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「損切丸」 ー 中国編

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アメリカとの覇権争いの中、ますます存在感の増している「中国」。ここでは中国国債など限られた情報の中、「資金繰り」状況などについて考察を加えてみる。
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2021年10月の記事一覧

マーケットで満ちる「不穏な空気」。

 金利市場がここ数年で初めて注目を浴びているのはいいのだが、最近の米国債市場を見ていると…

損切丸
2年前
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サヨナラ ?「マイナス金利」 ー 減っていく「お金」の奪い合いが始まる。

 「金利が低くて "円安" で言い訳ない!」  筆者が22年間円金利や日銀と関わってきてずっと…

損切丸
2年前
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"不気味" な中国国債Ⅵ。ー 「信用リスク」による金利上昇は中央銀行も ”お手上げ”…

 5月以降追ってきたやっぱり "不気味" な中国国債。↓ の最新版。  「お金がない!!」 …

損切丸
2年前
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まだ "お金" が余ってるなぁ...。

 何だかんだで米株も上昇基調に復帰。11~12月の決算期の「ボーナスシーズン」に向けてファン…

損切丸
2年前
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”金利が上がれば上がるほど下がる” 米国債金利。

 9月米消費者物価指数(年率) @+5.4% 予想 @+5.3% 前月 @+5.3% FRB当局者が ”一…

損切丸
2年前
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イールドカーブ研究。ー 「インフレ」と「金融政策」の行く末。ブラジルとトルコの対…

 「インフレ、インフレとしつこいなぁ」  2019年4月13日「お金のマニュアル」を書き始めて…

損切丸
2年前
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最後は「金利」が ”とどめ” を刺す ー 「インフレ」と「中国」の綱引き。

"前門の「インフレ」、後門の「中国」"  今のマーケットの状況をこう書いた事があったが、株式市場がまさにそんな感じ。昨日(10/5)は株価が反発してファンドも投資家もほっと一息だが、今度は "前門の「インフレ」" 「金利上昇」が迫ってきた。   "後門の「中国」" も「需要減少・景気後退」 → 「インフレ懸念後退」「金利低下」に役立てば株価にも幾分かの追い風にもなるが、昨日のように自立反発すれば、途端に "前門" が開く。「株価」と「国債」がシーソーのように上下動す

マーケットの「脱・中国」 ー ウィルスから ”経済パンデミック” へ?

 「我々の尺度では計れない国」  前稿 ↓ ではそういう表現で書いた「中国」。投資、マー…

損切丸
2年前
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「中国」から聞こえてくる "足音" Ⅲ。ー 我々の尺度では計れない国。

 「あれっ、日経平均マイナスになってる」  10/1(金)のNYダウは "メルク社がコロナの飲み…

損切丸
2年前
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