米国債の名目金利は "低位安定" なのにBEI(予想物価率)が再度上昇を始めたのはなぜなのか。
日本の連休中にブラジル中銀は+0.75%利上げを決定した。ほぼ市場予想通りのようだが、これで政策金利は@3.5%。ブラジル・レアルが売られてていたとは言え、トルコ ↓ 程ではなく為替防衛が主眼ではないようだ。
真の問題は物価上昇圧力だ。2020年前半まで+2%台(年率)で安定していたCPIが直近では+6%超え ↓ 。通貨安の影響がそれ程でもなく、まさにインフレ真っ只中。利上げの効果で通貨レアル自体は持ち直しているが、それでも政策金利@3.5%はまだまだ十分に高いとは言え