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上田市技術研修センターの指定管理

昨日、上田市議会の最終日、市技術研修センターの新たな指定管理者として、ARECの選定が議決されました。来春、センターのレストラン(旧リチェルカ)の場所にワーケーション+テレワークスペースがオープンします。

センターは、これまで長年、市の第三セクターである(一財)上田地域振興事業団が管理運営をしていました。新スペースの設置に伴い、市は新たな観点での施設運営を目指し、管理者の公募が行われ、ARECがそれに応じました。
(結局、ARECのみの応募となったようです。第三セクター基準の運営委託費では、、、管理リスクも相当抱えますし。電気代等の光熱水費の増加もある程度見込んでいますが、足りるかどうか。。。)

実をいうと、私とこのセンターとの関わりは深く、平成9年、市役所入庁時、最初の仕事がセンターの開設や運営で、開所式典の準備もしました。思い出のセンターであり、25年経って、「初心にかえる」気持ちです。地域の発展のためにARECチーム一丸で、センターの賑わい創出に尽力いたします。

センター傍には小牧山源流から産川へ繋ぐ清らかな小川が流れ、春には桜満開で、リンゴやブドウの畑が点在する塩田平の風景も一望できます。
都会の喧騒を少し離れ、清流のせせらぎを聞きながら、満開の桜の木の下で、ワーケーションやブレーンストーミングなどいかがですか。
また、自然環境の良さだけではなく、このあたりは、市の誇る学園・研究・ITエリアの中心です。大学等も3校あります。

1階コンクリート+2階木造の雰囲気も良く、年季の入った施設ですが、これまでの管理が良く清潔感に溢れます。
(シングルルームが18室ほどあります)

センター周囲です。桜満開、左の土手下には小川が流れます

平成22年から10数年も中止している宿泊機能の復活、利用料金や貸出目的の見直し、中庭の有効活用など、課題は山積みですが、一つづつクリアしていきます。

市からは、ARECでの取組と実績をもとにセンターでも「賑わい創出の柔軟な発想」を期待されています。今、テレワーク、コワーキング、ワーケーション以外にARECが想定しているのは、
「首都圏企業の社員研修向け一棟貸し」
「女性創業支援の拠点」
「リサーチパーク朝大学」
「ARECセミナーのサテライト放映」
「塩田、別所、丸子、鹿教湯との産業、観光連動」
「リサーチパーク・東塩田工業団地企業への県外営業者の執務場所」
「サイクリング・ウォーキングステーション機能」
「塩田体育館+アクアプラザ+センター連携」
「塩田体育館での練習や試合の録画映像を確認」
「移住セミナー、テント、BBQ、アウトドアサウナ」
「カフェ、グランピング」「RVパーク」
「あさつゆと連携して夕市」
「長大/上田女短/工科短大学生へ就職斡旋」
「上田市出身の首都圏大学生等で上田の自宅からオンライン授業を受けている学生を集めて、センターで授業を受けてもらい、そのまま、上田に就職してもらう。」
「インターンシップ生に宿泊場所の提供」等々、
いろいろと実施できると思います。

ぜひ、皆様からもアイデアをいただけましたら幸いです。あわせて、実践くださる方もぜひ♪
担当課と事前調整しつつ、臆することなく、種々、柔軟に仕掛けていきたいと思います。

数年後には、AREC同様に
「テレワーク+コワーキング+ワーケーション+宿泊+α」では
日本有数のモデルになると確信しています。

わたくしも、センターのワーケーションスペースで執務する時間も増えると思いますのでぜひ、お気軽にお越しくださいませ。
(Insta、Facebook、twitter、HPを開設し、随時、情報発信します)

#上田市技術研修センター

(画像は市HPからお借りしました)