努力だけじゃ実を結ばない？

松山英樹さんがマスターズで優勝、グリーンジャケットを帰国の途中もずっと手放さずにいたそうです。過去何人もの日本人が挑戦してなし得なかった快挙です。もちろん人一倍の努力をしているのでしょうが、それだけじゃない。

野球評論家の権藤さんによると、彼と野茂英雄さんには共通点があるそうです。天才というのではなく練習の仕方がうまい、それを「センス」と呼び、ふたりともセンスの塊だと評しています。

努力とセンス、このふたつがないとプロスポーツの世界では実を結ばないといいます。

サラリーマンの世界でも人一倍努力する人はたくさんいます。でも皆がみんなうまくいっているわけではない。ここにも「センス」のようなものがあるのではと思いました。

「まだまだ努力が足りないのだ」
「途中であきらめちゃダメだ」
これはひとまず左において、

コツをつかむのが上手
全体の流れが見える
今大事なことがわかる
他人の話を聴くのがうまい

これができる分野をみつけましょう。そこが「練習の仕方がうまい」ところなのです。

それがわかれば、チャンスを与えましょう。
これが上司の「センス」ではないでしょうか。

このふたつのセンスと人一倍の努力があればが、きっと実を結ぶと思いますが、いかがでしょうか。