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新しい靴をおろした(2)

新しい靴をおろすと、それまでのは休日の早朝散歩用にローテーションして、かかとが減るまで履きつくす。これが今までのやりかただった。
ところがこの半年、コロナで在宅勤務が増えるとこのローテーションがうまく回らなくなった。

在宅率からみて出勤用散歩靴の出番が2/5になり、かかとが減らないので現役のまま居座っている。後続が来ない休日用のシニア靴は、今までの2.5倍も働いて、とうとうヘタってしまったのだ。

これは大変。2軍で、たまにピンチランナーで使っていた古靴をたたき起こしてシニアの後釜に据えたが、しっくりこないし血マメができてしまった。足にフィットしないので控えに回ったのだから当然のこと。

新人を入れた。
現役はまだ働けるというので、シニアの後継にポジショニングした。まだ慣れないし、道もわからないのでぎこちないがそのうち慣れてくるだろう。動きも軽い。

しかしこのままだと現役、シニア、引退とトコロテン方式のローテーションがうまく回らなくなり、流れが停滞して靴箱がオーバーフローするかもしれない。在宅率を調整して使用時間を均等化することで流れを良くすることはできるだろうが、これは本末転倒。

どこかで聞いたことがある課題ですね。70歳までの雇用義務化が来年4月から適用されると、ウチの靴箱のようになるのではと心配しています。