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おじさん小学生の絵本チャレンジ5回目

前回が去年の3月か…時が経つのは早い

今回調べた絵本はこちら

太陽へとぶ矢 インディアンにつたわるおはなし

作・絵 ジェラルド・マクダーモット(Gerald McDermott)
訳 じんぐう てるお(神宮輝夫)

ドットっぽいな!と思って借りた。

読んだ日 2022/01/26
note投稿日 2022/01/27
題名 太陽へ飛ぶ矢 インディアンにつたわるおはなし
作者 作・絵 Gerald McDermott 訳 神宮輝夫
発行所 株式会社ほるぷ出版
第1版発行日 1975/11/10
刷数 37
価格 1400
発行者 図師尚幸
組版・印刷所 秀英堂紙工印刷株式会社
製本所 株式会社ハッコー製本
ISBN 4-593-50015
ページ数 40p
サイズ 24.6cm*29cm
画法 ?

アナログだとは思うんだけど、画法がちょっとわからなかった。アクリル?

表紙そでにはこんな文章が

昔,太陽の神が,いのちの力を一本の矢にかえ,大地に向けてとばしました。矢はある村のひとりの娘にあたりました。いのちの矢を受けた娘は男の子を生みました。
男の子はすくすくと育ちましたが,子どもたちから「おやなし子」といじめられます。男の子はお父さんをさがしに出かけ,ある矢づくりの老人に会いました。老人は,男の子が太陽の神の子だとわかり,男の子を一本の矢にかえて太陽にとばしたのです……。
アメリカのプエブロインディアンの神話をテーマにして描き上げた、現代的センスにあふれた作品です。子どもだけでなく,大人の心もしっかりととらえる魅力にみちています。
この作品は,アメリカで,もっとも権威のあるカルデコット賞(1975年)を受賞しました。

 この文章は子ども向け?(裏表紙に対象年齢は「4歳から」とある)それとも保護者向け?あるいは、この絵本を読んで育った青年向け?

そして句点が全部「,」(カンマ)になっていた。昔何かの本で、日本語のワードプロセッサの基準が混在していた時代があると読んだことがある。1975年当時は、まだ句点をどう表記するかが決まっていなかったのだろうか。

あらすじは上記の通り。ところで「親なし子が太陽神の子供だった」というのは、ギリシャ神話にも同じものがあるんだよな。

養子だったことを気にしていたジョブズじゃないけど、一般的じゃない境遇に陥った人が後の世で大成(あるいはそこからの失墜)するということが、神話の時代からあったということなのだろうか?

そして「カルデコット賞」とは?

へえ〜

作者 Gerald McDermott

公式サイトもあったようだがリンク切れしていた。

英語版のwikiを見たところ、2012年12月に死去とのこと。

訳 神宮輝夫

こちらは去年の8月に亡くなった模様。1975年ったら40年以上前だもんな。

発行所 株式会社ほるぷ出版

創業は昭和44年。ただし現在は株式会社静山社ホールディングスのグループ会社となっている。静山社(せいざんしゃ)はハリーポッターシリーズをやっているところらしい。吸収合併的なことなのだろうか?

発行者 図師尚幸

NPO法人の主催もやっているんだな。

 1945年1月、戦時下の大連生まれ。47年あき、父の郷里・宮崎県に引き上げ日南市に育つ。早稲田大学卒。新聞・雑誌記者、月刊誌編集長を経て書籍編集者に。訳書に写真絵本『おもいだしてください あの子どもたちを』、『写真記録・日本の24時間』(共訳)など。千葉県市原市在住。

当時の社長。現在は、ほるぷ出版の顧問になっているとのこと。

組版・印刷所 秀英堂紙工印刷株式会社

去年の四月で廃業していた!こんなに丁寧に廃業のお知らせをサイトで表示するのも珍しい。

事業は情報印刷株式会社に移管したとのこと

こっちはまだバリバリやっている会社という感じのサイト

製本所 株式会社ハッコー製本

埼玉県の何かの政策に関するページがトップに出てきた。情報の掲載日は今月のものだし、求人もあるし、今も事業を続けているようだ。


古くからある絵本の周辺情報を集めると、作者が亡くなっていたり会社がなくなっていたりするのは常なのかもしれない。

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