

同僚や上司に相談はしたのですが、基本的に「自分でどうにかするしかないでしょ」と根性論で解決するように言われてしまい、解決の余地なし。自分で抱え込まざるを得ませんでした。


職場環境の悪さ

一緒に仕事をしていた同僚と上司(課長)は良い人だったのですが、部長が感情をコントロールできない人で、自分の機嫌が悪いときは周りに当たり散らし、ハラスメント言動が散見される人。その割に、自分の上層部にはごまをするので、正直「気持ち悪い」。

この部長の影響で、部署の雰囲気がどんよりと重かったんですよね。産休前も雰囲気は悪かったのですがそれ以上で、同僚とコミュニケーション取りたくても監視されているようで、気持ちよくは働けませんでした。


部長によるハラスメント行為

入社してから、アルハラ、パワハラ、セクハラ、マタハラ……この部長のおかげで会社で経験するであろうハラスメントはひと通り経験済。勤務先の労働組合を介して度々交渉していたのですが、担当者いわく、部長は「俺、悪くないでしょ?!」と開き直っているようです。しまいには、「あいつ生意気だ」と、私を敵視する始末。時代に合わせて適切なコミュニケーションが取れないことを改めればいいだけなんですけどね。

いい歳のおっさんで、自称・体育会系なので、いつまでも「男が偉い」「女性(特に自分より年下、格下と見なす女性)は男に従うべきといった考えが根付いているようです。別部署でもハラスメントが横行、いわゆる若手、即戦力と言われる世代が退職連鎖を起こしているのも、納得いくなとも思ったりしています。


適応障害になるまで仕事続けた理由

客観的に見たら、「適応障害になるまで仕事を続けなくて良かったじゃん」と思うでしょう。自分でもそう思いますが、退職のタイミングをはかっていたらズルズルと長引いて今に至る……という状況です。

元々、2022年のうちに退職するつもりでした。いくつか理由はあるのですが、キャリアとか将来のことを考えたときに「先が見える状態」で、がんばったところで報われない感が強くあったからです。仕事に求めることは人によって違いますが、少なくとも働くためにもっとも大切であろうモチベーションにつながるもの(=ワクワク感)がひとつもなかったのです。

これは復職した今年4月の時点から感じていて、ちょうど転職活動を本格的に始めたところで適応障害になりました。安全パイを狙って行動するタイプなので、今の仕事をしながら次の仕事にスムーズに移行できたらいいなという魂胆がありました。これは多くの転職経験者も戦略としてあるでしょうし、理解されやすいんじゃないかなと思います。


適応障害の症状が休職後に出る

適応障害になった今、この戦略も「適切だったのか」と思われることでもありますし、別の方法を使っていたら、今苦しまなくて良かったのかなとも感じています。これは唯一の反省点です。

というのも、私の場合、適応障害の症状が休職後に出たからです。具体的には下記のとおりです。


不眠症状

夜、寝る時間帯に寝れなくなりました。子供と一緒に毎晩21:00頃に就寝するのですが、布団に入っても23:00頃まで寝れません。いったん寝れても、2時間おきに目が覚め、5:00に目覚ましが鳴る前、4:00頃に目が覚めるようになりました。

単純に体内リズムが整っているだけならいいのですが、適応障害の症状と判別がしづらいですね。


食欲不振

「あれ食べたい!」「これ食べたい!」という食欲がなく、生き延びるために何か食べようみたいな感覚です。食に対する興味が薄れています。

基本的に家にいることが多く、カロリー消費が少ないとはいえ、それとは別次元のように感じています。


体調不良

頭痛、発熱を含め、身体がだるいと感じることが多く、動きたくない、何もしたくないという状況が続いています。今までは年に数回風邪を引くくらいだったのですが、復職してからは毎月1回以上は体調不良に見舞われます。

子供の風邪が移ることもあったのですが、それ以外でも体調不良を起こしやすくなっています。更年期障害の序章とか、今さらながら産後の影響とか、女性特有の症状が影響しているかもしれません。ですが、ガクンと体調が悪くなることはただごとじゃないですし、適応障害が影響しているのかな?と推測しています。


まとめ:少しでも異変があれば休もう!

この記事では、

✓最近、体調不良が続いている
✓精神的に追い詰められている気がする
✓これまでできていたことができなくなった

と言う方へ、毒親育ちで、現在はママになった私の見解を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。

時短勤務は長続きしない働き方だと思う」で紹介したとおりです。家事も育児もろくにやったことないであろうおっさんたちが法律や制度を決めているから、そもそも現実的に女性が働きやすいと思える環境に整えるという発想がないんだろうな…..という感覚は否めません。

万人にとって働きやすい会社を作るのは難しいでしょう。ですが、会社も個人も働きやすい働き方を追求してもいいと思います。今は働く手段はあるので、個人が自分に合う働き方を選ぶ、会社にこだわらなくていい。だからこそ、会社も働き方の柔軟性がない限り衰退の道をたどることになるから、真剣に取り組むべきことなのではないでしょうか?


このコラムでは、毒親育ちママの私が、子育てや仕事で考えたこと、感じたことをざっくばらんに紹介しています。「子育てが不安」「毒親の悩みを聞いてほしい」などの相談は、事情のわかる人に話すのがイチバン!下記よりご連絡お待ちしています。

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