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毎日食べて大丈夫?さば缶のデメリットと注意点5選

読者様からいただいた

さば缶のメリットとデメリットを教えてください!

という質問にお答えします^^


テレビでも取り上げられ、

生活習慣病予防に効果的!

と話題になったサバ缶。

前回の私の記事でも、「2日に1回は魚を!」とお伝えしたので…

手軽な「さば缶」を使おうと思った人も、いらっしゃるかもしれません💡

■魚を食べるべき理由について(前回の記事)


「毎日食べても大丈夫?」
「どんなことに気をつけて食べたら良いの?」

そんな疑問もあると思うので、

サバ缶を食べるときの注意点

をまとめていきます。

※今回はデメリットと注意点を解説します!

✅サバ缶をよく食べる方
✅サバ缶がカラダにいいと思っている方
✅サバ缶のデメリットを知って、心配している方
✅健康のため、手軽なサバ缶を取り入れようと思っている方

ぜひ最後までご覧ください^^🍀


サバ缶のデメリット①添加物

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サバ缶の中でも、添加物が入っているものがあります。

とくに、「水煮」ではなく「味噌煮」は添加物が入っていることが多いです。


とある「サバの味噌煮缶」は、原材料の欄に

さば、みそ、砂糖、コーンスターチ / 調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類

と書かれていました。


調味料(アミノ酸等)というのは、うま味をつける調味料ですが…

一度にとり過ぎると、「中華料理症候群」として知られるしびれや頭痛が起きることがあります。


”かなり大量にとれば” の話なので、さばの味噌煮1缶くらいで心配する必要はまったくないです。


注意していただきたいのは…

さば缶以外にも、日常的に加工食品を食べている方

です。

調味料(アミノ酸等)は、味覚をにぶらせてしまいます。
日常的に摂り過ぎると、食の嗜好がジャンキーなものや味の濃いものになることで、肥満や生活習慣病のリスクが増加する可能性があります。


なので、生活習慣病予防の観点から、できるだけ添加物の入っていない「味噌煮缶」もしくは「水煮」を選ばれてください。



サバ缶のデメリット②塩分が多い

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とある「サバの味噌煮缶」の塩分は、2.2g(1缶あたり)でした。

1缶まるまる食べると、それだけで約1/3日分の塩分になりますね💦


水煮だったら塩分が少なめなので、頻繁に食べるなら「水煮缶」がおすすめです。


伊藤食品さんの「さばの水煮缶」は、塩分不使用で、100gあたりの塩分が「0.13g」✨✨とかなり優秀です^^(⇓)

スーパーでも売ってるので、ぜひ見てみてください^^



サバ缶のデメリット③プリン体が多い?

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ネットで、さば缶を調べていると

「プリン体が多い」

という情報がたくさんありました。


実際のところは…

さばはプリン体が、めちゃめちゃ多いわけではない ‼

です。


高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインによると、

100gあたりプリン体を200mg以上含むものを「高プリン体食」

引用:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン

と言い、プリン体が多い食品とされます。


プリン体が多い食品の例は、

レバー、いわし、あんこう、にぼし、かつお、まあじの干物、さんまの干物

などがあります。


■プリン体が多い食品と少ない食品

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出典:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン


さば100gあたりのプリン体は、約「120mg」なので、少なくもなければ多くもないです。

※100gあたりプリン体を200mg以上含むものが「高プリン体食」。


ですので…

毎日さば缶を食べても、気にするほどではないですね💡

ただ、他の食事内容によってはプリン体が多くなる場合があるので、高尿酸血症・痛風の方は主治医の指導を守ってくださいね。



サバ缶のデメリット④セレンが多い?

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ネットで、さば缶を調べていると

「セレンの過剰摂取になる」

という情報がありました。


こちらも、気にするほどではないと考えられます。

1日1缶程度であれば、問題はありません。
(※他の食事にもよりますが)



まずは、私たちがセレンをどれくらい摂れば「適量」で、どれくらいとれば「過剰摂取」になるのか、見ていきましょう!

「日本人の食事摂取基準2021年版」によると、セレンの推奨量(97~98%で不足の心配はないと考えられる量)は、以下の通りです。

■ セレンの推奨量(μg/日)
✅ 男性:30μg/日(18歳以上)
✅ 女性:25μg/日(18歳以上)

日本人の食事摂取基準2021年版


そして、セレンの耐容上限量(過剰摂取による健康リスクが高まると考えられる量)は、こちらです(⇓)

■ セレンの耐容上限量(μg/日)
✅ 男性:450μg/日(18歳以上)
✅ 女性:350μg/日(18歳以上)

日本人の食事摂取基準2021年版


さばに含まれるセレンの量は、100gあたり約「45~70μg」です。
(※さばの種類によって変わります。)

さば缶を、汁を含めて1缶食べると、推定「85~133μg」のセレンになります。


つまり、

✅さば1缶で、1日に必要な十分量のセレンがとれる
✅さば3缶は食べ過ぎ

くらいの感覚ですね。


さば缶を1日3回以上食べるのは、あきらかに偏った食事になっています。

毎日1缶程度まで、にしておきましょう。




サバ缶のデメリット⑤缶にコーティングされているBPA

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BPAとは、ビスフェノールAの略で

食器や、缶詰の内側にコーティングされているプラスチックの原料

のことです。


プラスチックを加熱すると悪い物質が出るから、電子レンジで加熱してはいけない

とよく言われる、その悪い物質のことです。


BPAは、生殖器や神経系などに影響を及ぼすことが動物実験でわかっており、厚生労働省でも、特に妊婦さんへBPAの注意喚起をしています。


缶詰食品を売っている会社は、BPA低減や、ほかのコーチング剤を使用するなど対策もしてくれています。

とは言え、缶詰のとりすぎは注意したほうが良いでしょう。

やっぱり何事も、偏った食事はNGですね!


さば缶で、BPAを減らすコツは

さば缶の汁を捨てること

です。


「もったいない!」と思うかもですが…

さばだけでも良い栄養素を十分とれてますので、汁は捨てちゃっても良いかなと感じます。

私は、缶詰の汁は捨てるようにしてますし、汁を使う食材(トマト缶)などは、紙パックのものを選んでいます👍


まとめ

今回は、さば缶のデメリットとその対策について、解説しました!

✅ 添加物
→ 添加物が入っていないものを選ぶ

✅ 塩分が多い
→「水煮缶」を選ぶ
  伊藤食品さんの「食塩不使用 さばの水煮缶」がおすすめ!

✅ プリン体が多い?
→ じつは、そこまで多くない

✅ セレンが多い?
→ セレンは多いが、1日1缶程度なら問題なし

✅ 缶にコーティングされているBPA
→ 缶詰を頻繫に食べるなら、汁を捨てたほうが良いかもしれない


私の家では、さば缶をよく食べるので箱買いしています!

健康にもよし、便利でおいしい👍

さば缶はおすすめですが、もちろん食べ過ぎや偏りすぎは、どんな食品でも注意が必要です。

さば缶をよく食べる方人は、以上の5つに注意して楽しいさば缶ライフを^^💖


最後までご覧いただき、ありがとうございました!



参考文献

■ 厚生労働省 ビスフェノールAについてのQ&A
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html
■ 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン
■ 日本人の食事摂取基準2021年版



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