マガジンのカバー画像

「損切丸」ー 金利編

848
かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

「ユニクロ柳井氏、京大・本庶氏、山中氏の医療研究に100億円寄付を即決」に思うこと…

 「コロナは100年に一度の危機。今から必ずスタグフレーション(景気悪化とインフレの同時進行…

損切丸
3年前
16

日本の資金繰り研究 @2020.6.20。- 「政府預金」と「その他預金」。

 日銀のバランスシートについて@6.20時点では残念ながら(笑)大きな変化はなかった。ほぼ予…

損切丸
3年前
7

市場が「静止」した日 ー 2020年後半マーケットのファクターXは「金利」。

 2020年は予想外にかなりの変動に見舞われたが、「暴走列車」もようやく速度が落ちてきた。欧…

損切丸
3年前
11

中国の資金繰り研究 - 「寄せ集め」データからの類推。

 中国の中央銀行に当たる「中国人民銀行」が6/23に香港で100億元(約1,500億円)の6カ月物人…

損切丸
3年前
13

「お金」の価値は「幻想」に過ぎないのか - 「信用」を失えば「法定紙幣」はただの…

 「損切丸」では「お金」の価値について、起ち上げ時にも「お金のマニュアル」 -損をしない…

損切丸
3年前
17

「機械取引時代」の新しい株式投資・トレードの方法。

 昨日(6/15)のNYダウも値動きが激しかった。▼700ドル以上下げたところから+157.62ドルま…

損切丸
3年前
12

日本の資金繰り研究 @2020.6.10。- 遂に預金の取り崩しが始まったのか?

 昨日(6/11)NYダウが▼1861.82(▼6.9%)急落した。前稿で「過剰流動性」と「フリーランチ」売り切れに言及した直後だったので、そのタイミングには筆者も少々驚いている。それにしても一般の皆さん(特に日本)の反応がまあ薄いこと。*実際この3か月間、景気実態とかけ離れて+40%強も急騰していた株価にあきれていた人も多かったのだろう。  *株価下落について解説したメディア記事に対し、ネットから辛辣なコメントが多かったのが印象的。「何が今更”第2波への懸念”だよ」「パウ

「過剰流動性」の行方 ー 「株式」←→「国債」の動きから読み解く。

 5月 米CPI(前年比) +0.1% 予想 ▼0.8% 前月 +0.3%  5月の米消費者物価(CPI…

損切丸
3年前
9

日本の資金繰り研究Ⅱ。其の2 - 国内貸出・預金動向@2020年5月。

 5月 貸出金 568兆円 (前月比+8兆円)       預金 1,016兆円(前月比+17兆円) …

損切丸
3年前
6

続・「鉄壁の株式市場」vs「金利上昇」- 株の買い戻しはどこまで続くのか。

 5月米雇用統計      失業率     13.3%    予想 16.5%    前月 14.7% …

損切丸
3年前
12

「鉄壁の株式市場」に立ちはだかる”伏兵”「金利上昇」。

 昨日(6/4)ECBが追加の量的金融緩和策を発表した。金額は6,000億ユーロで市場予想(5,000億…

損切丸
3年前
15

機能を停止した「金利市場」 vs 「槍が降っても上昇する株式市場」。

 標題に添付したのは米国債10年までのイールドカーブ。株価が急落した3月23日と6月1日を比較…

損切丸
3年前
11