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1209「不幸は最高のコンテンツ」

昨日、2年前の手帳が出てきたので読み返していたら、精神科医の斎藤学先生の言葉がメモしてあってそれが面白い内容だったので、ここにうつして皆さんにシェアしたいと思いました。


ーー自殺企図はしたけど死ねなかった

斎藤「死ねませんよ。寿命がくるまで。私が(出会った患者の中で)一番印象的なのはね、JRに飛び込んで、身体の上を車両が走ってっちゃったっていう。(摂食障害で)あんまり痩せすぎてて。その足で、横浜の氷川丸から飛び降りて、デッキの金具に足を引っかけてものすごい深い傷を負って海にぼちゃって。これは海上保安庁の隊員に救われちゃって。その足で腹切って切腹したっていうのがいるんですよ。切腹の段階で入院になったんだけど、彼女から対先週、手紙が来ていたよ。(中略)。私はねえ、彼女が本気でなく自殺未遂を図ったなんて思ってない。すごく激烈な自殺行為だけど、しかし彼女は死ねなかった。人の死っていうのは、何かいろいろな条件の中で許されないと起きないんです。死ぬと悩みがなくなりますけど、悩みっていう一番人生の糧になるものを失っちゃうっていうのを非常に残念だって考え方をしてごらんなさいよ。悩んでいるうちが、死にたいと思ううちが華なのよ」

最近私は、「自分自身を隅から隅まで理解することは無理だし、意味がないんだ」と思うようになりました。

私自身が「私が持っている問題」だと思っていた母の自殺、自分の躁うつ病などの「問題」を握りしめていることをもうやめたくなってきた、という気持ちに今初めてなっています。

というのは最近になって、これは私のライフワークでもあるかもしれないけど、でもライフワークっていうことは娯楽の側面もあるだろうなということに気が付いたからです。

つまり私はある時から悩みたくて悩んでいる状態が続いているだけだったんだなとはっきり気がついて、そしてバカバカしくなったという感じがします。

それだけ不幸っていうのはすごいコンテンツなんですよね。人生を何年も何十年も引き換えにしてもいいぐらいの。

2年前にすでにこうなる予感はあったのかもしれません。

だから、斎藤先生のこういう発言はすごくハッとさせられて面白いって思ったから書き残していたと思うんですよね。

悩んでいる時間そのものをやめてしまうことができる、そんな方法が私にはわかりかけています。

それは死ぬという方法以外ににもあるんですよね。

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具体的に幸せになる方法を示すものでは書いてないですが、文の中に、自分と、読んでくれた読者の方が、幸せになるようにと祈りを込めています。

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