見出し画像

秋のお楽しみ、ごはんの友パーティ

新米の季節。
そわそわと新米が入った米袋を見つめること、1ヶ月。ようやく重い腰を上げて精米に行き、めでたくごはんの友パーティを開催した。

※ごはんの友パーティとは
新米が届いたら行う、我が家族4名だけで行う季節行事である
ルールは簡単、各々がこれぞごはんに合う!というおかずを2~3品スーパーで買い求め、おいしく炊いた新米にのせて食べるのみ

ここだけの話、私はクリスマスや誕生日よりも楽しみにしている。つやつやの新米に、自分の推しおかずをのせるときの気持ちは、何事にも代えがたい。

パーティ開催は日曜日、朝から「夜はごはんの友パーティだからね」と何度も家族に念を押した。

おいしく新米をいただくためには、空腹にしておくことも重要なのだ。おやつは割愛させていただく。当然、子ども達から猛烈な抗議を受けるが、それも厭わない。1年にたった1日のパーティだ、それぐらい我慢できなければ参加資格が無い。

空は雲ひとつない秋晴れ、車に子ども達の自転車を2台積み、少し先にある広い公園へ遊びに行った。

お米2合分、おにぎりを握りタッパーに入れる。テンションが上がりすぎて新米をフライングしてしまった。

おにぎりだけでは足りないので、途中でミニストップに寄り、ホットスナックを購入。ミニストップのホットコーナーは、いつ見ても惚れ惚れする。ハッシュポテトの小さいやつにのり塩が出ていたし、フライドチキンだけでなくスモークチキンがあった。わかってるなぁ、と思う。思わず運転席の夫の口にハッシュポテトを放り込むなどしながら、公園に到着。

緑色のくすんだ池を囲むその公園は、ちょっとした歩道と遊具があって、自転車遊びに丁度良い。赤や黄に色づいた葉の隙間から、おだやかな光が差し込む。石の大きな遊具の周りで、小さな子ども達がはしゃいでいる。絵に描いたような日曜日だ。

しばらく遊んでから、ベンチに並んで座り、おにぎりを頬張る。むぅ、うまい。新米で作ったおにぎりのうまさ。右手におにぎりを、左手にスモークチキンを持った私は、なんだか無敵だ。

その後、娘の自転車とジョギングしたり、家族4人でじゃんけんゲーム(パーで勝ったらパイナツプルとか言って進むあれ、なんて名前なんだろう)をしたりして遊んだ後、スーパーに寄って帰宅した。

それでもまだ15時。本屋に行ったりタイピングゲームをしたり、1時間それぞれ時間を潰して、もう我慢できない!と16時にはお米をセットした。私が味噌汁を作り、夫がステーキを焼く。

ごはんの友パーティ2019
・紀州の梅干し
・黄色の沢庵
・韓国のり
・納豆
・ドラえもんふりかけ
・白菜キムチ
・ステーキをわさび醤油で
・卵の黄身の醤油漬
・イカの塩辛
・じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

以上が我が家の2019ラインナップ。
それぞれが、これ…!という品をリクエストした、最強の布陣。
炊きあがりの電子音が、勝利のファンファーレのように鳴り響く。

フタを開けると、湯気の中から新米が美しく浮かび上がる。3合炊いたけれど、みんな勢いよくおかわりして、あっという間にぺろり。娘に至っては、クックドゥのCMで見たことある感じのガツガツで、もう可愛くてそれを眺めているだけで笑えた。

新米を食べられるって、しあわせ。

(私の推しは、イカの塩辛)

#日記 #瞬殺飯 #週末のご馳走 #新米 #ごはんの友パーティ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?