不満はサイン
様々な立場の人からよくご相談を受けますが、
その多くが人間関係についての話題。
良い話題もありますが、大体が以下のようなこと。
分かってくれない。
気付いてくれない。
〇〇してくれない。
理由はどうであれば、相手に不満を持っていることが分かります。
そこで「不満を解消するために、相手に働きかけていますか?」
と話をすると多くの人が働きかけていません。
相手に確認をせずに、ご自身の中で勝手に不満を募らせます。
これだと関係改善が進まないですが、不満は私にとって大切なサインになっています。
それは「相手に不満を持つ」=「相手とのコミュニケーションが不足していますよ!」と教えてくれるサインであるということ。
このサインを見逃して我慢するとドンドン不満が積み重なり、一方的な不満妄想モードに突入します。
相手の一挙手一投足に勝手にイライラし、意識的にも無意識的にも相手との関係性を悪化させる方向に進めてしまいます。
中には関係性をバッサリ切ってしまう方もいます。
選択は自由なので、本人の選択の意思を私は尊重しますが、私は不満感情が沸き上がったら、すぐに相手と話をします。
価値観・考え方の不一致が起きている。
仕事の受注金額が釣り合っていない。
人・環境・やり方が合っていない。
勿論、ただこちらだけの主張をいうのはNG。
「あくまでも私から見えている景色からするとこう感じる、こう考えるのだけれど、あなたから見えている景色からだとどう感じる?どう考える?」と確認する。
相手の感情・考え方を確認し、擦り合わせる。
これをやると分かりますが、こちらが気付いて欲しいこと、やって欲しいことがほとんど相手に伝わっていない。
(逆に分かってくれる人がいるのであれば、その人はあなたにとって大変貴重な存在です。その人を大切にしましょう!)
日本は察する文化がある言われますが、察することはほぼできない、察したことが見当違いの現場を多数見てきました。(特に男女間の乖離が激しい!)
同じ環境・同じ時間を過ごしていても、見えている世界・感じていることが面白いぐらい違う。
むしろ「察する」という言葉は存在しないと思っていた方が良いほどです。
「不満感情発生=相手とのコミュニケーション不足が起きている」と捉え、すぐに相手と擦り合わせ、相手と納得する落としどころを見つける。
恥ずかしながら、20代前半のときは、余裕がなく勝手に被害妄想を膨らませ、相手を非難し、一方的に関係性を終わらせることが多かった私ですが、
今では不満のサインしっかりと捉えることでフラットな関係性を築きやすくなりました。
仕事を発注する側と受ける側、立場・年齢の違いなど、相手と自分との立場を図ってしまうと、擦り合わせができない、言い出せないとよく言われますが、
長期的により良い関係性・成果を生み出し続けるには、それでも勇気を持って相手に働きかけることが必要です。
要望や願いが聞き入れられなくても、伝えた上でのダメであれば、諦めもつきますし、他にもっと良い選択肢が浮かぶかもしれません。
1つだけ言えることは、不満を我慢し続けた末路に良いことはありません。
確実に言い切れます。
いかに相手との関係性をフラットに調整するか、これが長期的により良い人間関係と成果を育むコツです。
不満は相手とのコミュニケーション不足を教えてくれる大切なサインです。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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