【感想】映画「ノック 終末の訪問者（吹替版）」の感想

私はダラダラとYouTube観るのが好きなんですが、朝寝ぼけていたらこの動画が流れてきました。ひろゆき切り抜きですが、なんかネタバレしちゃっているんですよね。ネタバレなのか、なんなのか…ｗ

で、興味を持ったのでアマゾンプライムに今加入たまたましているから観れないかなと思ったんですね。あんまり流行って無さそうだし、Mナイト・シャマラン監督の映画だし、すぐにサブスク入っているだろうなと思ったら見事にあったのでそのまま視聴しました。

ノック 終末の訪問者(吹替版)

朝から映画観るってなかなか無いもんですから、いろんなそもそもやる予定だったことをかっ飛ばして映画を最後まで観ました。

検索すると「つまらない」とか「意味不明」とかあったのですが、私はなかなか楽しめました。

以下良い点・悪い点をまとめます。

良い点

①シャマラン監督作品が好きなら新作なので嬉しい

シックスセンスは好きだけど以降の作品が好きじゃない人にはつらい映画になると思います。一方で「Sign」という映画もそれなりに楽しめたという人にとっては今作それなりに楽しめると思います。

②訳の分からなさが楽しめる

「ファニーゲーム」という胸糞映画があるのですが、これは本当に気分が悪くなる類のものです。色んな経験をした上で娯楽としてこれを楽しめる人は現時点で大きな悩みがないか、悩みを打ち消したいかどちらの人だと思っちゃいますね。

たまたま私の心理状態として楽しめただけというのはありそうですが、「結局どうなるんだ？」という興味を持ち続けられる人ならば、楽しんで観れるでしょう。

③妙なリアリティを感じる

映画なんだから当然だろ、と言われるかもですが最初の大きな違和感の解消に向かうあたりなど妙なリアリティを感じます。

彼らは本当はこんなことをしたくないのだろうなと。それでもしないといけない理由があるんだろうなと。それでも彼らはやらないわけには行かないのだろうなと。それを異常にみられるだろうなと。

悪い点

①なんとなく想像するラスト通りだった

シックスセンスではどんでん返しのシナリオで盛り上げてくれたのですが、良くも悪くも中盤あたりにこの結末が妄想できてしまいました。
で、大体その通りだったので「やっぱりこういう感じか」という感想です。

結論：「Sign」という映画を楽しめた人にはおすすめ

私は楽しめたので、本作も楽しめました。

不条理だったり意味不明だけど極限状態を観ることで何かを紛らわせたい人にもおすすめできます。

人生って解釈次第だよね、って感じます。