Brighture で5日間オンライン留学をしてみた

英語は長年の課題で、どうにか基本的な受け答えはできるようになりたいと思っていた。ライターの仕事をしているので、あわよくば「英語で聞いて日本語で書く」が実践できたら嬉しい。実現すればいろんな文化の人から話を聞いて「へー!ほー!」と驚く体験がし放題になる。

ただし、英語ができるようになったら。うーん。

自分で少しずつ勉強はするものの、苦手なのに独学では本当に進まない。ということで、一念発起してちゃんと英語を習うことにした。私のレベルはたぶん会話をしたいと願うもっと手前で、英語アレルギーの状態からやっと英語が怖くなくなってきたところ。

多少厳しくても「ちゃんと教えてもらう」をどこかでやらなければと思って情報を集め始めた。そこで選んだのがフィリピン留学・セブ留学の語学学校Brighture(ブライチャー)。

オンライン留学の1週間コース(授業は実質5日間)/朝3コマのカリキュラムを選び、7/27〜31まで受けてみた。このnoteではそこに至る前の準備と、実際に受けた授業について備忘録も兼ねて書き残しておこうと思う。

私の英語レベル

高校時代から私の英語力は壊滅状態。高3の11月に受けた駿台模試は200点中60点という成績で、友達が「今それはちょっとやばいよ…」と代わりに心配してくれるレベルだった。

宿題で5行の和訳をするのに2時間かけても分からない。単語は全部調べたし、意味も知ったけど、つながり方が全然分からない。授業の答え合わせで「こんな文ですよ」と教えてもらうと「ああ、そうつながっているのか」と思うけれど、法則が全く見えなくて本当に苦痛でしかなかった。

あまりにも英語を避けたくて、中国語を勉強し始めたくらいだ。幸い中国語のほうで留学と資格取得まで行けたので、語学コンプレックスはそちらで何とか解消することができた(中国語ありがとう)。

英語について再び考えたのは10年ほど前。まだ企業で働いていた頃に「社会人としてどうにかしないと」と思ってTOEICを目標に勉強を始めた。そのときにお世話になったのがこの本。

もう基礎の基礎からビジネス英単語を覚えないと無理。ここで頑張って2009年1月のTOEICでスコア570まで行った。その後は「また受けたら絶対にスコアが下がる」という若干卑怯な理由からTOEICを受けていない。

そしてまた「英語やらなきゃ」の波が来たのだった。

オンライン留学前にした勉強

去年の夏、こちらの記事を読んでちょっとやる気になった。

記事に登場するのは、受験マンガ『ドラゴン桜』に登場する英語教師のモデルになった先生がまとめた『ドラゴンイングリッシュ』。

覚えれば基礎的な英文ルールが頭に入り、応用も可能という。上の記事のびよんどさんは、本にある英文を暗記して使いこなして英語力をつけたらしい。おお。

避けてきた受験勉強を今するつもりで本を購入。100ある英文をブツブツ言いながら構造を理解して、昨年夏には最後までたどり着いた。全暗記は無理だったけれど、日本語を読んで該当する英文を言ってみる、というのは100文まで行けた。

ここでやっと、長めの文の構造が理解できた

こういうルールでつながっているのか! この形の文はここで意味が切れるのか! 本当は18歳くらいで知ったほうがよいことを、やっと理解した。そういうことかい。

私にとっての一番のメリットは、twitterの英文ニュースを「読もうか」と思えるようになったことだった。今までは目には映っていても心のシャッターが閉じて全然入ってこなかった。それが「読もうか」と思えて、読んでみたら「単語は分からんけど構造の認識はどうも合っているようだ」までいけるようになった。格段の進歩。一次情報を取ろうと思えた自分えらい。便利な世の中になったので、ツイートの下の「翻訳する」をクリックすれば答え合わせがすぐできる。

今年、もう一つ背中を後押ししてくれる記事を読む。

へー! そんなアプリがあるのか。記事を読んだのが7月に入ってからで、早速ダウンロードしてアカウントを作った。

おお、これは面白いかもしれない。正直、これは中学校で学んだ基本が多いので少し英語ができる人には退屈だと思う。でもその前後でつまずいている自分にとってはレベルがぴったりだった。

過去分詞や動名詞などの項目に分かれていて、選ぶとゲーム感覚で英文を作る問題が出てくる。日本語の意味になるようにバラバラの単語を指で組み合わせたり(タイプするのではないので楽)、読み上げた短文の通りに単語を組み合わせたり(タイプするのではないので楽)、たまに短い文でタイプを求められたりする。

簡単ではあるし、同じ語法が繰り返し出てくるので何度もやると覚えてくる。覚えると自信を持って答えられる。英語が苦手な自分にとって「英語の問題で正解を出せる」という体験がどれだけモチベーションになるか!

これのおかげでやっと「仮定法過去分詞」というややこしい文法についても「そうなのか」と納得した。1週間ごとにリセットされるリーグ戦やスコア競争が楽しくて、このアプリはまだ続けている。

野本さんの記事で、もう一つ気になったのはこれだった。

ああ、発音。ちゃんとやったことがないし、たぶんめちゃくちゃなんだろう。ただ知識が更地に近い今なら、習ったら良い習慣が身につけられるかもしれない。ここで初めて語学学校Brightureを意識して調べ始めた。

無料体験レッスンと学習相談を受けてみる

Brightureではアカウントを作ると2回無料でオンラインレッスンが受けられる。これはやってみるしかない。ただオンラインでつながることはできても、自分が何を言えばいいのかよく分かっていない。

でもなあ、こういう恥を乗り越えていかないと先には行けないんだよなあ。それは分かってるんだよなあ。

手に変な汗を握りながらオンラインの接続を待つ。今回はSkypeで、あらかじめ伝えていたGmailのアカウントにGoogleドキュメントの共有招待が届く。なるほどー、ここで資料を共有するのか。便利になったなー。

体験1つ目はListening and Speaking(リスニング&スピーキング)の初歩。オーディオ素材を聞いて、質問に答えていく。…というのも後でだんだん分かってくる話で、そのときは先生が何を言っているのか掴めない状態だった。自分に向けて質問しているのか、何か説明してくれているのか。

先生は根気強くどんなレベルの英語が伝わるのか試しているのが分かるけれど、その内容が聞き取れない。大変だけど仕方ない。ここからスタートなのだから。

緊張の50分近くが終わって、どっと気が抜けた。最近使っていない筋肉を使った感じ。いやいや、これに慣れなければ。

体験の合間に学習相談を受けてみることにした。自分のレベルではどうすればいいのか、ここでどんな勉強ができるのか、聞いてみたいと思ったからだった。約束の日時にオンラインにつなぐと、学校創業者である松井博さんが映ってびっくり。

将来的には英語で聞いて書いてみたいという話と、現在のレベルについてもお伝えする。10分ほど英語で話した後、足りないところを教えてもらう。まず発音はちゃんとしたほうがいい。うむ。あと、ビジネスで英語を使いたいのであればどこかで必ずReading and Writingの読み書きを習ったほうがいい。そうなのか。

日常会話ができる人でも、英語でのエッセイや物事を論理的に伝える場ではうまく書けない人が多いらしい。このときはまだピンと来なかったけれど、実際に体験してその重要性を知ることになる。

発音についてはまだ体験が1回残っているとお伝えすると「それはぜひ受けてみてください」とのこと。よし、やってみよう。

体験2つ目はPhonics and Pronunciation(フォニックス&発音)のレッスン。これはもう、今までの英語の授業ではやったことがないものだった。まず口と舌をほぐすエクササイズを行い、基本的な音のルールの説明を受けて実際に母音を発音してみる。

/æ//ɛ//ɪ//ɑ//ɔ//ʌ/ の違いなんて、考えたことがなかった。何だその音は。どうやって出すんだ。「ア」が何種類かあるのは何となく分かる。ただ自分の口を使って区別ができない。

このレッスンでは、まさにそこが鍛えられる。見本の母音を聞いて、口の形の作り方とコツを聞いて、自分で再現してみる。舌や唇の形が間違っていると正しい音が出ないので容赦なくダメ出しされる。

そう聞くと厳しく思えるかもしれないけれど、個人的にはとても面白かった。身体に注意を向ける体験が少なかったからかもしれない。ダメ出しをされても「じゃあこれはどうだ」と試して、当たっていると嬉しい。新しいゲームを教えてもらった感じ。

あー、発音大事なのはよく分かった。これができないと英語っぽい発音にはたぶん辿り着けない。

どのコースにするか迷う

50分の体験レッスンと実感で、Brightureでやってみようと決めた。ではどんなコースで勉強しようか。

用意されているのは大きく分けて2つ。1つは月額やまとめ購入によるチケット制で自分が好きなときにレッスンを受けるスタイル。もう1つは1週間や2週間という期間を決めて、学校の時間割のように平日毎日同じ時間に授業を受けるスタイル。オンライン留学と称されているのが後者だった。

自分で時間を決めるスタイルより、もうちょっと強制力がないと挫折しそうな気がする。そもそも今回は「ちゃんと勉強しよう」と思ったはず。だったら1週間なら1週間、期間を決めて集中するほうが自分に良さそう。何より、もしセブ留学をするならそのカリキュラムで受けるのだから。

コロナ禍のおかげと言っては何だけれど、オンラインでできることが増えたのは自分の可能性の広がりにもつながっている。ひょっとしたらコロナ禍がなかったらここにはオンライン留学のような制度がなかったかもしれない。あっても自分が興味を持って調べなかったかもしれない。

昔、中国語と同じように英語も現地で学んだら楽しいのにな、と考えることはあった。でも仕事や用事を考えると長く家を空けるのは現実的ではない。「やりたいけど無理だなー」と思っていたのが英語留学だった。それがオンラインで実現できるなら、やってみようか。

期間は1週間。学習相談のときに松井さんから「1週間のコースを毎月とる方法で勉強している人もいるんですよ」と教えていただいて、それも面白そうだと思ったのが1つ目の理由。仕事との兼ね合いで集中的に時間が取れる期間がそれくらい、というのが2つ目の理由だった。

そして、午前・午後までみっちり学ぶ1日5コマにするか、午前/午後/夕方など好きな時間帯に3コマ学ぶコースにするか。50分授業を1日3コマ受けるだけでも私にとっては大進歩なので、無理せず午前に3コマ受けるコースにした。開始は7/27。

5日間のオンライン留学をスタート

コースが始まる前にレベルチェックを兼ねた英語セッションがあって、15分ほど担当の先生とオンラインで会話する。

そのほか、レベル申告/エッセイ1編/自己紹介文の3点を求められて、案内されたリンク(Googleフォーム)から提出する。エッセイは5つあるテーマから1つ選び「このスタイルに沿って書くように」とページを紹介された。

うわあ、これだけでも日本語の「作文」とは違う。小論文ともちょっと違って英語独特のルールがありそう。提出したエッセイには授業中にフィードバックがあるらしい。

オンライン留学はZoomを使い、事前に自分のアカウント情報を学校へ送っておく。時間前に待機していると担当の先生からコールがあって、そこからオンラインで授業が始まる。

時間割は前の週に教えてもらう。今回は以下。

1:PP(フォニックス&発音)
2:LS(リスニング&スピーキング)
3:RW(読み書き)

それぞれ/9:00〜/10:00〜/11:00〜/の50分授業。1つの授業に1人の決まった先生がついて、毎日マンツーマンのオンライン。さてさてどうするどうなる。

PP(フォニックス&発音)の5日間

体験レッスンで、自分のできなさ加減は痛感した。ただしちゃんとやれば自分の発音が変えられることも分かったので、基本やる気はある。

初日は、先生もこちらがどれだけできるのか、コミュニケーションがとれるのかを試しながらだったと思う。教材は体験レッスンと同じで、音の説明、母音の練習、まとまった文章の朗読と発音チェック。

母音は最も基本的な /æ//ɛ//ɪ//ɑ//ɔ//ʌ/ を繰り返し練習する。まず/æ/が発音できるか。私の場合は口を横へもっと大きく広げないとOKにならなかった。先生の「あなたはこうやっています」を見ると全然口が動いていない。大げさと思うくらいがちょうど、というのは中国語も似ている。

母音1つだけで発音を覚えたら、その音を含む短文を読む。これまでのモゴモゴした口のままだとダメ。横へ引くのを意識しつつ、なおかつ /r/ や /v/ のような日本人が苦手な発音もちゃんとしなければいけない。母音を考えると子音が落ちて、子音を考えると母音が疎かになり、ちょっと意気込むと音をつなげて発音する部分で突っかかってしまう。難しいー。けど面白いー。

5日間のレッスンでは、母音チェック+短文読み上げで言えるようにするのが基本プログラム。最初は /æ//ɛ//ɪ//ɑ//ɔ//ʌ/ をひたすら練習して、3日目にその母音の応用を少し学ぶ。スペルと発音が密接につながっているのを、このときに初めて知る。

スペルを見るとそこにある母音の読み方(発音)の見当がつく。逆に、発音を聞いたらスペルの見当もつく。はー、そんな仕組みなのか。

3日目からヒアリングテストが加わった。先生が1語を発音し、そのスペルを書く。母音と子音がちゃんと聞き取れると、綴り方の法則に合わせて書けば正しいスペルになる。でも聞き間違うと全部間違う(笑)これは5日目になってもうまく当てられなかった。耳ができていないので継続しないと。

基本の /æ//ɛ//ɪ//ɑ//ɔ//ʌ/ 単体の発音は、5日やっていると形を覚えてきて、先生の見本なしでもある程度再現できるようになった。でもまだ「ある程度」で、うまくいくときといかないときが混在する。これも練習あるのみ。

発音記号に合った音を出すのが、こんなに大変だとは思わなかった。これは継続して勉強しようと思う。

教材はGoogleドキュメントで見ながら授業を受ける。てっきり1日1ドキュメントかと思ったら1科目1ドキュメントで、2日目、3日目、と新しい情報がドキュメントの上部に書き込まれていく。終わってみると1週間で勉強した内容と文章、訂正された部分、ポイントや語彙などが全部1つにまとまった。これは便利。他の教科も同じく。

LS(リスニング&スピーキング)の5日間

これも体験レッスンを受けたけれど、成り立ったのか成り立っていないのか、自分ではどうにも判断がつかない。今回の先生は少し低いトーンでポソッと話すタイプだったので、もともとヒアリング力がない自分はちょっと苦労する。

でもこれが英語を使う人のナチュラルスピードであり、ナチュラルトーンなんだろう。みんながみんな生徒用に分かりやすい話し方をしてくれるわけではない。

この授業の基本は、Googleドキュメントに置かれたリンクをクリックしてオーディオ素材のページへ飛び、その音源(または動画)を2回聞いた後に先生からの質問に答えるスタイル。最初は教材の内容について聞かれ、後半は同じテーマで自分について聞かれる。

後半の自分向けインタビューで答えた内容は先生がリアルタイムでGoogleドキュメントにタイプして書き取り、後から正しい文法や語彙に直される。直したプロセスも字消し線や色文字で残るので、どこを間違えてどう直されたかの履歴は振り返ることができる。

私の場合、まず聞かれたことを理解するのに時間がかかる。先生が私向きに質問したのか、何かを述べているのか、変な間ができた後で「…聞かれたのか?」と悟るレベル。

聞かれたことを理解しても、回答となる文章を頭の中で作るにも時間がかかる。そして壊滅的に語彙がない。手をぐるぐる回したりジェスチャーゲームになったりしつつ、先生が一生懸命読み取って「たぶん言いたいのはこの単語では」というのがタイプされて「それです!」という感じ。

最初の頃は「回答文はちゃんと構成しないと」と思ったけれど、日程の後半になるにつれて「短文で文法がきちんとした文のほうがいいかも」と考えを入れ替えた。無理に長くしようとすると墓穴を掘る。ただ動詞も名詞も知らなすぎるので短文でも苦労は同じだった。

たまたま「あなたの故郷の有名なものは」「勧めたいスポットは」「何が好きですか」という話題が続き、何かと「それはMatsumoto Castle(松本城)です」と答える羽目になる。あまりにも頻出単語だったので、4日目には先生がネットで松本城を確認してくれた。ありがとうございます。

おそらく写真を見ながら「このお城は湖のそばにありますか」「…?いえ」「川の近くですか」「いえ、街なかにありますよ」というやり取りをして「…お堀か!」と気づく。英語で答えられなかったので後で調べる。

この授業は苦戦して、最後まで語彙力の不足を思い知ることになった。単語ちゃんとやろう。あと質問くらい聞き取れるようになろう…。

PPとLSの先生の後ろではいつも犬とニワトリが鳴いていて(会話を邪魔するほどではない)ああ異国っぽいなあと思った。

RW(読み書き)の5日間

ここではSummary Writing(要約)とEssay Writing(エッセイの書き方)を学ぶ。初日はこの2つのルールから教えてもらう。

要約
一般的な事柄を書く/三人称基本で自分のこと書かない/現在形で書く/「'」の記号を使わない(don'tではなくてdo notにする)など
エッセイ
テーマに沿ったアンサーを書く/一人称でも三人称でもいい/こちらも「'」の記号を使わない/時制を使い分ける/同じ表現は避ける/論理的な構成にする など

「'」を使ったらダメだなんて知らんかった! 

2日目からの授業の基本は、宿題で出された要約とエッセイの添削。Googleドキュメント上のリンクですでに書かれたエッセイに飛ぶので、その要約をするのが1つ。Googleドキュメント上で提示されたテーマに沿って200語くらいでエッセイを書くのがもう1つ。

最初の宿題では、まず書いた要約が「長すぎる」。3文か4文で全体を説明したら「それは違う」と。1文程度で収まるように主題を表現するのが要約だと教えてもらう。そうなのか。全然違うことをしていた。

最初のエッセイでも、書いたものが「ルールに沿っていない」。宿題の指示では複数の例を出すように書かれているのに1つしか例示がない。エッセイのセオリーとして全体から個別の話題に入るイントロが必要だけれど、急に個別の話になって唐突感がある。最後の結論ではイントロで示したことをまた提示しなければいけない。

知らんかった!

もちろんそれ以外にも基本的な言葉選び、接続詞の不足、話が前後している部分などをチェックされる。先生は一度必ず「このアイデアは良いと思います」と褒めてくれるけれど、だいたい次に「However,」とつながってチェックが入る。後半は話の予測ができてきて、思わず合わせて言ってしまい2人で大笑いした。

この授業で良かったのは、いろいろ修正を加えたり自分で書き直したりした結果、4日目に「これが、エッセイです!」と言ってもらえる形に一度到達したこと。よっしゃー。ただエッセイにもいろんなスタイルがあり、5日目はまた沈むことになる(笑)

あと「英語を学ぶ」のではなく「英語で他のことを学ぶ」のが楽しかった。文章の構造、なぜここに接続詞が必要なのか、どんな文章が足りなくてその文章はどんな役割を担うのか。複雑なことも根気よく伝えてもらって、英語エッセイならではのルールを知ることができた。

自分で作成してみると、学習相談で松井さんが「話せる人でも書ける人は少ない」と話していた理由がよく分かる。これらを知らずに急に英語圏の求人に応募して「エッセイ出してね」と言われたら絶対無理。5日間で集中的に教えてもらえてよかった。

さてこれからは

オンライン留学の場合、日程を終えた後にアカデミックアドバイザーと言われる担任の先生からアセスメントをもらって解説を(英語で)受ける。あなたはここができたけれど、ここは弱い、というのを1つ1つ項目立てて説明してもらう。

PP、LS、RWとそれぞれ数項目ずつあって、先生たちが書き込んでくれている。記述が細かい通知表みたい。これだけでもかなりボリュームがある。手間がかかっているなあ。

自分の今のトータルレベルは、16段階中で下から6番目。うーん、それくらいだとは思った。これをいかに上げていくか。

語彙力は受験レベルにも達していないはずなので、せめて高校生と同じくらいまでには引き上げたほうがいい。あと発音は絶対に人から教えてもらわないと自分だけでは勉強できない領域だと分かった。これは続けたい。

RWは魅力的だけれど、今の自分だとその前に優先すべきことが山積みかもしれない。それが終わったらやっぱり書く練習は要ると思う。

松井さんがお話しされていた「1週間コースを毎月コンスタントに受ける」というのは面白い。さすがに毎月は難しいので、季節に1回はこうやって集中的に向かう時間があってもいいかもしれない。

オンラインは本当に便利で、最終日の今日は5分前まで自分の仕事をしていて授業が始まる直前にZoomにつないで授業を受けた。そんなことができるのもオンラインならでは。確かに対面で得られるものが得られないデメリットがあるけれど、オンラインだから低くなったハードルが確実にある。そちらを活用しながら、これからも英語の勉強を続けていきたい。

今回のコースの案内がブログにありました。

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【おまけ】

7月最終週はどうも習い事をしたくなる週のようで、2018年はこんなことをしていました。


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