ブタさんは、ブタを食べるの?
息子(4歳)に聞かれた。
「まま、ブタさんは、ブタを食べるの?」
純粋な目だった。
え、とあんまり何も考えずに「たべないよ。〇〇くんは、〇〇くんを食べないでしょう?」と言った。
息子は眉をひそめて、「だって〇〇くんはおやさいじゃないもん」と言う。
ん???「ブタさんも、お野菜じゃないでしょう」「そうだけどさ、あのさ、だってさ」息子は一生懸命何かを説明しようとしている。うんうん、とじぃっと待つ。
「ウシさんはさ、じゃーっとぎゅうにゅうだすでしょう?おしっこから。それで、のむでしょう?」ちょっと収拾がつかなくなってきて、頭を抱える。
「牛乳はおしっこじゃないよ?ウシさんはさ、牛乳をおっぱいから出すんだよ。〇〇くんも、ママのおっぱい飲んでたでしょ?それと同じ」
息子はえへへと照れ出し、さりげないおっぱいタッチをしながら「そうだよねえ」と言って、その話は終わりになった。
今、そのやりとりを思い返してみて、息子なりに「考える」「聞いてみる」
という行動が増えているんだなと思う。
確かにブタさんって、絵本の可愛らしいブタと、パックに入っている豚肉では、だいぶ距離がある。おしっこのくだりで動揺して、ちゃんと答えられなかったな。
ブタさんは、ブタを食べるのかどうか。
ママは食べないと思うんだけど、どう思う?
ブタさんは、何を食べるのが好きなのかな。
一緒に調べてみようね、と言おう。猛省。
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