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2日間で英語喋れるようになった話

GW頭の2日間で英語を喋れるようになってきたので、そのレポです。誇張でもなんでもなく、英会話ほぼ出来ない状態から「英会話完全に理解した」を経て「英会話チョットデキル」くらいまで2日間で成長しました。

どのスクールに行ってきたのか

短期で「英会話チョットデキル」まで持って行きたかったので、ネットで探して来た「イングリッシュブートキャンプ」というスクールに行ってきました

私はテレビはあまり見ないのですが「1周回って知らない話」や「今夜くらべてみました」でも取り上げられたことがあるそうです。

短期間(2日)かつ、私が住んでいる「すずかけ台」と同じ田園都市線の「二子玉川」にあったこと、比較的安価(98,000円)であったことからこのスクールを選びました。

スクールの効果

端的に言うと「効果はあった」と考えています。

スクールに通う前の私の英語力は、読み書き、リスニングに関してはそこそこ出来るものの「スピーキングになると全然ダメ」という状態でした。以前DMMのオンライン英会話を一ヶ月弱やったことがあるのですが、黙り込んでしまうことも多く、発話する回数自体が少ない状態でした。


スクールの効果を測る為に、スクール前後にGabaの無料診断を予定していたのですが、「無料診断は一回しか受講出来ない」とのことで、スクール受講後に一回診断を受けてきました。

自己評価ではスクール受講前はGabaの「Level2」程度だったのですが、スクール受講後は「Level4〜5」まで上達していました。

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Gabaの講師によると現在の私の英語力は「海外出張」や「海外旅行」はもちろん「日常会話」「同僚とのコミュニケーション」や「外国人とのMTG」をこなせるレベルだそうです。

ただ、「海外長期出張」や「駐在」をこなせるレベルには達していないとのことでした。

特に「レスポンスタイム」については高く評価してもらいました。DMM英会話を少しやっていた時に「黙り込んでしまう」ことが多かったことから考えると大きな成果です。

「発音・イントネーション」についても高評価でしたが、これは高校・浪人時代に膨大な「シャドーイング」をこなしていたことからくるもので、元々自信もあったので「イングリッシュブートキャンプ」の効果では無いと思います。

仮にGabaに入会するとしたら「英語力4〜5くらいのレベルに達しているが、レッスンは4から初めた方が良いだろう」とのことでした。

何故イングリッシュブートキャンプは効果があるのか?

私なりに「何故効果があったのか」を考えてみました。

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イングリッシュブートキャンプは「心理的障壁の破壊」と「とにかく話す」に特化した英会話スクールです。代表の「児玉教仁」さんは著書に「パンツを脱ぐ勇気」「"カタチ"から入るビジネス英会話(受講後にもらえる)」があります。

「正しい」英語よりもまずは「知っているボキャブラリー」を組み合わせて、「アイコンタクト」や「ジェスチャー」を交えてとにかく「洪水のように話す」ことにフォーカスした英会話スクールなのです。

私は浪人時代の駿台予備校の英語の記述模試で満点を取ったこともあり、読み書きリスニングはかなり得意なのに、会話になると「全然話せない」状態でした。理由は「パンツを脱ぐ勇気」が無かったからにほかなりません。

イングリッシュブートキャンプでは、「正しくなくていい」「セカンドベストイングリッシュでいい」ということを頻繁に講師に叩き込まれ、とにかく「恥ずかしがらずにどんどん話す」ことを叩き込まれるので、私の課題に非常に効果的だったのだと思います。

カリキュラム

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カリキュラムは以下の通りです

Day1 (9:20 - 21:30)

1. Go to the Moon(大きな声で自信のある声で話す練習)
2. You'll love it(アイコンタクト/ジェスチャーの練習)
3. Word Challenge(カードの言葉を説明する練習)
4. Impact Introduction(印象づける自己紹介の練習)
5. Quick Shot(写真を使った瞬間英発話の練習)
6. Active Participation(話を遮り内容を理解する練習)
7. Instant Reason(瞬時に理由を考え話す練習)
8. Passion Partner(パートナーを紹介するプレゼンの練習)
9. Elevator Pitch(伝わりやすい構造で話す練習)
10. Merlion Speech(絵を見て説明する練習)

Day2 (9:30 - 18:30)

11. 「Elevator Pitch, Word Challenge, Quick Shot, Cut in」の復習
12. Telling A Story(ビデオの映像を伝える練習)
13. Case Study(ケースをグループでディスカッションする練習)
14. Powerful Business Presentation(ビジネスロールプレイ)

一つのパートは大体50分程度で、間には随時休憩時間が設けられます。一日目のが始まってから二日目のレッスンが終わるまでは、基本的に日本語は一切禁止です。休み時間でも、何かスタッフに質問があったとしても全て英語です。

休憩時間にも外国人講師やクラスメートとカジュアルなトークが繰り広げられるので、二日間「外国に来た」ような気分でまさに英語漬けでした。

特に効果があったカリキュラム

どのカリキュラムも非常に良かったのですが、その中でも特に効果があったのは以下のカリキュラムです。

1. Go to the Moon(大きな声で自信のある声で話す練習)
2. You'll love it(アイコンタクト/ジェスチャーの練習)
6. Active Participation(話を遮り内容を理解する練習)
9. Elevator Pitch(伝わりやすい構造で話す練習)
12. Telling A Story(ビデオの映像を伝える練習)
13. Case Study(ケースをグループでディスカッションする練習)

1. Go to the Moon(大きな声で自信のある声で話す練習)

まず、最初のカリキュラムではケネディ大統領の演説を真似て大声て話す練習をします。このカリキュラムでは堂々と立ち、大きな声で、前を向いて、身振りを交えながら、何度も何度も演説を真似ます。

動画の1:30くらいからのシーンを話すのですが、一つのセンテンスの中でも「どこにアクセントを付けて話すのか」ということもここで教わります。このレッスンによって、緊張がほぐれ一気にレッスンに没入できるようになりました。このレッスンが無ければ残りのレッスンがほとんど意味の無いものになったかもしれません。

2. You'll love it(アイコンタクト/ジェスチャーの練習)

このレッスンでは、全員が一人ずつ全員の前で「好きな食べ物」や「好きな場所」などを簡単に紹介するスピーチをします。

・私は◯◯が好きです
・何故なら、◯◯は△で□だからです
・You'll "love" it! (あなたもきっと気に入るよ)

という短いスピーチですが、このレッスンではそれを話す時に「全員とアイコンタクト」を取り、「大きくジェスチャー」をしながら話すことを叩き込まれます。

確かに海外の方と話すと「目を見て、大きな身振りで話す」方が多いのですが、あれが出来るようになります。日本人的な話し方から脱却し、声がでかくて図々しい(講師が自分で言ってました)外国人と対等に話す為には必須の技術だそうです。

6. Active Participation(話を遮り内容を理解する練習)

この練習は特に効果がありました。講師が少し早めのスピードや、日本人に馴染みの無い英語で急に話しはじめ、最初私を含む受講者は微妙な顔をしつつもなんとなく頷くのですが、講師は「お前ら本当にできてるのか?理解出来てたやつ手を上げてみろ」「なんで分かってないのに聞かないんだ?」と言ってきます。

そして、相手の話を遮って「質問する」練習をさせられます。いくつかの質問の為のフレーズを教えこまれた後、講師とのグループトークでの実践練習で何度も理解できるまで質問して話せるようになります。

実際このレッスンの後の休憩時間の会話などでは、恥ずかしがらずに講師の話を遮って話せるようになりました。

以前DMMをやっていた時に、100%理解できていないのに先に進んでしまうことがありましたが、それがこのレッスンによってなくなりました。

今日受けてきたGabaのレッスンでもちゃんと相手の話を「cut in」出来るようになっていました。

この練習こそが英会話で一番大切な練習なのかもしれないと感じました。

9. Elevator Pitch(伝わりやすい構造で話す練習)

40秒ほどで「意見」「いくつかの理由」「結論(以上の理由で「私はこう思います」)」をいくつかのシチュエーションで練習します。

お題は「観光に行くのに良い国」「地方と都市、住むならどっちか」などなどです。

この練習も今日のGabaレッスンで効果が表れました。講師からの質問に対して構造化した回答が出来るようになっていたのです。

12. Telling A Story(ビデオの映像を伝える練習)

これは、海外の2人組のペアで行う練習で、一人が30秒ほどの海外のドッキリ映像を見て、映像を見ていなかったもうひとりに映像の内容を英語で説明する練習です。

ここで学んだ大切なことは「ジェスチャー」や「言い換え」そして「説明する順番」です。映像のシチュエーションは日本語でもなかなか説明が難しいものが多いのですが、言葉をひねり出そうとするのではなく、身振りや簡単な英語で建物の構造や登場人物の位置関係などを説明したりする大切さを学びました。「1つの言葉」より「身振り」が大切です。

そして、説明する時に「ディテール」ではなく「場所」や「登場人物の人数」「性別」など簡単にイメージ出来ることから順番に説明することの大切さを学びました。

我々は英語が得意では無いので、今後も海外の人と話す時に言葉につまるシーンの方が多いはずです。そこでスマホで意味を調べたりするのではなく、効果的に説明する術を習得できたように思います。

13. Case Study(ケースをグループでディスカッションする練習)

このレッスンは2日を通して最も効果があった練習です。

生徒で2,3人のグループを組み、我々は旅行会社の人間という設定でした(グループには一人の外国人講師のメンターがつきます)

そして、アメリカのビジネススクールの代表に対して「卒業旅行の行き先に日本を選んでもらう為のプレゼン(14番目のレッスン)に向けたヒアリング」を実施します。

ヒアリングは一回2分で、1時間半の間に何回行っても構いません。

このレッスンではチーム内でのファシリテーション能力も問われます。より効果的なプレゼン内容を決める為には、正確なヒアリングを行う為の質問を決めなければなりません。チームメイトと「何を聞くか」相談するのももちろん英語なので、「何故これを聞かなければいけないのか」をチームメイトに対して正しく伝えなければなりません。

勝負事ではないのですが、出来るだけ良いプレゼンをするために、必死に英語を絞り出してチームメイトと議論するその過程では、二日間のレッスン終盤であることもあって、頭の中で英語で考える状態になっていたことに気づきました。

自然と身振りを交え、チームメイトが理解出来ていなければ色んな英語で言い換えて質問内容を決めます。

ヒアリングの際にはたった2分しか無いので、大事な部分をビジネススクールの代表から引き出す為に、話を遮ってより深い質問や具体的な数値などを聞く必要があるため、まさに二日間の集大成といった感じでした。

まとめ

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「日本人が英語を話せない理由」に対してかなり効果のあるレッスンが多かったと思います。値段的にもGabaなどの1レッスンあたり5000円〜6000円に比べると1レッスンあたり3300円と安く、食事もついてきて、連続して取り組めることからかなり効果が高いと思いました。

私は非常に「効果が高い」と感じており、おすすめできるスクールです。

今後は今回身につけた能力を落とさないようにDMMなどでさらに継続して英会話に取り組んで行きたいと思います。

さいごに

私の紹介で受講するとキャンペーンで「一万円引き」になるそうです。(98,000円 -> 88,000円になる)

※私が受講したのが4月末であった為、半年後の2019年10月31日をもって私からの紹介は出来なくなりました。(2019/11/05追記)

紹介しても私には一円の得も無いのですが、もし興味がある方はDMを頂ければご紹介致します

読んで頂いてありがとうございました!

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