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すわり心地のよさそうなネット情報には馬耳東風

ペンネームを「東風堂」にしました。

「馬耳東風」は、他人の意見に耳をかさない、聞き流すことのたとえです。すこし違うのですが、他人とは違う自分の意見をもちたい、という意味で「東風堂」です。

確たる意見をもたないとき、ネットなんかで関連記事を読んでいると、自分もそういう意見だった、そう、そうなんだよ。って思うことありませんか?

そしてそれが、そのうち、さも自分の意見だとして話したりすること、ありませんか?

noteを描くのに、これがいちばん厄介なことだと気がつきました。

同僚のIさんが、岸田内閣の茂木前外務大臣の後任は誰かという、当てっこゲームを挑んできました。おとといのことです。さほど興味がわかなかったのですが、自民党議員名簿をみて、岸田派で、年齢が60で、防衛大臣の経験もある林芳正さんと答えておきました。

結果は、たまたま当たったようです。でも、そんなのはどうでもいいのです。

Iさんは別の人物をあげました。彼はネット調べが大得意。派閥、経歴、岸田首相との関係、安倍さんとの近さなど、とうとうと長いメールがきました。でもね、それ、誰かの見方でしょう?

ネット情報の中で座りの良さそうなものが自分の意見になる。そんな感じなのです。

noteでこれはやらない。
だから
東風堂です。

もうひとつ大事なことがありました
「東風」は春風のこと。心地よい春風のようなnoteにしたい。