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なんでもない日常の中に、面白さを見つけられるかどうか #noteフェス

今夜、noteフェスというものに参加した。
第二部の「僕たちに「企画」はいらない」を視聴。

作家さんと編集さんという組み合わせの対談だったのだけど、タイトルになっている「企画」どうこうの話よりも、個人的には「ものを書く(描く)」理由というかモチベーションというか、そういう話がとても面白かった。

一番、いいなあって思ったのは「なんでもない日常の中にある、ちょっと面白いくすっと笑えるようなことを、いかにキャッチできるか。エンターテインメントにできるか」という話。(言い回しは若干違うかもだけど許してね)

それは、以前羽賀さんが描いていた「今日のコルク」という連載の話から。コルク(という会社)での、ごくありふれた日々を漫画にしていた。

どのエピソードも、確かにちょっと「くすっ」と笑っちゃったり、ほんわかするようなことなんだけど、決して特別じゃない。普通の、ごくあたりまえの日常。キャッチする力がなければ、通り過ぎてしまうようなできごとばかり。

それを羽賀さんは「これ気になる」とか「面白い」とキャッチして、切り取って漫画にしている。「これが才能だよね」という話だった。

私もその才能欲しい。切実に。


ほかには、
「描きたいものを描くことよりも、描き続けられるものを描く」「伝えたいことやメッセージは邪魔になる」
そして
「いきなり名作を描こうとするんじゃなくて、まずは目の前の人を楽しませるものを描く。ジャンルから入らない」という話。

ああ分かる…ついつい大作や名作に挑みがち…。
だって日々note読んでたら、すんごい人がいっぱいいて「私も!何か!すごいことを!書かないと!!」みたいな気持ちになったりする。(そして書けなくなる…)

でもそうじゃなくて、いま自分の半径何mにいる人たちに読んでもらって、「この人、面白いこと書くね」って思ってもらうことから始めるのが大事。まずは目の前から。こつこつと。

そしたらいつか「自分らしい」という色がついてきたりするもの。らしい。

ということで、思いつくままに感想書いてみました。
対談中、羽賀さんがリアルに締め切りに追われて漫画を描いていたり、色々面白い1時間でした。

見逃し配信もあるみたいなので、気になった方はこちらから見られます。
一部は私も見逃したので、あとでゆっくり見てみよう。


そして明日はこちら↓

これも楽しみだなあ。わくわく。

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