2024年したよ
2024年を振り返る。今年もいろいろあった。人生史上もっとも激しいシーズンだったかもしれない。
⬛︎したこと
まず、おそらく自分史上もっとも移動をした。50000kmくらい移動したんじゃないだろうか。去年までは年間計40メートルほどしか動かないナマケモノ生活をしていたので、びっくりした。旅行にも出かけた。数えてみると四国と山梨と福井と東京と東京…と激しい。東京のことは昔から毛嫌いして近づいてなかったのだけど、いざ行ってみるとなかなかに便利でたのしいかもしれない…と都会の誘惑がある。一貫性を保ち、これまでの人生を肯定するために、東京のことを嫌わなければならない。
友人の結婚式にも出た。久しぶりに会った大学時代のサークルの後輩ふたりに子どもがふたりできたりしていた。
リアル脱出ゲームもたくさんした。SCRAPの謎解きキットはだいたいやった。ボトル謎、タイムカプセル謎、幽霊マンション謎、どれもアイデアが詰めこまれていてよかった。
ドラクエ10をまるっとひとつきやり続け、最新バージョンまで追いついた。
ツイッターをやめた(見るのがしんどくやったため)
12月の文フリ東京で同人誌を売って100部完売した(すごい)
そんなこんなでお金をたくさんつかった。ふだん自分はケチで、年間5000円くらいしか使わない。ことしは5億円くらい使っていてびっくりした。物価もあがってるし、金銭感覚が破壊された。
こうしてみると、なかなか人生をやっていたように思う。
⬛︎やりたいこと
来年は同人誌パート2の作成からはじまると思う。五月の文フリ東京で売ります。年始は労働の都合上バタバタするので、がんばらなければいけない。
筋トレもしたいなあ。筋肉をつけるための筋肉を失う前に、がんばらなければならない。
ことしは純文学やSFをあまり読めなかったので来年はもっと読みたいなあ。無限病院おもしろそ〜。
ポールオースターを読むタイミングはむずかしい。ことしいちばんびっくりしたのは、鳥山明やポールオースターが亡くなったことだった。当たり前にいた人たちが当たり前に死んでいる。したの世代から押し上げられているような感覚もある。そろそろ自分の世代が最前線なのかもしれない。がんばりたいとも思うし、がんばらなくてもいいかなとも思う。がんばりたくない。
オースターは急いで読む理由もないし、ちびちびゆっくり読んでいけたらいいと思う。再読すればいいし、新刊が出ることがなくなっても読むものが尽きることはけっしてない。といっても新刊を読むという体験は一度きりしか得られない。人生をプレイしてしまうことにより、読書の質が変わってしまうことはある。オースターは孤独というには大げさな、ちょっと退廃的な気分によりそってくれる作家だった。そんなのも、一生なくならない気もするし、じゃあ、まあ、いつでもいいかあ。
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