納品

昨日見た夢(の一つ。睡眠不足と過度の飲酒で体調不良だった)

 仕事でしくじりが続いたので懲罰的に納品を担当させられた。電車にて関東の北部に移動し、そこで大型のトラックを借り出して荷物を積み込み、東北のさる県に運搬するという段取りであった。
 列車は夜行の雑魚寝の席で、大勢の客でごった返している。
 寝不足だったはずが、神経がささくれているせいかなかなか眠りはおとづれない。うとうとしては起きるを繰り返していた。
 何度目かに目を覚ましたとき窓の外に海が見えた。今どの辺りだろうと思った矢先に電車はゆったりと降りはじめ、やがて窓の外の風景は海中になった。
 これはいけない。予定していたルートに海中はなかったはずだ。きっと乗り過ごしたか乗り間違えたに違いない。確認のために慌てて車掌を探すが、車内は乗車時よりさらにごった返しており思うように移動できない。ようやっと車掌を捕まえて尋ねたところ果たして乗り過ごしであった。
 直ちに最寄りの駅でおりて社に電報を打とうと思ったが、このあと数時間はしばらくは無人駅ばかりで電報が打てるような施設のあるような街には止まらないとのこと。
 途方に暮れてそのまま終点まで乗車することにした。



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