「ドル高」「円安」の終焉(?)。ー 「GDPギャップ」プラス転換が示唆する事。
注目の米雇用統計だが、米国債市場が急上昇(金利急低下)の後に急落とまたも大荒れ。ドル円も大分振り回された(苦笑)。以下、筆者の分析:
まあFRBによる「利上げ」ストップには十分だが、それで「ドル高」終焉とはいきそうにない。ヨーロッパの景気がアメリカより悪いからだ。
これでも ”底打ち” はしてきている。だが如何せんユーロ圏のPMIは好不況の分かれ目である50を大きく割り込んだまま。やはりエネルギーをロシアに依存し過ぎたツケは大きい。不良債権で苦しむ中国に傾斜し過ぎた