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上司との考え方の違いから考える、私の理想の仕事の取り組み方

昨日は、上司と、「私が新しく業務を引き受けるために、今抱えている業務をいかにして外部に切り出すか」という話と、その一環として、「業務フローの最適化をどのように進めていくか」について議論しました。
こちらに書いていた、理想の働き方に近づくための、担当業務のパートアウトや業務フローの最適化を実際に上司にぶつけたかたちになります。

私の提案は、概ね期待を超えるものだったようで、今後これを進めていこうという話になりました。

一方で、腑に落ちない話が少しあり、考え方の違いについて気付いたことや、少しだけ明確になった自分の理想の仕事像について書きつらねます。


1.社内評価より実績は積みたい、そして育児中社員の働き方改善には社内評価も大事

上司から「今会社はあなたを時短勤務だからという理由で評価していないけれど、実績を積んでもう一段上がってもらいたいと目論んでいる」と言う話がありました。

まず、社内評価(昇格)について。
正直、社内評価にはあまり関心がありません。
職位よりも仕事や役割が先にあるので、昇格したところで仕事の内容が変わるわけでもなく。
私のモチベーションを上げるためにそう言ったんでしょうが、達成欲皆無なので全く刺さらない・・・
しかし、実績があると社外の評価にも繋がるので、実績を積むことは悪くないと思いました。
それに、社内評価はあって悪いことはないですよね。
働きやすい環境を整えたいと思った時、評価が高ければ、要求が通りやすくなるはずです。
育児中社員というハンデを背負っている分、要求が通りやすいことの価値は大きいです。

2.理想の業務規模とマネジメント

そして、「上に立つならば、業務を人に振り付けて仕事を進めろ」とアドバイスをいただきました。

ただ、それに対して思うところが2つあります。

ひとつめは、「それって私が目指すものだっけ」ということ。
自分に向いてない部分や、やりたくない部分はなるべく人に振りたいとは思いますが
一方で、日常的に多くの人と関わることは避けたい。
なぜなら、疲れるから。
内向的な性格なので、人とコミュニケーションをとることに、ものすごくエネルギーを奪われるのです。

ふたつめは、「自分がこうしたいと思っていることを人に担わせる行為は、相手の主体性ややりがいを奪うことにならないか」ということ。
今まで、私はこの上司の下にいて、「上司のやりたいことを実現するような仕事はやりたくない!」と非常に強いストレスを感じていました。
「上司がやりたいこと」、つまり、その業務で達成すべきゴールをなかなか飲み込めず、仕事を全否定され、かなり辛い思いをしました。
子どももイヤイヤ期で毎日夫の帰りも遅く、あの時はつらかったな・・・
今思えば、「もっと指示を明確にしてほしい」と言えばよかったのだと思いますし、私に対する期待値が高かったがゆえだとは思うのです。
ただ、あんな思いはもうしたくないし、人にもさせたくない。
「裁量のなさ」がものすごく苦しかったのです。

総合すると、私の理想の働く環境には適切な業務規模があり、それは、「自分がこうしたいと思うことを人に担わせてまではやりたくなく、やりたいことを自分でできるくらいの、もっとコンパクトな規模」ということでしょうか。

振り先が、サービスとしてそれを専門で行う会社だったらいい気もしますし、この答えはもう少し実験しながら突き詰めてみたいです。
レバレッジを効かせて大きな仕事ができるのであればそれに越したことはないと思うのですが、前述の通り「日常的に多くの人と関わることは避けたい」。
でも、ある条件を付けさえすればレバレッジをかけられる、というのであれば、自分の可能性を広げるために、その条件が何なのかを知りたい。

それに、私のポリシーにあった人への仕事の振り方もあるのかもしれない。

明確に言えるのは、私はこの上司と同じような仕事の振り方はしない、ということ。
反面教師という言葉はあまり好きではありませんが、自分が嫌だったことを材料に「本当はこうして欲しかったんだ」を実現できたら、自分の強みを生かしたマネジメントができる気がします。

3.ミーティングの反省

あと、この1on1の臨み方についての反省もありました。
急遽ミーティングをセットしたので、資料(「業務棚卸し」と「業務フロー最適化の提案書」)を準備するのに精一杯で、伝えるべきポイントが伝わらなかったという反省があります。

業務棚卸しに関しては、
・一部パートアウトしたい
・量だけでなく、タスクの「数」も減らしたいので、些細な雑務も受けてくれるアシスタントをつけてほしい
という2点を伝えたかったのですが、2点目が伝わらなかったのです。

業務を棚卸しして、各業務人に振れるとしたら、こういう人、というような羅列の資料でしかなかったので、もう一歩踏み込んで「こうして欲しい」をまず伝えなくちゃいけなかった。
なんで、「どうしてもこういう業務は残りそうだ」という話を先にしてしまったんだろう・・・
「何を伝えるか」をちゃんと用意していたのに、話す順番を考え切れていなかった・・・・
メールの添付ファイルを解凍してサーバーに落とすとか、そういう些細なことをやってくれる人をつけてほしかったのに・・・。

いつもコーチングのセッションでコーチから聞かれるみたいに「面談の終わりに、上司にどういってもらいたいか」。
そこから考えるべきでした。

猛反省です。

振り返れば、ここでも同じような反省をしているので、次回は過去のnoteを振り返ってから臨みます。


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