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昨今のコロナ禍により「ある日いきなり在宅ワークをすることになってしまった」という方々、そう少なくはないのではなかと思います。

今年2020年の4月、全米の1万2895人が回答したというフィッシュボール社の調査では「在宅勤務中に酒を1~2杯飲んだことがある」と答えた人が41.76%、なんとおよそ4割に上ったとのこと。
そして飲酒率が特に高いのは、広告会社とマーケティング企業の社員で49.79%、およそ半数の社員が「自宅で酒を飲みながら」仕事をしていたとの結果に。

「慣れないリモートワークと感染の恐怖でストレスがたまる」

ええ、わかりますとも!
ストレスを軽減させるために、ちょっと1杯だけ…?

いえいえ 笑
これはどちらかというと
「自宅で仕事をしていると、どうしても気が緩んでしまって…」
という方が本音に近いかな?と私は思いますがいかがでしょう?

かくいう私も、かれこれ5年以上、在宅ワークです。
仕事内容としては、前半2年間は業務委託での事務作業、
後半3年間は、事務所を持たずリビングワーカーとして自宅で起業を致しました。

コロナ禍以前に、私の住まう町は都会からほど遠い温泉地…
そう都合の良い時間帯での就業を望めるわけでもなく、
また悩むほど就職場所の選択肢もないため、
このようにクラウドでやり取りができ、PC1台で仕事に繋がる。
という環境は、私にとってはこの上ない好都合でした。

通話料も、通信量も定額制で
電気と電波の心配もいらず、家賃も必要なく、快適な環境で仕事ができる。

ただ、唯一の大きな落とし穴と言えるのが
「自宅で仕事をしていると、どうしても気が緩んでしまう」
…前出のアンケートと同様ですね 笑

さて、いかにこの問題をクリアするか?
これこそが「これからの仕事術」を大きく左右するのではないかと思います。

ではなぜ、気が緩んでしまうのだと思います?
それは「人の目がない」ということがやはり大きな要因だと思います。

かつて私が勤めていた企業が、アジアに支所を設けて在庫品を管理する工場を設立しました。
が、現地の従業員が全く働かない!!笑
経費は毎月出ていけど、数字がピクリとも動かないのです。
そこでまず、工場にWebカメラを1台設置しました。
そして事務所には「ダミーの首振りカメラ」を設置したのです。

その途端に、みんな動く動く… 笑
今まで全く成果が上がらなかった数字が、ようやく動き出すようになりました。
なるほど…
「監視と管理がなく動ける人は本当に少数なのだ」と20代で学びました。

それは今でいう「リモートワーク」の先駆けでしたが
今後、リモートワークや在宅勤務者はますます増加傾向にあると思います。
企業としては、事務所の面積や備品の数が減ればそれだけ経費が掛からずに済むということですし
社員としても、毎日出社する必要がなくなるわけです。

しかしその場合の問題点は
「いかに社員のモチベーションを保ちつつ、在宅勤務で成果を上げるか?」
となりますよね。
何も設定がない状況で「成果を出す」ということは
実はとてもハードルが高く難しいのです。

仮に「こんな環境であれば成果が出しやすいのでは?」と思うことは

・具体的な仕事内容が決まっていること
・報告と連絡を逐一できること
これはとても重要で「相談したいと思った時に出来なかった」
一度タイミングを逃してしまうと「まぁいいか」になりがちなのです。
この「タイミング」をしっかり受け止める場所を設置すること!

・他の社員とも交流できる場所があること(もちろんオンラインで構わない)
・孤独を感じないこと
・企業全体の目標と、個人の目標設定を明確に「毎日提示」すること

こうしてみてみると…
結局、誰もが「管理されている」のですよね。
企業に管理してもらうか?
自分で自分を管理するか?
違いはただ、それだけ

いずれにしても
漠然と仕事をしていては、何の成果もでないということだけは確実!
これは今の自分にも…書いていながら大変耳の痛い内容でした(汗

2020年も半分終わってしまいましたね。
貴方の今年は、どんな成果を出しますか?
そのために、貴方はどのように自分を動かしていますか?

私ももう一度、自分の『自己管理術』見直したいと思います。



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