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写真の産まれ方#11


2019年6月末


介護士復帰を果たして2週間程が経ち
僕は精神的に少しづつ平穏を取り戻しつつありました。

"仕事がある"という、当たり前がとても有難く思えていました。

ある日りっこちゃんから

撮影を辞めたくない

と申し出を受けた。

僕はフリーカメラマンとしての活動を継続出来なかった事で、自分の写真に自信が持てなくなっていました。

もう一度りっこちゃんを撮ったとして、今の自分に何が撮れるだろうか?

その答え合わせをしたかったのかもしれません。


僕達はもう一度、撮影をする事にしました。


この日は広島から岡山へ行き紫陽花を撮り、香川に渡り父母が浜へ、そして愛媛に送り届けるというなんとも無謀なスケジュールを組みました。

なんてったって、"答え合わせ"ですから。
答えにたどり着けないにしても何かしらの手がかりを掴める様にと、これまでやったことの無いハードスケジュールです。


岡山

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岡山遠かった。
結構遠かった。
お目当の場所は地元の紫陽花スポットとして有名で、僕達の他にもカメラマンが結構いました。

上の写真が他のカメラマンが居ない時の表情で、下の写真が他のカメラマン達の視線が気になってる表情です。

撮影時間は10分15分くらいだったかな?
沢山カメラマン居たので撤収しました。ご近所迷惑になりそうだなと。

そこから香川の遠浅な浜で有名な父母ヶ浜へ。


香川
父母ヶ浜

初めて来ました。
ヤベー..人多い...そりゃそうだよな。観光地だもの。

しかし、先ほどの岡山と比べ、カメラマン、被写体多いけど、浜の面積は広く人がまばらに散らばっている状況でした。

これならりっこちゃん、人の視線さっきよりかは気にならないかな?

と思いましたが、思わぬ強敵が。



浜の砂に無数の穴が。

無数のタニシが。

歩けども歩けども、タニシタニシタニシ。

嫌だー。

うん、わかる。
絶妙に嫌な間隔で並ぶ穴。

まぁまぁまぁまぁ

と海まで誘導

海に入ってしまえば、タニシ気にならないかな?
見えないけど、いるよ?
いや、見えないから、もうそれはいない。
いるよ

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基本、タニシに怯えていますね。

撮影を終え愛媛へ送り届けました。
香川から愛媛がまた、遠い遠い。

ですが、今回の撮影で気付いた事が1つ。

僕は写真が好きだという事。
この気持ちだけで、写真を続ける事は出来ないだろうか?

とこの日から模索し始めます。

やり方はわからないけど、やっぱり個展やりたいな。
そしてやるならりっこちゃんの写真を展示したいな。

と改めて感じた日でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
本日、僕達の写真展「ひとり、ふたり展」開催のためのクラウドファンディングが目標金額650,000円を達成する事が出来ました。

沢山の方の協力を得る事が出来たからこそ達成出来ました。
本当にありがとうございます。

目標金額は達成しましたが、残り11日の期間を残しております。
この期間も、しっかりと今出来る事を模索して実践して参りますのでよろしくお願いします。

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