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【3年やってきた分かった】アナログと比べてリモート営業のいいところ

こんにちは。

リモート営業に取り組んで3年。これまではお客さんのメリットや導入時の障壁について書きました。

リモート営業は「お客さんにとってメリットがあるし、ハード面さえクリアできればかんたんである」ということ。
思い込みは全部取っ払って、企業側がやる決意と少しの工夫をすればもっとリモート営業は進むと確信しています。
では実際にはたらく営業にはどんなメリットがあるか、実践してきて感じたことをお伝えします。

時間に余裕ができた

イチバン分かりやすいのはここです。
前職でゴリゴリのアナログな営業を3年くらい経験しました。
出張がなぜか禁止で、毎日大阪・兵庫間を3〜5時間は運転していました。400kmとかザラです。
お客さんと会えるのも一日2〜3件。しかも移動中は事務作業ができず、19時すぎにオフィスに戻ってから2時間ほど事務作業して帰り。
阪神高速3号線や中国道の宝塚の渋滞でどれだけストレスをかかえていたか…

リモート営業になると移動時間はゼロです。多い日だとお客さんとの打ち合わせが6件を超えることもあります。
スキマ時間で事務作業もできるようになりました。
おかげで定時であがれることも増え、ジムに通うこともできました。

また時間に余裕ができたことで、心にも余裕ができました。せわしない中でお客さんと会っても、やっぱりどこかソワソワしてしまいます。
心に余裕を持ってお客さんと接することで、よりよい提案ができることはマチガイなしです。
極端にプライベートを犠牲にして営業しても、お客さんと会うのが楽しくないし、楽しくない雰囲気の営業の人と接するのもイヤですよね。

誰かに助けてもらえる

営業をリモートにすると、上司や他部署の人との同席の機会がめっちゃくちゃ増えます。
地域のカベを超えることができることは非常に大きく、お客さんの案内時に本部系の専門の部署が同席することは双方にとってメリットが大きいです。
持ち帰って他部署に確認して回答しなくても、その場でリモートで同席すれば解決することは多いです。
上司などの決裁者も同席すれば、持ち帰っての再提案もなくなります。
お客さんは待たなくてもいいし、営業は孤独な思いをしてお客さんと接する必要はなくなります。
一人での商談の厳しさを感じたことがある営業の人は多いと思います。

ちなみに営業が端末を持ってリモートで上司や他部署をつなぐのはあまりオススメしません。
対面組とリモート組を分けると、熱量の差や回線のタイムラグが発生してしまうからです。

対面で会うことの重要性が分かった

実はリモート営業といいつつも、お客さんのところに行く機会もあります。

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「行かなければいけないから行く」ではなく、「行きたいから行く」カンジです。
なのでお客さんのところに行くのは純粋に楽しいです。ただ楽しいので、懇親会でついつい夜中まで飲んでしまいます。笑
リモートで飲み会もやっていますが、熱量を感じるには現地で飲みながら話すのがイチバンです。

遊びに行く感覚で現地には行きますが、当然のことながら仕事もしています。
製品ヒアリングはもちろんですが、ちょっとしたパソコンの使い方など製品に直接関係のないことは現地で立ち話している時の方が質問しやすいようです。

実際の営業のうち、全部がリモートにできなくても、大半がリモートで済むケースが多いです。
できることをリモートにするおかげで、本当に必要な移動を伴う業務に集中することができます。

お客さんと深い関係になれた

自分自身の心に余裕を持ってお客さんと接し、面談時にできるかぎりのことを解決する、本当に会いに行きたい時だけお客さんのところに行ける。
そんなリモート営業を通じて、お客さんとより深い関係になれたと感じています。
「今度近くに行くので寄ってもいいですか?」というと快諾いただけます。
普段からリモートでお客さんの役に立つことをできるだけしているからこそだと思います。

企業側の都合だけでなく、本当にお客さんにとってメリットあるのか?というのは今も考え続けています。
製品の成長フェーズが変わってきた今、正直悩みも増えてきました…
対面で会わないことを是とはしていないし、リモートでできること、対面で会う必要のあることを今後も整理していきます。

アナログな営業も同じ年数経験してきて感じるけど、「ゼッタイに営業はリモートの方がいい」と確信しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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