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認知症フレンドリージャパン・マガジン

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認知症にかかわるさまざまな活動を掲載していくマガジンです。
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2020年11月の記事一覧

ひとりでRUN伴(1)

RUN伴は、NPO法人認知症フレンドシップクラブ(DFC)が主催するタスキをつないで走るイベントで、函館-札幌間の300 kmをつなぐことで始まった。 2011年の最初の年から参加している。2011年は170人ほどが参加する小さなイベントだったが、いまでは北海道から沖縄までをつなぐイベントに成長し、2万人以上が参加している。 今年は10年目の節目の年だったが、新型コロナの影響で中止になってしまった。認知症フレンドシップクラブ(DFC)では、そのかわりに9月-10月の二ヶ月

認知症カフェ継続に向けた手引き

委員と冊子デザイン支援を行った「認知症カフェにおける新型コロナウイルスの影響と緊急事態宣言等の状況下における運営のあり方に関する調査研究事業」の冊子データが厚労省サイトで「外出自粛時の認知症カフェ継続に向けた手引き」として公開された。 「認知症カフェ企画運営者向け」は、感染症などで外出や人と人との接触が制限されてしまうような状況下でも、認知症カフェを継続していくヒントをまとめたもので、手紙・戸別訪問・オンライン等を活用した代替的な方法について記述されている。 個人的には新

オンライン認知症カフェに関する支援

令和2年度老健事業「認知症カフェにおける新型コロナウィルスの影響と緊急自体宣言等の状況下における運営のあり方に関する調査研究事業」を委員の一人として作成した。 老健事業は厚生労働省が所管する「老人保健健康増進等事業」の略で、さまざまなテーマで行われている。単年度事業なので例年ですと報告書などの公表や報告会などは年度末の2月~3月に行われる。しかし、令和2年度の認知症カフェに関する調査研究事業は、その後の新型コロナの第3波を強く意識し、11月初旬の報告書・関連冊子の配布を目指