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認知症フレンドリージャパン・マガジン

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認知症にかかわるさまざまな活動を掲載していくマガジンです。
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#当事者

当事者による対話

DFJS2020で8月29日(土)13:00-14:20に行ったセッション『当事者による対話:やさしいって何?』の記録動画を下記のpeatixサイト経由で視聴可能としました。 DFJS2020に参加されていない方には、1口500円として1口~6口で対価を選んでくださいとお願いしています。上記からの申込み対価はpeatix手数料を除き、全額を対談をされた4人で分配する予定です。 DFJS2020にご参加いただいたみなさんは既に3000円の参加費を頂いていますから『割引コード

「参加から参画へ」 – さまざまな立場の人が認知症の課題に取り組む意味(Ⅰ)

認知症の課題を地域で考えていくためには、多くの人が関与することが大切だ。。そのような活動には具体的に誰がどのように関わればよいのだろうか。そのヒントが世界でも、日本でも、生まれ始めている。 “I want to speak please” 認知症の当事者本人としての声をとどける 冒頭の写真は、ロンドンから列車で2時間ほどの英国中部の街、人口20万人ほどのヨークというところで使われている絵はがきほどの大きさのカードです。 この街では、認知症当事者のみなさんが月に一度集まって

「参加から参画へ」 – さまざまな立場の人が認知症の課題に取り組む意味(Ⅱ)

「参加から参画へ」というテーマで、ヨークの"Minds & Voices"の人たちの活動を中心に、認知症の当事者も交えたさまざまな立場の人が認知症の課題に取り組む意味について考えた。 同じ英国でも、スコットランドのエジンバラでは、また別の活動が進められている。以下では、変化を少しずつ形にしながら働きかけていくことについて考えていきたいと思う。 変化を少しずつ形にしながら働きかけていく スコットランドで認知症当事者グループを立ち上げたJames McKillopさんは、エジ