見出し画像

私はずっと、こんな働き方がしたかったんだ。と気づいた一冊。

人が好き、街が好き。
”その人らしさ”や”その街らしさ”を知るとワクワクします♪

そんな好きを活かして、
「好きは才能、才能を仕事に」を理念に、大人から子どもまで、
その人らしく生きるをサポートをしている親子キャリアラボの
『子ども才能発見手帳』『現在今自分帳』の講師を、
そして、
街の魅力を伝えるシティプロモーションのお手伝いをしています。

先日、テーマに惹かれて観たFacebook Liveに登場されていた
株式会社女子マネの中里桃子さん。

今年2月に出版された「自分の居場所をつくる働き方」という本をベースにお話をされていて、なんだか気になる!と直感を感じたので、読んでみました。

コミュニティ・ワーカーという働き方の「第3の道」について書かれているこの本。
読み終わってみて、たくさん付箋貼って書き出してみて、自分と重ね合わせてみて。

結果、
「あ〜、私がしたかった働き方ってこれだわ。私が今まで大切にしてきたことが詰まっていて、私にとってコンプレックスだったことが、これでよかったんだ。と思える。」

と、とても暖かい気持ちになったので、
私がこの本から受け取ったメッセージを書いてみようと思います。

コミュニティ・ワーカーとは、
『自分らしさを大切にしながら、仲間と協力しあって成果を出せる「居場所」を自ら作り出せる人。会社員としての出世でも、独立・起業でも、スペシャリスト・専門家でもない新しい選択肢。』

所属するコミュニティ(居場所)を複数持つことは、分散投資と一緒。

投資の鉄則、分散投資。
株だけでなく債権、その中でも国内・国外に分散投資することは、
資産を守る、リスクマネジメントの面からもとても重要。
ということは、よく言われています。

居場所についても、それは一緒で、
もし仕事の場所が心地よくなくても、それ以外の趣味のコミュニティ、地域コミュニティなどそれ以外の居場所があれば、心地よくない場所だけに引っ張られなくて済む。

これは、本当にそうだなと思って。
複数の居場所を持つことで、一つの居場所を外の視点から見ることもできる。
そして、その場所の価値を再認識できることもあると思うんです。

中里さんは、こう書いています。
『今いる場所(会社などの組織)を手放す必要は全くありません。ただ、少し外の世界へと足を踏み出すだけで、驚くほぼ広大な世界が存在していることに気づきます。そこではきっと、「これまでには気付けなかった自分の可能性」に出会うはずです。』

自分のやりたいことは見つけなくてもいい、応援したい人を探す

中里さんは、こう書いています。
『コミュニティ・ワーカーに向いているのは、「惚れ力」「応援力」(誰かのWillに寄り添える力)が高い人です。』

応援したい人がいるから、共感した人がいるから、その〇〇さんのために頑張る。今持っている自分のスキルで協力してみよう、
今より少し学んでみよう。
今までやってこなかった新しいことに少し挑戦してみよう。
そう思える人に出会うことが、まず大切なんだと。

だからこそ、今と少し違うコミュニティに足を踏み出して見たらいい。

すでに持っている「つながる力」を活用するためにまず必要なことは、「自分を知る」こと

中里さんはこう書いています。
『これまでの人生の中で、おそらくほとんどの方が、「つながる力」を身に付けたはずです。だから、この本をとおして新しいスキルを身につけるというよりは、「つながる力」をうまく活用するために、これまで身につけてきたスキルを見直してみる、といった方が正しいかもしれません。』

この文章もとても附に落ちました。
これまで生きてきたということは、絶対に何らかの形で誰かと繋がっていたはずで、まずはそれを見直す。自分らしさを肯定し、自分を大切にしていくところから始まるんだと思うんです。

この本では、3つの「自分を知る」方法が書かれていました。
◉ストレングス・ファインダーなどの診断ツールを使う。
◉人生年表を書いて、印象的な出来事をピックアップし、深掘りし、共通項を探す。
◉毎日日記で、毎日の生活の中で「心が動く感覚」に目を向けるようにする。
(中里さんは就職してから15年日記を書き続けているみたいです!)

この3つ、実は、私が講師をしている親子キャリアラボの「13の視点からの才能発見メソッド」に全て含まれています。

親子キャリアラボのHPはこちらから↓
https://oyako-career.works

私自身は、親子キャリアラボで自己理解を始めて2年。
正直、これをやったからといって、すぐに自分が完璧にわかるわけでもないというのは実感しているのですが、この本に出てくる3つの方法を含めた13の視点で日々自分に向き合っていくと、少しつづ見えてくる自分らしさはあると思っています。
だからこそ、一生付き合う自分。
少しでも早く、長く、自分に向き合うことを始めてほしいなと思うんです。
(あ、ここも投資と一緒ですね。時間を味方につける!)

昔からの仲間を大切にする

中里さんはある方からこんな言葉を聞いたそうです。
『何の利害関係もなく一緒に時間を過ごしてきた仲間だからこそ、地位が高くなってからであった人よりも、ずっと安心して付き合える』

これは、ここ数ヶ月のおうち時間に私が心から感じていることでした。

学生時代の友人、これまで働いた会社の同期・同僚、自分の興味関心から所属した本業とは別のコミュニティ、子どもと共に参加したコミュニティ。

私がこれまで大切にしてきたいくつものコミュニティの仲間との、オンラインでの久しぶりの再会や共有した時間が、私のおうち時間を支えてくれました。

私にとって大切な人たちだからこそ、これからも繋がっていきたいし、一人一人の進んでいる道をすごいなと思い、応援していきたいと思っています。

自分の居場所を作れる人から、他人の居場所を作れる人へ

中里さんはこう書いています。
『まずは、自分が自分らしく成果を出せる居場所をつくる。そして次は、自分が応援したいと感じる人が輝ける居場所をつくる。そんなコミュニティ・ワーカーの周りには、幸せに成果を出す仲間たちが集まり続けることでしょう。』

私が「場づくりをしたい。」と言い続けて、おそらくもう10年ぐらい経ちそうです。笑。
その間、何もできてなかったかと言われるとそうではないと思うのですが、いつもまだまだ足りない〜っと思ってきました。

そうだ、私には自分の居場所をつくる視点が抜けていたのだと。
この10年の間、私の居場所は数年ごとにちょっとづつ変わっていて、おそらくじっくりと腰を据えて自分の居場所を作れていなかったんだな。と。

全く知り合いのいない新しい街に家族でやってきて2年。
街の人やモノの魅力をいくつも見つけてきて、少しづつ繋がれる人も増えてきて、ちょっとは自分の居場所を作れてきたのかも。と感じている今日このごろ。

これからは、自分の居場所を固めながら、そこが誰かの居場所になるような。
そんな場所を作っていきたいと思っています。

その一つとして、今月始めるハピママプラス岩国。
岩国を楽しみながら暮らすプラットフォームとして、街の人やモノとつながりながら、ここを通じて自分の、そして他人の居場所を一緒につくってくれる人、募集中です^^

ハピママプラス岩国、サークル活動スタート!
https://hapimama.or.jp/hapimama-iwakuni/

私が子供の頃からコンプレックスに感じてきたこと、
・ずっと一緒にいる仲良しの友達ができない。
・これだけはめっちゃ好きだし詳しい!という自分の専門性がない。

この2つは、この一冊によって、
・いろんなコミュニティに所属して、バラエティ豊かな友達がいる。
・人の興味関心を面白いと思い、それすごいね!もっとみんなに知ってほしい!と応援できる。
という、これが自分らしさなんだ!これでいいんだ^^に変えた一冊。

この一冊を書いてくださった中里さんに感謝を。
この一冊に出会えた自分に◎を♪

おかみわ note。出会えた一冊から受け取ったメッセージ。
長い文章を読んでくださった皆さん、ありがとうございました^^