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SHIGA⇆SHIZUOKA Design / Fashion / Teacher サ…

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SHIGA⇆SHIZUOKA Design / Fashion / Teacher サウナ&カレーが好きな40歳👀 ここでは、短編小説…ポエムというかそういうもので、ちょっとでも笑えたり、アホやと思ってもらったり、1日のスパイスになれればと思います。 新作そろそろ描きます👀

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    オリジナルステッカーセット / 6枚SET

    ブランド : unknown twintwin アイテム : ステッカー 6枚セット サイズ : 50mm×50mm 状態 : unknown twintwinのステッカーセット。ちょっとエロポップなデザイン。
    1,000円
    unknowntwintwin / ウンコチンチン
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    オリジナルMINIポストカード8枚セット

    ブランド : unknown twintwin アイテム : ミニポストカード 8枚セット サイズ : 名刺サイズ : 91mm×55mm 状態 : 新品未 その他:各ポストカード両面デザイン(カラー違いデザイン)
    1,000円
    unknowntwintwin / ウンコチンチン
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    現代アートインテリア / POPART / インテリア / 絵画

    ブランド : unknown twintwin アイテム : デザイン画 (壁掛け) サイズ : 横約40cm×縦約60cm 状態 : 新品,未使用 その他:布素材に、ラバープリントデザイン
    5,000円
    unknowntwintwin / ウンコチンチン

記事一覧

ハゲガッパ茶太郎 / 短編小説その18

「今日の授業で使うと言っただろう!!」 数学の林先生が 私に向かって怒ってる。 「しっかり、明日の持ち物で書いておくようにと、黒板にの明日の持ち物にも書いてあるだ…

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4年前
3

わたし、まつわ。/ 短編小説その17

本と、音楽はいい。 わたしが どんなに忙しくて 時間がなくても 文句一つ言わず待っててくれる。 2日でも、1週間でも、3ヶ月でも、1年でも。 途中で止めたページを 寸分…

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4年前
4

睡眠爆裂緊急的発症不可避人間多様何処天国悪魔病 / 短編小説その16

眠い。 睡魔というのは突然何の前触れもなく、やってくる。 仕事中 会議中 映画を見てる時 好きな人と話してる時 ご飯を食べてる時 さまざまな場面で やつらは突然やっ…

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4年前
2

チョコミントインザラズベリーオレンジキャンディー / 短編小説その15

わたしは、鷹見春香は 自分が嫌いだ。 めちゃめちゃ、勉強ができるわけでもない。 石原さとみみたいにプルプルの唇で可愛いわけでもない。 部活は水泳をやっているが別…

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4年前
2

あいまいみーみーまいん / 短編小説その14

質問です。 ご自身の家から、会社、または学校に行くまでに 「止まれ」の標識は何個ありますか? わからない。 たぶん、2-3個ぐらい。 きっと、12個。 などなど それぞ…

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4年前
2

ざます。 / 短編小説その13

殺人の定義ってありますか? 「殺意」を持って「意志」をもち 相手の命を奪い人生を終わらせること。 こんな感じであろう。 辞書で調べたらより、詳しく単結に記載されて…

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4年前
4

短編小説その8に続く物語 / 短編小説その12

荷物がない。 昨日届いたはずの荷物がない。 私は会社中、いろんな部署の人にも確認した。 クロイヌ急便で、伝票番号にて 問い合わせる。 「9月1日 10時23分 配達終了」…

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4年前
3

男と女 / 短編小説その12

あたなはいつも、私を求める。 私のその日のあったことや、気分、感情を見てみぬふり。 いや、見ようともせずに私を求める。 「かわいいね」 あなたから言われた褒め言…

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4年前
4

あなたは生まれ変われるとしたら、ナニになりたい? / 短編小説その11

「耳掻きになりたい」 私はそう答える。 私と同年代の女子が好きそうな会話「if」 もしもな話でよくある、 生まれ変わったら何になりたい? という、、、 誰も何も得もせ…

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4年前
7

オチ / 短編小説その10

「ピンポーーーン!」 甲高く、やや大きめの音が 駅の改札口で響く。 戸惑いうろたえる男子高校生を 怪訝そうにOLが跳ね除けるかのように改札に定期が入った財布をかざす…

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4年前
5

フェイスオフ / 短編小説その9

2020年喫煙者は肩身が狭い。。。 あらゆる場所での、全面禁煙の張り紙が目立つ。 お酒の場でも吸えない。 はたまた、電子タバコならOKという意味がわからないことまで書か…

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4年前
4

ギャラクシークリティカルロングビーチオンザスペースソニック / 短編小説その8

ここのBARは穴場だ。 駅近くでありながら、いつ来てもお客さんは少ない。少ないというかいない。 たまに私が飲みきてるお金で経営が成り立ってるんじゃないか?と思うぐら…

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4年前
4

私たちの絶対領域 / 短編小説その7

私と彼女の友情は永遠だもの!ズットモだよ! そう言わんばかりの、僕の目の前の女子高生2人組。 うんうん、そういうのアオハルでいいよね!いいと思う! けど、この状…

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4年前
4

すきすきすきすきすきやきんぐ / 短編小説その6

私には、大好きな人がいる。 職場の5つ歳上の先輩、加藤勇さん。 仕事もでき、後輩にも優しくて職場でも人気の先輩だ。 彼は結婚もして、子供もいて暖かい家庭を築いてる…

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4年前
2

ゴールデン侍 / 短編小説その5

「どーちだ!?」 彼女は両手を握って、僕の目の前に差し出す。 「なにが?」 「どーちだ!?」 僕の質問がなかったかのように、満面の笑みで30秒前のセリフをもう一度…

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4年前
2

レインボーチーズホットドッグ / 短編小説その4

雨が止んだ午後。天気予報では1日降ると予想してたのに。 世の中、予想通りにはいかないもんだ。 僕は、雨は好きだが傘は嫌い。 極力傘をささないようにしてる。 傘が嫌…

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4年前
3
ハゲガッパ茶太郎 / 短編小説その18

ハゲガッパ茶太郎 / 短編小説その18

「今日の授業で使うと言っただろう!!」

数学の林先生が
私に向かって怒ってる。

「しっかり、明日の持ち物で書いておくようにと、黒板にの明日の持ち物にも書いてあるだろう」

「すみません。。。」
私は、下を向きながら平謝り。

「コンパスがないと今日の授業、おいてけぼりになるぞ」

「すみません。。。」

「高田は、持ち物をしっかりチェックしてるのか??」

林先生、通称ハゲガッパ茶太郎はなんで

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わたし、まつわ。/ 短編小説その17

わたし、まつわ。/ 短編小説その17

本と、音楽はいい。

わたしが
どんなに忙しくて
時間がなくても
文句一つ言わず待っててくれる。

2日でも、1週間でも、3ヶ月でも、1年でも。

途中で止めたページを
寸分の狂いもなく
催促するわけでもなく
ただただ
あたなは、わたしを待っててくれる。

あたなを聞きたいと思うまで
ホコリをかぶりながら
年号を越えても
あのときの風景とニオイと一緒に
ただただ
あたなは、わたしを待っててくれる。

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睡眠爆裂緊急的発症不可避人間多様何処天国悪魔病 / 短編小説その16

睡眠爆裂緊急的発症不可避人間多様何処天国悪魔病 / 短編小説その16

眠い。

睡魔というのは突然何の前触れもなく、やってくる。

仕事中
会議中
映画を見てる時
好きな人と話してる時
ご飯を食べてる時

さまざまな場面で
やつらは突然やってくる。

人間の性なのか
なかなかそのまま睡魔を受け入れようとする人はいない。

あらがう。

目を擦ったり
体をストレッチしたり
炭酸を飲んだり
大声を出したり
煙草を吸ったり

ただそれはいっときのもので
やつらはニヤニヤし

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チョコミントインザラズベリーオレンジキャンディー / 短編小説その15

チョコミントインザラズベリーオレンジキャンディー / 短編小説その15

わたしは、鷹見春香は
自分が嫌いだ。

めちゃめちゃ、勉強ができるわけでもない。

石原さとみみたいにプルプルの唇で可愛いわけでもない。

部活は水泳をやっているが別にオリンピックを目指してるほど才能があるわけでもない。

毎日自転車でヘッドフォンを付けながら通学してて音楽は好きだが、音痴だ。

将来何かやりたいことがあるわけでもなく、何となく大学受験をしようとしてたり。

何か自分自身に誇れるも

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あいまいみーみーまいん / 短編小説その14

あいまいみーみーまいん / 短編小説その14

質問です。

ご自身の家から、会社、または学校に行くまでに
「止まれ」の標識は何個ありますか?

わからない。

たぶん、2-3個ぐらい。

きっと、12個。

などなど
それぞれで返答は違うだろう。

人間は思いもしない事が起きたりすると
答えを曖昧にする。
自信がないから、確信たる証拠がないから。

たまに
何の迷いもなく自信持って
即動、即答する方もいる。

そこは、おいといて。。。

曖昧

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ざます。 / 短編小説その13

ざます。 / 短編小説その13

殺人の定義ってありますか?

「殺意」を持って「意志」をもち
相手の命を奪い人生を終わらせること。

こんな感じであろう。
辞書で調べたらより、詳しく単結に記載されてると思うが
私の「殺人の定義」として
今回はこれで許してもらおう。

よく昔から
TVゲームや漫画は悪影響だ!!
暴力的になる!!
人を殺したくなる!!
なんて、、、
納豆に砂糖を入れて食べるぐらいわけのわからにことが
よくワイドショ

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短編小説その8に続く物語 / 短編小説その12

短編小説その8に続く物語 / 短編小説その12

荷物がない。

昨日届いたはずの荷物がない。
私は会社中、いろんな部署の人にも確認した。

クロイヌ急便で、伝票番号にて
問い合わせる。

「9月1日 10時23分 配達終了」

私のi MACには大手企業のデータで管理してる狂いもしない情報がしっかりと写し出されていた。

私は椅子の腰かけに深く背中を預け
天井を見上げる。

「でも、ないもんはないんだよねー」

昨日は、私の定休日。
お取引先さ

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男と女 / 短編小説その12

男と女 / 短編小説その12

あたなはいつも、私を求める。

私のその日のあったことや、気分、感情を見てみぬふり。
いや、見ようともせずに私を求める。

「かわいいね」

あなたから言われた褒め言葉は
この半年で、これだけ。

何かにつけて
かわいいね。としか言わないあなた。

買ったばかりの服を着ても
髪型を変えても
化粧を落としてすっぴんになっても

あたなはインコのように
「かわいいね」しか言わない。

私は、
そのかわ

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あなたは生まれ変われるとしたら、ナニになりたい? / 短編小説その11

あなたは生まれ変われるとしたら、ナニになりたい? / 短編小説その11

「耳掻きになりたい」

私はそう答える。

私と同年代の女子が好きそうな会話「if」
もしもな話でよくある、
生まれ変わったら何になりたい?
という、、、
誰も何も得もせず、意味のない質問。

「私は、私のままがいいかな」

輪廻転生説としては、一番現実的な哲学論だね。

「男になって、男の気持ちになりたい」

その答えを出した時点で
20後半までこいつは、男たちに弄ばれる人生を送るだろう。

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オチ / 短編小説その10

オチ / 短編小説その10

「ピンポーーーン!」
甲高く、やや大きめの音が
駅の改札口で響く。

戸惑いうろたえる男子高校生を
怪訝そうにOLが跳ね除けるかのように改札に定期が入った財布をかざす。

「ピンポーーーン!」

さっきと一寸のブレもない音が
僕の目の前で鳴り響く。

OLは頭を下げ
横の改札に足早に移動する。

次は僕の番だ。
2人連続で通れないとなると
もはやこの改札機の故障ではないのか?

恐る恐る僕は、定期

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フェイスオフ / 短編小説その9

フェイスオフ / 短編小説その9

2020年喫煙者は肩身が狭い。。。

あらゆる場所での、全面禁煙の張り紙が目立つ。
お酒の場でも吸えない。
はたまた、電子タバコならOKという意味がわからないことまで書かれてる。

僕の会社も先月から全面禁煙になり、これを機にタバコを止める人もチラホラ。

「えー、前田さんはタバコやめないんですかー?」

事務の高岡さんに言われたが、
なぜ、やでなければならないのか?
なぜ、こんな質問をされなけれ

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ギャラクシークリティカルロングビーチオンザスペースソニック / 短編小説その8

ギャラクシークリティカルロングビーチオンザスペースソニック / 短編小説その8

ここのBARは穴場だ。
駅近くでありながら、いつ来てもお客さんは少ない。少ないというかいない。

たまに私が飲みきてるお金で経営が成り立ってるんじゃないか?と思うぐらいだ。

たまに。
そう私もそんな毎日通うほど裕福な生活を送れるわけではない。飲み会の帰りや、休み前にちょっと飲みたいという時に寄るぐらいなので、月1-2回程度だ。

お客様お待たせしました。

「ギャラクシークリティカルロングビーチ

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私たちの絶対領域 / 短編小説その7

私たちの絶対領域 / 短編小説その7

私と彼女の友情は永遠だもの!ズットモだよ!

そう言わんばかりの、僕の目の前の女子高生2人組。

うんうん、そういうのアオハルでいいよね!いいと思う!

けど、この状況ではズットモはナシトモかなー。。。

あのね、朝の混む時間の電車の並ぶ位置って結構重要なの。僕が乗る駅からは絶対座れないから、いい立ち位置を確保するためにも、1番か、2番目に並んでないと確保できないのよね。

だから、あたなが1人で

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すきすきすきすきすきやきんぐ / 短編小説その6

すきすきすきすきすきやきんぐ / 短編小説その6

私には、大好きな人がいる。

職場の5つ歳上の先輩、加藤勇さん。
仕事もでき、後輩にも優しくて職場でも人気の先輩だ。

彼は結婚もして、子供もいて暖かい家庭を築いてる。
だから、私は告白することもなく、ただ勝手に好きでいるだけ。
それだけで十分。

しんどい仕事も、美容の為に通ってる週3のヨガも、お昼に持ってくるお弁当つくりも
彼のことが好きで、頑張れてる糧になる。

ただただ、好きという気持ちだ

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ゴールデン侍 / 短編小説その5

「どーちだ!?」
彼女は両手を握って、僕の目の前に差し出す。

「なにが?」

「どーちだ!?」

僕の質問がなかったかのように、満面の笑みで30秒前のセリフをもう一度言う。

きっと、さっき飲んだゴールデン侍の蓋を握ってるのだろう。
ゴールデン侍は、石川県のクラフトビール。
フルーティーで甘い華やかな香りで、名前とは違て女性に人気のありそうな味だ。

ほろ酔いになった彼女、ご機嫌になったのだろう

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レインボーチーズホットドッグ / 短編小説その4

レインボーチーズホットドッグ / 短編小説その4

雨が止んだ午後。天気予報では1日降ると予想してたのに。
世の中、予想通りにはいかないもんだ。

僕は、雨は好きだが傘は嫌い。
極力傘をささないようにしてる。

傘が嫌いな理由は2つある。

1つは、手が塞がるから。
会社に行くのもリュックにして、両手はブラブラあくようにしてる。
なぜ、手が塞がるのがいやか?
そんな事聞きます??

突然、すれ違ったお兄さんが殴りかかってきたらどうしますか?
階段を

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