マガジンのカバー画像

「損切丸」- 「株・為替編」

828
「損切丸」から株、為替のマーケットに焦点を当てた note。
運営しているクリエイター

#日銀

”棚からぼた餅” ?-「利下げ」大歓迎の株式市場

 米ISM製造業業況指数の予想を上回る低下(@47.8 < 予想@49.5、前月@49.1)を見ると「イン…

損切丸
1か月前
20

ECB「利上げから一抜けた!」- 「インフレ」抑制の役割は日銀に交代?

 昨日(1/25)金利を据え置いたECBだが、理事会後のラガルド総裁の発言がマーケットに波紋を…

損切丸
2か月前
26

次のテーマは何だ? ー 近付く「利上げ」局面の ”終わり” (除.日本)。

 2023.1.18.「煽るだけ煽って喰いついてきたらズドン!」が常套手段。|損切丸 (note.com) …

損切丸
8か月前
18

「円、どんどん売ります!」の免罪符。ー 世界的な「真性インフレ」下、「金融緩和」…

 「@135円台も」なんて呑気な事を言っていたら、あっという間に@134円台。目処どころか単な…

損切丸
1年前
20

今の「値上げ」は「インフレ税」。結局は「お金」の問題。

 6/6 日銀黒田総裁「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」  この報を受けて、さ…

損切丸
1年前
19

米 中国を「為替操作国」認定 - リーマンショック級大暴落(??)。

 今度は米中問題。NYダウは一時1,000ドル近く下げたが、米国が中国を自国通貨安に意図的に誘…

損切丸
4年前
6

2020年マーケット展望 - 引き続き米大統領選中心の展開を予想。

 2019年も何かとお騒がせだったトランプ大統領。弾劾法案が米下院を通過するなど政治的逆風にさらされながらも、経済運営で手腕を発揮したことから支持率は40%を維持している。この流れをくめば、法案は上院の3分の2の賛成で可決される見通しはかなり低く、このまま大統領選に突入しそうだ。  振り返れば、特に米株式市場は「トランプ劇場」ともいうべき展開で、「ツイッター」のつぶやきで急騰、急落を繰り返しながら、結局NYダウで史上最高値を更新し続けている。  ここで各市場の2020年の

(仮説)日経平均が54,000円に? - 政府・日銀が日本株をもっと買い占めたらどうな…

 日本の相場、特に2020年の株式市場を展望するに辺り、具体的な数値をベースに円資金フロー=…

損切丸
4年前
16

株、債券、不動産の3つの商品性を併せ持つ「REIT」(不動産投資信託)。

 昨日(2020年1月21日)、日銀は「超金融緩和政策」の維持を決めた。政策を変えるつもりはさ…

損切丸
4年前
10

(続)株が大分おかしい。- 株を売ったお金はどこに向かうのか。

 2月24日(月)は天皇誕生日の振替休日で東京市場は休場だが、朝から株や為替のトレードスク…

損切丸
4年前
8

株も金利もおかしい- AIの「学習効果」も機能不全。

 「株が下がったんで買い増ししましたよ!」  昨日のテレビニュースで個人投資家と思しきお…

損切丸
4年前
8

「機械的買い相場」 vs 「人間的売り相場」Ⅲ - FRB「▼0.50%緊急利下げ」も株式…

 ある程度予測はしていたが、FRBはFOMC以外の日に「▼0.50%緊急利下げ」を決定した。今のマ…

損切丸
4年前
7

「機械的買い相場」 vs 「人間的売り相場」Ⅳ - まるで「タイタニック」船内での揉…

 恐れていた通り、マーケットは「人間的売り相場」が支配しているようだ。おそらくAIやアルゴ…

損切丸
4年前
7

日本の資金繰り研究 @2020.6.10。- 遂に預金の取り崩しが始まったのか?

 昨日(6/11)NYダウが▼1861.82(▼6.9%)急落した。前稿で「過剰流動性」と「フリーランチ」売り切れに言及した直後だったので、そのタイミングには筆者も少々驚いている。それにしても一般の皆さん(特に日本)の反応がまあ薄いこと。*実際この3か月間、景気実態とかけ離れて+40%強も急騰していた株価にあきれていた人も多かったのだろう。  *株価下落について解説したメディア記事に対し、ネットから辛辣なコメントが多かったのが印象的。「何が今更”第2波への懸念”だよ」「パウ