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あめつちの便り「土の音」🌼 【誇れる不揃いの「梅」たち】

あめつちの便り「土の音」🌼
【誇れる不揃いの「梅」たち】

天然梅の収穫(^^)/

梅干しが楽しみです‼️

「梅(ウメ)」は、バラ科サクラ属
学名:Prunus mume
英名:Japanese apricot

「梅」は、熟しても甘くならず強い酸
味が特徴。
薬用として渡来した「梅」の効能で古
くから知られるのは「食・血・水」の
三毒を断つ作用。

「食毒を断つ」:暴飲暴食から食中毒
まで、食生活からのトラブルを、梅の
殺菌・解毒作用等で断つ力。

「血毒を断つ」:血液の代謝が滞って
できる毒を、梅に含まれるクエン酸の
働きなどによって断つ力。

「水毒を断つ」:体内の水分の汚れを
、梅の抗菌作用などで断つ力。

戦国時代では梅干しや梅肉エキスとし
て保存携帯。傷の消毒や戦場での食中
毒、伝染病の予防にも活用されました

同じバラ科の果実には、モモ、アンズ
、イチゴ、サクランボ、ナシ、カリン
等があります。ビワは、バラ類ナシ亜
科。

中でも「梅」は、疲労回復などに有効
なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒
石酸、その他各種有機酸が豊富に含有

また、タンパク質やビタミン、カルシ
ウム、カリウム、リン、鉄などのミネ
ラルも豊富。

カルシウムはリンゴの4倍、鉄は6倍、
マグネシウムや亜鉛も梅の実の方が多
く含有します。

平成30年(2018)産【梅】の収穫量は全
国で約11万2400トン。
でも、マーケットには中国産や着色
料入が目立ち、かつては半分が輸入品
だったこともあります。

日本の伝統的有用食品として、「梅」
を「梅干し」や「梅肉エキス」等とし
て伝承したいものです。

但し、全てに言えますが、発酵食品と
異なる事も理解した上で、加工時にせ
っかくの「梅」の効用を台無しにする
のは御法度。

なので基本的には伝統的とは言えない
モノ、つまり極陰性な精白された「白
砂糖」や、さらに精製された「グラニ
ュー糖」「氷砂糖」の利用はオススメ
しません。

【塩梅(あんばい)】
本来は塩と梅酢のこと。昔は「梅酢」
が調味料として使われ、料理の味を調
えたり塩加減の意味となり、具合のよ
いことを「いい塩梅」と言われるよう
になりました。

【梅(ウメ)の花言葉】
「高潔」「潔白」「忠実」「忍耐」
「高潔な心」「澄んだ心」「気品(白梅)

6月~7月中旬の雨を指す「梅雨(つゆ)」
は、「梅の実が熟した頃に降る雨」の
説が一般的。

「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」か
ら「黴雨(ばいう)」と呼ばれたこともあ
るようです。

食中毒の多くなる時期に、天は「梅」
を与え、梅干し作りで「梅」を塩に浸
け梅酢が上がる頃に「シソ」の収穫と
続く天の計らいに感謝感激ですね(*^^*)

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あめつちの便り「土の音」
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