マガジンのカバー画像

Oisix ra daichi のレシピ(仕組み)

9
社内制度や組織文化など、Oisix ra daichiを形づくる様々について紹介する記事を載せています!
運営しているクリエイター

記事一覧

入社式があるなら復職式があってもいい! 復職率ほぼ100%のOisix ra daichiが目指す、ママが働きやすい環境づくり

厚生労働省の2017年の国民生活基礎調査では、18歳未満の子どもを育てながら働く「仕事あり」の女性の割合が、はじめて7割を超えました。しかし職場復職できたものの、育児と仕事の両立はできるのか、出産前のようなパフォーマンスを発揮できるのかなど、働くママには様々な不安がつきまといます。 社員の女性比率が65%以上を占めるOisix ra daichiでは、復職ママ社員が働きやすい環境を整えるため、様々な取り組みを行なっています。 そのひとつが「復職式」です。 「おかえりなさ

直感は”体験”を通して見えてくる。生産者やお客様との触れ合いを大切にする理由

サービスを考えるうえで武器になる思考は、ロジカルシンキング(論理的思考)――。 これまでは、それが当然視されてきましたが、「論理と理性」に相反する「直感と感性」が近年注目され、個人の直感的な感性を組織の意思決定に用いるべきという論調が強まっています。 Oisix ra daichiではこれまで、豊かな食生活を送るために、食の社会問題をロジカルシンキングで解決する文化をこれまで築いてきました。一方で、ロジカルに導き出した課題(問い)への解決策を考える際は、一転して社員の直感

デザインを組織全体の共通言語に。Goodpatch社から“デザイン文化”をインストール中!

偉大なプロダクトは、偉大なチーム(組織)から生まれるーー。 ユーザー視点に立ち、モノだけではなく「体験」を届ける重要性が叫ばれる現在。ユーザーが求める体験をデザインするために、最適な組織体制・プロセス・風土を兼ね揃えていることが、企業の競争優位性を左右するといっても過言ではありません。 食に関する社会課題をビジネスというアプローチで解決するOisix ra daichiにおいても、顧客視点を持つことを組織文化として育んできました。そして、より顧客視点に立ったサービスやプロ

目指すは究極のセレクトショップ。商売の原点と経営を学べる場「とくし丸」

こんなに『ありがとう』を、一日に何度も言われる仕事はあるのだろうか──? 移動スーパー『とくし丸』のトラックに同乗し、お客様のご自宅を一軒一軒まわった際に感じたことです。 現在、スーパーマーケットの超大型化や郊外化で、近所のスーパーが撤退し、日常の買い物に不自由している「買い物難民(買い物困難者)」と呼ばれる人が増えています。 経産省の統計では、その数は全国に約700万人。 その多くは80歳を超えた高齢者で、調査をするとこんな悩みが… ・買い物のためにまだ車の運転を

『カンブリア宮殿』でOisix ra daichiにご興味を持って頂いた方へ。私たちの“現在”をまとめました。

19年8月29日放送の『日経スペシャル カンブリア宮殿 』に、Oisix ra daichi(オイシックス・ラ・大地)が登場します。 実は、カンブリア宮殿には、2008年「大地を守る会」、2012年「オイシックス」、2016年「らでぃっしゅぼーや」、そして子会社の「とくし丸」が2015年に取り上げていただきました。 これらの会社が「Oisix ra daichi」として、ひとつになったことに関心を持っていただき、統合の裏側を取材したいとのことで実現した今回の番組。 『お

ロジカルを重視する文化だから、前例に縛られない! 全社員に徹底する「ロジカルシンキング研修」とは?

「前例はない、だからやる」 これは、Oisix ra daichiが大切にする7つの行動規範(ORDism)のひとつです。 過去の経験や、これまでの「当たり前」に縛られることなく、自分たちのミッションを成し遂げるための最適な打ち手を考え実行する。この姿勢を、創業以来、ずっと大切にしてきました。 そして、前例主義に陥らないために、共通言語として浸透させているのが、「ロジカルシンキング」です。 社内で議論をすると、「本当にお客さんはそう思ってるの?」と頻繁に問われます。経

お客さまの期待を超える顧客体験をどう創出するか? Oisixの「CXデザイン」最前線。

「お客さまを裏切れ」 これは、Oisix ra daichiの7つの行動規範(ORDism)のひとつです。 お客さまが求めているものを深く理解し、期待を超える価値をお届けする。この規範を体現するため、Oisixは創業以来、「お客さま視点」を大切にしています。 食材をただ届けるだけでなく、お客様の食に関する課題を解決し、「Oisixを使っていて、よかった」と感じていただく。そのために、様々なサービスや商品を開発してきました。 とはいえ、インターネットで生鮮食品をサブスク

降りかかる問題は選べないが、問題を解く態度は選べる。「7つの行動規範」の先にある未来とは?

ベンチャー企業と、次々に襲いかかるトラブルとは、切っても切れない関係です。特に前例のない大きなチャレンジをしていれば、なおさらです。 「起業とは、問題でできている」 これは、現Oisix ra daichiの社長にして、『Oisix』を2,000年に創業した高島宏平さんの言葉です。 誰も成し遂げたことのないインターネットでの生鮮食品の販売という事業に挑戦し、創業当初は、あまりの問題の多さに毎日が戸惑いの連続だったそうです。 「このまま、降りかかる問題を、つらいと思いな

デザイナーの「技」も「心」も水野学さんから学べ。 Oisix ra daichiの月次クリエイティブアワードとは?

Oisixの、ロゴマークとなっている『野菜の家』。 このロゴマークは、Oisixにとってのメモリアルイヤーである2016年( 0=オ、1=イ、6=シックス )に生まれました。 この『野菜の家』には、Oisixの野菜や果物でお客さまから特にご支持いただいている41種類が用いられています。 現在Oisixでは、数千点の食品を取り扱いしていますが、2000年のサービス開始時は野菜20品からのスタートでした。Oisixは野菜こそが原点と立ち返り、野菜で笑顔あふれる食卓をお届けす