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「損切丸」- 「株・為替編」

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「損切丸」から株、為替のマーケットに焦点を当てた note。
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2020年11月の記事一覧

アメリカ大統領選挙後の展望 ー 「敗者に厳しい」マーケットの大原則。

 「そんなことグタグタ考えてる暇ないよ、為替はゼロヨンダッシュ!」  毎月第一金曜日の夜…

損切丸
3年前
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見切り発車の株式市場 vs 冷静なFX vs 「生き返る」金利市場。

 米大統領選投票日当時(11/3)、米株式市場は「見切り発車」よろしく買われた。もうどちらが…

損切丸
3年前
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第3の情報源「マーケット」。 ー メディアもSNSも混乱する中で...。

 「何だこのトレジャリー(US Treasury、米国債)の買いは!」  「選挙」は魔物である。大…

損切丸
3年前
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欧州(+米?)からの「量的緩和の波状攻撃」を日本は受けきれるのか。

「バイデン候補が優勢で株が上昇」「トランプ優勢に転じ米株買い」 「何だ、結局アメリカ株は…

損切丸
3年前
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「流動性ダム」は決壊するのか ー 「過剰流動性・多分こうだったんじゃないか劇場」…

 アメリカ大統領選を挟んで大暴れしている株式市場。まあこちらはある程度予想された動きだが…

損切丸
3年前
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日経平均「バブル崩壊後」高値を更新 ー 株や金利は「現実」を写す鏡となるか。

 バイデン新大統領当選確実の報を受けて「ご祝儀相場」もあり週明けの日経平均が強い。だが@…

損切丸
3年前
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これだから相場は怖い。 ー  ”嘘から出た誠” ”Never Say Never" 。

 「米ファイザーのコロナワクチン、9割超に効果 近く緊急使用申請」  ロンドン市場の後場、日本時間の午後9時過ぎにこのビッグニュースが飛び込んできた。それまで@103円台半ばだったドル円は@105円台に、東京~ロンドン時間では+300~400ドルだったNYダウ先物が+1,500ドル近く急騰し@30,000ドル目前に。これだから相場は怖い。  「日経平均が29年ぶりの高値更新」  景気回復に実感のない日本人としては、米・新大統領の「ご祝儀相場」込みとは言え、@11/9日経

横を見ながら動く「円金利市場」 ー 「過剰流動性」正常化の流れからドルを中心に「…

 「それで他行はどうなんだ?」  「M銀行は▼500億円の損失、S銀行は▼300億円です」  「…

損切丸
3年前
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「雇用」と「株価」。ー 失業者の増加 ≠ 株価下落? 「株価」が映し出す「現実」とは…

 「夜間アルバイト募集 時給1,400円」  最寄り駅のお弁当屋さんにチラシが貼ってあって「…

損切丸
3年前
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相場の暴落を阻む「キャリー取引」 ー 「金利差益」 vs「時価評価」。

 NYダウやナスダック指数の調整を受けてこのところ反発している米国債市場だが、ここでの主役…

損切丸
3年前
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「なさそうでありそうな」2021年10大ニュース予想。

 2019.10.23. 「なさそうでありそうな」2020年10大ニュース予想。↓ からはや1年経とうとし…

損切丸
3年前
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上がれば上がる程 "下がる"「株」、下がれば下がる程 "上がる"「金利」。

 ” Stronger JPY ( Japanese Yen) shall cause Weaker JPY " (円高が進めば進むほど円安を…

損切丸
3年前
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日本「脱皮」への予兆? ー 「円高の呪縛」から解放されるか。

 日経平均が強い。報道もいちいち「29年ぶり高値」がつくので目に付いてしまうが、為替価値の…

損切丸
3年前
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上がり続ける中国の「実質金利」Ⅲ ー   一体「金利」はどこまで上昇するのか?

 「清華大学が支援する半導体メーカーの紫光集団は16日、同日に期限を迎えた私募債13億元(約207億円、表面利率@5.6%)の償還ができないと明らかにした。」  「ドイツのBMWと提携している中国自動車メーカーのブリリアンス・オート・グループ・ホールディングス(華晨汽車集団)も65億元(約1,035億円)の社債で不履行が生じたと発表した。」  11/12 上がり続ける中国の「実質金利」Ⅲ ↓ の更に続編。  人民元の金利上昇が止まらない。中央銀行である中国人民銀行も11