おかドド@イラストレーター

群馬県生まれ。挿絵を描いてます。名古屋大学農学部卒業。愛知県立窯業高等技術専門校修了。…

おかドド@イラストレーター

群馬県生まれ。挿絵を描いてます。名古屋大学農学部卒業。愛知県立窯業高等技術専門校修了。ビールとアンティーク着物が大好き❤どうぞよろしくお願いいたします。★https://okadodo.com/ ◆https://scrapbox.io/okadodo/

最近の記事

制作記録:24/04/19 完成までの過程

ギャラリーハウスMAYA装画を描くコンペティション受賞者展(2024.3.25-3.30)に出品したイラストレーションの描画過程をダーっと。 写真をweb用に加工するのが面倒でした…(それはどうでもいい話) 題名は 『ともだち』ー後ろ姿で分かる暗くても遠くてもー としました。 (387mm×538㎜/コピック) 背景の山だけで3週間くらいかかっています。 背景というと副次的な印象ですが、大きな面を占める背景は全体を決定づける重要なものと思っています。(実質作業時間は一日2

    • 波浮港

      伊豆大島の波浮港を描きました。 風待ち港と言われるらしく、風が止むのを待つのか風が吹くのを待つのか分かりませんが…。 止むのを待つのかな?? ここでは、「風」の話だけで一時間は世間話ができるそうです。 そういう気候のところなので折れた松の木もそのままに描きました。 東京都の市町村職員共済組合の広報誌 「CIRCLE」の表紙です。 都内の市町村職員で組合に加入している方にのみ配布されます。もし、いらっしゃったら感想聞きたいなあ。

      • ギャラリーハウスMAYAさん『装画を描くコンペティションvol.22』受賞者展:無事終了いたしました

        展示終了から、丸5日経ちました。 またとない機会だからいっぱい写真を撮っておこう、と思っていたのに、 普段誰かと絵について話すことが皆無に近い私は、その事自体が楽しくて、つい話し込んでしまい、帰りの電車の中で思い出し 「次行ったら撮ろう」 と思うのにまた話し込んでしまい、ろくな写真がありません。 期間中は雨がちであったにも関わらず、たくさんの人が足を運んでくださって嬉しかったです。 私個人では、あり得ない他の受賞者様の集客力。 自分の絵をジーッと見てくれている人を見ると嬉し

        • ギャラリーハウスMAYA さん「装画を描くコンペティション受賞者展」3日目

          昨日、一昨日と雨つづきでしたが、審査員をしてくださった装丁家さんから、直接、自分のイラストレーションに対して言葉をもらうことができました。 相当お忙しい中、しかも雨の中、足を運んで下さって、感激!!!でした。 三人いればお三方それぞれに意見が食い違うなんてことは当たり前ですから、アルビレオ様以外の守先正先生、川名潤先生はいったいどう思っているのだろう?? と不安で、不安からくる緊張で、頭が上手く働かず平静を装うのに精一杯でした(苦笑)。 自分の絵には個性が無いのは分かって

        制作記録:24/04/19 完成までの過程

          ギャラリーハウスMAYA さん「装画を描くコンペティション受賞者展」本日12時より

          はじまりました。 私はご挨拶に行きましたが、展示はスタッフ皆様にお願いいたしました。 銀座線、外苑前駅3出口、が最寄りです。 他の方、特に石田加奈子さんはお若いのに本当にもう「天才?」と思うお人で、私が一方的に好きな方なんですけれど。 「隣に展示されてたら、ど~しよ~(汗)」と正直心配しとります(笑)。 差があり過ぎて! カッコいいんですよ! そして、早川洋貴さん! ミステリーもの本当に素晴らしく、櫛目のテクスチャがご自分のものになっていらして、この方もお若く、これか

          ギャラリーハウスMAYA さん「装画を描くコンペティション受賞者展」本日12時より

          制作記録:24/03/18 ZINEを作りました

          ギャラリーハウスMAYAさんでの受賞者展が、もう来週の今頃には一日目が終わり帰路に着いているのだなあ…と思う今日この頃です。 それより、まず。 前回3月14日付けのnoteに描画過程を書き完成作まで載せていたのですが、色々思うところあり、一旦下書きに戻すことにしました。 スキをしてくれた皆さんやコメントくれたやよいさんテッセンさん、すみません。 私もどうするのが良いのかいつも分からなくなります。 ①やはり会期スタートまでは作品の露出は控える。 ②いや会期前にもどんどん作品ア

          制作記録:24/03/18 ZINEを作りました

          制作記録:24/03/09

          ギャラリーハウスMAYAさんでの受賞者展に持って行くイラストレーションの経過を時系列でまとめてみました。 スキャンできない大き目サイズで描こうとし始めた時から、写真が下手なので綺麗に記録できないのは分かっていたのですけど、やっぱり露出が合ってなかったり、画面と水平を保てなかったりで、色が暗すぎたり明るすぎたりしています。 なので、ぜひ原画をご覧になって欲しいです。 後になって、どうやって色を塗り重ねていったかがとても気になるので、メモをするのですがそれでも久々に見直してみて

          ギャラリーハウスMAYA「装画を描くコンペティション」受賞者展のお知らせ

          3月25日から始まるグループ展のお知らせです。 私はMAYA2の会場のほうでの参加です。 MAYAさんからDMではなく、立派なリーフレットが届きました。 準備がなかなか進まず気持ちばかりが急いて、アタフタ、オタオタして落ち着かない日々。1日があと5時間くらい長いといいのにな、と思いますが、そうなればなったでグズグズした時間が増えるだけなんだろうな…。 4文字言葉が多い(笑)。 昨年の今頃は、義父が脳梗塞で入院。 その時夫は出張で、義母は運転ができない人なので、朝から電話

          ギャラリーハウスMAYA「装画を描くコンペティション」受賞者展のお知らせ

          お詫びと訂正:「オリジナル切手図案」

          2月12日の記事で、JILLA主催の「イラストレーションの⽇2024 オリジナル切手図案募集キャンペーン」で採用されることになりました、とお知らせしましたが、この切手は正しくは 「オリジナルフレーム切手」 というもので、郵便局で一般的に販売されている記念切手の類とは全く違う、一線を画すものでした。 JILLAさん主催のオリジナル切手であり、JILLAさんのサイトでのみ販売(5~6月以降)されるということでした。 祝福のコメントを下さった皆様、すみません。 私のぬか喜びでした

          お詫びと訂正:「オリジナル切手図案」

          制作記録24/02/22:やっぱり、なんか居ます

          ギャラリーハウスMAYA さんでのグループ展(「装画を描くコンペティション受賞者展」24/3/25~30)のためのイラストレーションをせっせと描き進めたいのですが、考えることに時間を使ってしまいます。 昨日は夫出張で家事無し天国、朝9時くらいからずーっと描けるはずだったのに、手がピタッと止まってしまいました。 右には、普通に葉っぱと木の枝を描いておこうと思っていたのに魔が差してシュロの木を描いてしまいました。しかも版画風に。 まあ、これはこれでいいんです。暗くして目立たなく

          制作記録24/02/22:やっぱり、なんか居ます

          制作記録24/02/20:結局、色々足す

          しとしと雨のちょっと大人なイラストレーションを描こうとしていたのに、結局、殺風景過ぎて間が持たない気がしてきて、色々足し始め…。 大人になりきれなかった、みたいな・・・ まあ、また描けばいいだけの話なわけで、今描いているのは一番好きかもしれないタッチ、というか好きな画材?なので楽しい。 これまで10数年、ほぼほぼ彫り進み版画で描いてきていたのを自分でどうしても彫刻刀が上手く研げない→シュッシュと彫れない→遅い、疲れる、ということに嫌気がさしてきて木版を使うのをやめたんです

          制作記録24/02/20:結局、色々足す

          制作記録24/02/18:雨か雨滴を描きたいなあと

          ギャラリーハウスMAYA さんでのグループ展〔装画を描くコンペティション受賞者展24/03/25~30〕のためのイラストレーションを亀の歩みで描いております。 本当はもう、せっせ、せっせと描きたいのですが「描きたいと思うものしか描けない」のに、「ところで描きたいものって何だっけ?」から始まる私はいつもとっかかりが遅くなってしまいます。 ほとんどの人が「描きたいものを描いている」、そして次から次へと描けるのは常に自分と対話して自分の頭や心にピーンと来るものを探し続ける努力をして

          制作記録24/02/18:雨か雨滴を描きたいなあと

          1.11「イラストレーションの日」オリジナル切手

          JILLA主催の「イラストレーションの⽇2024 オリジナル切手図案募集キャンペーン」で、こちらのイラストレーションが採用されることになりました。 もとのイラストレーションはグループ展に出していたこれ↓です。 てんとう虫もトンボも入れたい、と構図に迷いましたが切手という小さい紙面なので、欲張らないでおこうと思いながら、再構成してみました。 他の方のイラストレーションが素晴らしく、なんで選んでもらえたのか全く分からないのですが…、運が良かっただけ、という事だと思っております

          1.11「イラストレーションの日」オリジナル切手

          「伊豆の踊子」の’伊豆’って

          少し前に、”伊豆”大島にある「波浮港」を描くお仕事がありました。 波浮港というのは元々火口湖だったのが津波で海とつながり自然にできた港で、かつては漁船がギウギウにひしめき合う活気に満ちた港だったようですが今は静か~な港になっております。 私は初め 「このような港は日本ではどこにでもありふれていて、私には特徴が出せないような気がします、、もっと伊豆大島らしい地層の断崖や椿のトンネルなどはどうでしょうか??」 といったふうに、地味な港を描くのはなんだか気乗りしないなあ~という思い

          「伊豆の踊子」の’伊豆’って

          制作記録24/2/3:夕暮れの冬の赤城山を描いてみたかったイラストレーションー終了

          ギャラリーハウスMAYA2さんでの展示(装画を描くコンペティション受賞者展3月25日~30日)のためのイラストレーション。 夕暮れの冬の赤城山を背景に、チマチマ描いていたのをようやく終わりにしました。 気になる所は、見れば次から次へと出てきて、手を加えたくなってキリがない…そして余計な描き込みをしてしまいそう。 ということで、描き終わったというより、この辺で切り上げるというわけです。 染料を使ったインクなので、時間が経つと紙の繊維に染み込んだ分、発色が薄くなり、それが気にな

          制作記録24/2/3:夕暮れの冬の赤城山を描いてみたかったイラストレーションー終了

          制作記録24/2/2:夕暮れの車 ライトが光る快感

          1週間ほど前に作業机の古い電気スタンドが突然使えなくなり、修理をしてくれそうなところも今のところ見つからず、かといって暗い手元では絵が描けず困ってしまい・・・ 結局、ネットで買おうとしたけどそれぞれ一長一短でピンとくるものが無く、近所のホームセンターでLEDの電気スタンドを購入。 これまで使っていた蛍光灯の電気スタンドには愛着があるけれど、LED電球にはチカチカとモスキート音が無く、安定した静かな明るい光環境を得て、とても快適。 「LEDってこんなに目が楽なんだー!」と驚きま

          制作記録24/2/2:夕暮れの車 ライトが光る快感