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お風呂は気持ちいものらしい。

こんにちは!
今回は、アトピーの私が思うお風呂について。

タイトル写真は、大学1年生の春休みに一人旅で訪れた道後温泉。



気持ちよくお風呂に入ることが出来ていたのは、もう何年前の事だろうか。

ロケ番組で温泉につかっている俳優の「あー、気持ちいい。癒されるね~。」というセリフを聞くたびに思う事がある。

あ、お風呂って、気持ちいいもんなんだっけ。

確かに、小学生くらいの時はお風呂が大好きだったような。

気持ちよくてずっと入っていられるもんだから、ついつい長湯してのぼせてお母さんを心配させてしまったこともあったな。

市販の入浴剤をいれて、それがシュワシュワと音をたてて溶けていく様子を眺めていたっけ。


けど、今はのぼせてお母さんに心配をかける事も、水中の入浴剤を観察することもない。

正確には、そんな長く湯船につかっていられない、シンプルに余裕がないからである。

湯船につかった瞬間、ぶわああっとかゆくなる。

搔きむしらないでいたらどうにかなってしまいそうになるからかゆいところを、かゆみが収まるまで、掻き続け
る。

水面には掻きむしったことで剥がれ落ちた皮膚がびっしり浮く。

かゆみが収まるまで掻きむしったら、あとはその皮膚を桶ですくって流すという習慣をつけている。

中々に地道な作業であるし、大量の皮膚が剥がれ落ちるから15分くらい作業を続ける。


「気持ちいい」なんて一ミリも感じない。


これが私のお風呂での描写。だが辛いのは入浴中だけなんて事にはいかない。


入浴後の、ドライヤータイム。
濡れた長い髪を乾かさなければならないのに、背中が、お腹が、太ももが、身体全身がかゆい。




ドライヤーを置き、かゆみが収まるまで1,2分くらいかきむしる。床に積み重なっていく白い粉。はがれた皮膚である。

ひどいときは、掻くことに専念したいからと、母にドライヤーをお願いしていた時期もあった。

そんなこんなでお風呂に入ることがストレスになった。

最近は2日に1回のシャワーだけで済ませ、湯船には入らない。

汗をかかない時期はシャワーさえ浴びたくないのだが、そうすると頭がかゆくなるし、身体の臭いも気になるから一応、浴びている。周りの友達に臭いなんて思われたくはない。

こんな日々を、送っている私。

いつかお風呂に気持ちよく入れる日が来るのだろうか。。

来たとしても、ずいぶん先だろうなあ。短期目標は、今年の冬。冬くらいあったかい湯船に浸かっていたいものだ。

今回はここまで。

最後まで読んで下さった方、ありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう!

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