スクリーンショット__13_

月食に心奪われた日☽

2019年12月4日に起きたわたしにとって大きな出会いがありました。その出来事について、ツイートで多く反響をいただきました。


ツイートでは書ききれないと思っていたので、いつの日かノートか何かに残しておきたい!という気持ちを抱いていて、ちょうど反響をいただいたことをきっかけにnoteを始めることにしました。あまり文章はうまいとは言えないかもしれませんが、見てくださった方の心が少しでもほぐれるものになればいいなと思います。

初めてのMAMA
MnetAsiaMusicAwards、略してMAMAと呼ばれるK-POPの祭典があります。日本でも人気の高いBTSやTWICEなどが各分野で表彰をされる場です。K-POPを中心にしながらも、アジアの音楽の祭典的な位置づけにあるので、2019年の部では King Gnu や あいみょん など日本のアーティストの名前も挙がっていました。その2019年のMAMAに私は参加することができました。

少し時はさかのぼって2017年。海外生活をしていた私はK-POPがアジア圏においてポピュラリティを確立していることを知りました。現地ではK-POPのみならず化粧品やファッションなどK-Cultureも広く受容されていて、はじめて触れる機会となりました。その時は一緒に部屋を使っていた友人の好きなグループの音楽を聴いたり、MVを見たりするだけのゆるいK-POPPERでした。
日本に帰国した2018年、日本でも人気のグループがたくさんあることを知り、聴く音楽のメインがロックからK-POPに移り変わりました。そのころからは「OOペン」と名乗ったりするようなK-POPPERになったと思います!
この年、私はMAMAに応募していました。いかに影響ある祭典であるかを十分に知っていたからです。しかし、田舎に住んでいることもあって断念しました。
そして2019年に入り、体調を崩し入退院を繰り返すことになります。現在はそのころに比べるとかなり回復しているので出かけたりできますが、2019年のうち10か月近くは外出もできないほどでした。そんな折、MAMAがまた日本で、しかも大賞を含めた表彰を行う最大規模で開催されると耳にしました。何度も諦めたコンサート…この1年間の苦しい生活のご褒美に絶対行きたい!と気持ちが動かされたことをよく覚えています。さらに開催地が名古屋と、別界隈のオタクだった時よく通っていた土地ということもあって、俄然行く気に満ち溢れながらチケッティングしました!(見事とれたのがすごい!)MAMAにむけて体調管理を一層徹底し、無事「参加しても問題ない」とお医者さんからもOKをもらって、新幹線の切符を買いました。ウキウキしてみどりの窓口に並んで踊りだしそうな気持ちでした。

さて時間がやっと追いつきました。MAMAに参加するために名古屋に入りました。駅にはいろんなグループのペンの方があふれていて、すでに心はお祭り騒ぎ!はやる気持ちを落ち着けて会場へ向かいます。この日、私が楽しみにしていたのはSEVENTEEN(セブチ)とTOMORROW X TOGETHER(TXT)、MAMAMOO(ママム)のステージです。セブチは体調が快方しかけたころから友人の勧めでコンサートで見たこともありその群舞の美しさにほれぼれとしているグループです。TXTはデビューしたころからフレッシュでキャッチーな音楽性と等身大な姿に母性をくすぐられて応援しています。ママムは日本でのファンミーティングに参加したことがあり、その歌唱力に完全に骨抜きになっています・・・・!こんなわけでこの3グループを一目見たい!という気持ちで参加していました。

会場ではスーツケースから取り出したジョシュア君(セブチの推しメン)のうちわと、大根のキーリング(ママムのグッズ)、バッグに着けたTXTのストラップと、DD感丸出しで入場しました。(恥ずかしかった・・・・💦)

画像1

手一杯精一杯な気持ちの中唯一撮影していた写真!センスがありませんのは許してください~

(新人だからTXTが先かな!?人数も多いしセブチが先かな!?先に女の子グループかしら!?)
そんなわくわくした気持ちで開演を待ち、スタートしてからは入場するアイドル、ほんもののTWICE、久しぶりのセブチ…にきゃあきゃあと双眼鏡越しに興奮していました…!

そして、突然 私の人生を変えてしまうのではないかという出会いが訪れたのです…!!

月食の時間

スクリーンショット (13)

荘厳な音ともに会場の月が月食を起こしたのです…!綺麗…!!
月とか太陽とかそういった類の神秘的な演出が好きなので、誰だ!?おしゃれすぎる!!とそわそわしていると…!!

スクリーンショット (15)

月を背にセンターステージを歩いてくるかっこいい男性が・・・・!!!

だ、だ、だ、誰だーーーー!!!!!とこのとき彼らの存在を知らなかったわたしは、彼らの顔を一目でも見ようと立ち上がり双眼鏡を手に前のめりになります。(この時手にあったジョシュア君は椅子の上で顔を伏せていました。)
すると…ダンスブレイクが切り替わる瞬間の少しの静寂の後、透き通った、天使のような歌声が耳に届きました。私は人生で声優のオタクをしていたので声には敏感です。私はこの時、「人生で初めて好きな歌声に出会った…!」という感触を抱きました。パフォーマンスのさなか少し目を閉じると声の美しさが一層感じられて、なんだこれは!?と持ちうる語彙では表しきれないような心地になりました。わたしは双眼鏡を手放しあたりを見回しました。すると二列前に緑のペンライトを振る女性がいて、目を凝らすとそのペンライトには「GOT7」と書いてあるのがわかったのです…!!!

GOT7、何と呼ぶ…?

このグループの名前見たことある…!あれだ!ハードキャリーの人たちだ!!!と私の頭はハドケリヘ!と叫び始めますが、頭の映像に浮かぶのはTHEBOYZの姿。THEBOYZをしばらく旬にしていたころに彼らがGOT7をカバーしたシーンを見たことがあったのです。「ほほ、本家様…!」と勝手に緊張しながらステージを見つめると、彼らは元のステージへ移動し、椅子を交えた大人の余裕がみえるステージを演じていて…またその歌も美しくて、ほれぼれと思わず目を閉じました。私の周囲には二列前の女性以外にGOT7を熱烈に応援する方が見えなかったのですが、その女性の掛け声やリズムに合わせてわたしも手をあげたり双眼鏡を振ってみたりしながら、三曲目のガンガンハドケリみたいな曲(CRASH&BURNですヨ!と当時の自分に言いたい)までを2列前の方と半分一体化した気持ちで、過ごし切りました。そのあと、わたしはトイレへダッシュしネット環境を確保すると、急いで「GOT7」を検索します。なるほどガッセブンと呼ぶのか…大きい子は…ゆぎょむ君っていうの・・・あの歌声の人は誰だろう…えっ、あれ、ベンベン君!?!?!?!?!?

思わぬベンベン君との再会

時が少し戻って2017年。私がK-POPの波を受け止めた年。わたしはバンコクに住んでいました。(これにはもろもろの事情があるので省きます)私はそこでベンベンくんと出会っていたのです!ベンベン君は食品のパッケージによく表れていましたし、駅に看板があることも多かったです。現地の学生にこの男の子かっこいいね、と聞いたとき「ベンベンだよ!!あたりまえやんけ」みたいなリアクションをされました…
あのベンベン君!!!!!ガッセブンだったの・・・・・!?!?!?!?
GOT7に出会いながらもすれ違ってきた自分を、まさか、ナゴヤドームのお手洗いで、後悔するとは思ってもみませんでした。

頭の中はあの登場シーンと月食に

月の美しい満ち欠けと、それを背にするかっこいい男性たち(ガッセ)…その映像が頭から離れず、五体投地に陥った私は、ジョシュア君を時折観察しながらこっそりGOT7を盗みる時間を過ごし、部の合間にはスマートフォンでGOT7について情報を得てブックマークし、眠る前に読もうとチェックを蓄えました。お目当ての3グループのパフォーマンスも最高でしたが、GOT7の月の力にわたしは十分にあてられてしまってホテルへ帰りました。

ECLIPSEとわたし

ホテルにかえり、わたしはYoutubeで必死にGOT7のMAMAの映像がアップされるのを待ちました。Mnetさんには頭が上がりません!日付が変わってしばらくして、私が震えた瞬間の詰まったシーンがアップされました!!


みればタイトルにECLIPSEと書いてあり、幸いぎりぎり英語が読めた私は、だから月食・・・・!!!!!うわぁぁぁぁぁこれ2列前の女性、月が出た時からぞわぞわしてただろうな!!!!と勝手にGOT7ペンであるアガセの皆様に感情移入しながら再生、そして改めて感動し・・・・目を酷使しすぎて泥のように眠り、朝シャワーを浴び、急いで新幹線に飛び乗り自宅へ帰る…その道中もECLIPSEを何度も聞き、何度もJBさんの声に感動して目を閉じました。

それから

それから名前やデビュー時期など様々なことを生来備えたオタク力で調べ、ツイッターアカウントを開設し、日々GOT7のアップデートを楽しみに過ごすようになりました。
そして、MAMAの日、目当ての3グループ以外に私が3年間様々な出来事に苦しみながら応援してきたグループのペンを静かに卒業する決意も固まって、アガセとして2020年を歩き始めました。私にとってこの日は本当に忘れられない日になりました。だからツイッターでアガセの皆さんのすばらしさや、感動をくれるGOT7のすばらしさについて共有し、反響をいただけて、こうしてつたないながら思い出として残そうと思えたことまですべて、本当に私にとって大切です。ただのオタクやん、と言われればそれまでですが、わたしはGOT7に出会って運勢を変えられてしまったかのように幸せになったのです。私にとってK-POPはニューウェーブであり、同時にオタクがつらいと思うようになったきっかけでもありました。MAMAでは目当ての3グループ以外のメインで追いかけていたグループと踏ん切りをつけるタイミングとしても考えていました。応援している間、苦しいことがたくさんあったから。だけど、GOT7に出会って、全力のパフォーマンスや、アガセの皆さんの優しい気持ちやGOT7に向けるやさしさに私は本当に生活が楽しくなりました。きっともう健康でいるばかりになるでしょう…!

なかなかうまく伝えられないですが、この日、私が幸せになれたのはアガセとGOT7の皆さんのおかげです。こんなに幸せな気持ち、うまく伝えられなくても、誰かに伝わったらと思いnoteに記しました。

今日も私は元気にIGOT7・・!!!7人を応援しています!!

P.S. 二列前にいたアガセの方。私に楽しい姿を見せてくださってありがとうございました。私が一人でTXTの掛け声をしていた時、立ち上がって一緒にペンライトを振ってくださったことがとても心強かったです。今度は私があなたと一緒にペンライトを振りながらGOT7の名前を力強く呼びたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?